海外ドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 シーズン3』の概要:シーズン2では黒幕に近づいたものの、意見の不一致を理由に自ら逃走。組織の後ろ盾も失い、各方面から追われる身になってしまったマイケルだったが、彼の復帰に対する執念は強くなるばかり。サムやフィオナは彼の黒幕に対する捜査に身を滅ぼし続ける姿に反対する。復帰か仲間か、彼の目の前には大きな分かれ道が用意されていた。
海外ドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 シーズン3』の作品情報
話数:全16話
ジャンル:アクション
海外ドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 シーズン3』の登場人物(キャスト)
- マイケル・ウェスティン(ジェフェリー・ドノヴァン)
- 元CIA工作員。彼を解雇した組織の上層部の計画に反感を覚え逃走。人助けを行いながらも自身の解雇の真相を探る。
- フィオナ・グレナン(ガブリエル・アンウォー)
- マイケルの元交際相手。元IRA工作員。爆弾と運転に関するプロフェッショナル。
- サム・アックス(ブルース・キャンベル)
- 元特殊部隊Navy SEALsの海軍中佐。マイケルの右腕的存在であり親友。マイケルを心配する反面、全面的に協力を惜しまない。
- マデリン・ウェスティン(シャロン・グレス)
- マイケルの母親。素人でありながらも、マイケルの捜査に協力することもある。
- ナサニエル・ウェスティン / ネイト(セス・ピーターソン)
- マイケルの弟。
- パクソン刑事(ムーン・ブラッドグッド)
- マイケルの身辺を嗅ぎ回る刑事。
海外ドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 シーズン3』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 波乱の幕開け
組織の上層部のヘリコプターから飛び降り、自分の覚悟を新たに決めたマイケル(ジェフェリー・ドノヴァン)は5マイルもの距離を泳ぎビーチに辿り着いていた。しかし、組織の計らいで警察に追われることになる。逃走も一度は視野に入れたが投降する方が得策と判断し、投獄されることになる。サム(ブルース・キャンベル)との再会とともに、未だに解雇通知が取り消されていないことを知らされる。
釈放が決まり、刑務所を後にするマイケルにハーレン(ブライアン・ヴァン・ホルト)という男が歩み寄る。ハーレンはマイケルの旧友であり、CIA時代の仲間だったのだ。釈放されたマイケルに人助けの援護を頼むハーレンに、疑念を抱きながらも承諾する。
相手側に潜入し画策するマイケルであったが、なかなか目的である男に辿り着けない。フィオナ(ガブリエル・アンウォー)、サムとの連携の甲斐もあり男を拘束。男を生かした状態で拘束しておくはずであったが、計画が変わったとハーレンは男を射殺してしまう。彼の実際の目的は男ではなくマイケルだったのだ。マイケルは最初に感じた疑念が当たってしまったことに表情が悲しげに曇るが、彼を拘束しターゲットであった男の敵組織に身柄を預けるのだった。
一連の事件の概要を聞いたマデリン(シャロン・グレス)は彼らを心配し、今以上に三人が結束して協力しあうべきだと諭す。彼らもまた、マデリンに賛同し、お互いの絆を確認しあうのであった。
第2話 新たな敵
マイケルの元にパクソン(ムーン・ブラッドグッド)という刑事が訪ねてくる。爆破事件の容疑で彼を逮捕すると、フィオナが拘束していた指名手配犯も横取りされてしまう。いくつかの質問を受けたマイケルはすぐに解放されるが、指名手配犯の賞金を受け取れなかったフィオナに埋め合わせをすることになってしまう。依頼はパトリシア(レベッカ・ローマン)という女性に別居中の夫、ハワード(マット・ウィンストン)と暮らしている息子、ブランドン(アーロン・バーガー)を会わせるものだった。
ハワードの元に息子の無事を確認に訪れるマイケルだったが、彼は逃げ出してしまう。問題なく余裕の様子でハワードを捕まえるマイケルであったが、息子は誘拐されてしまったという。ダイヤモンドの取引関係の仕事を請け負っているハワードの持つ、取引の情報を狙った犯行だった。
マイケルはサムと協力し、誘拐犯に近づくことに成功。サムは不良警官、マイケルはサムが利用する容疑者として息子の居場所を探る。サムは内部に裏切り者がいるように仕向けると、アジトの住所を聞き出す。
ブランドンは無傷で保護され、内部の裏切りを勘違いした誘拐犯は仲間割れが原因で絶命。パトリシアとハワードも復縁し、依頼は達成。
その日はマイケルの誕生日。マデリンはマイケルに手料理を振舞えて大満足の様子で、フィオナやサムも彼に誕生日プレゼントを持参しお祝いする。彼らは普段の仕事は忘れて楽しいひと時を過ごすのだった。
第3話 見えない戦い
マイアミに帰省していたネイト(セス・ピーターソン)はマイケルのアパートを訪れる。パクソン刑事は相変わらずマイケルの身辺を調査し続けている様子である。ネイトは新しく立ち上げたビジネスの出資者とのミーティングのためにマイアミにやって来たという。しかし、ネイトの出資者というのは過去に因縁のあるブレネン(ジェイ・カーンズ)という男で、ネイトとのビジネスはマイケルに仕事を強要するためにとった人質だったのだ。
仕事をしなければネイトの命はないと脅されるマイケルには選択の余地はなく、次々とブレネンの手伝いを強いられるのだった。マイケルはブレネンの監視を掻い潜り、サムに連絡。サムはフィオナを連れてネイトの救出に向かうが、一足遅くネイトはマイケルの元へと連れ出された後であった。
グレナン、マイケルと合流したネイトは彼の正体を知らされ、さらに銃で撃たれてしまう。致死性のない発砲ではあったが、マイケルは彼を病院に連れて行くには最後の仕事を完了させなければならない状況に陥る。マイケルは不本意ながらもブレネンの娘を脅しの材料に使用し、無事ネイトの救出に成功する。
負傷したネイトはマデリンに路上強盗に襲われた際の怪我だと偽るが、マデリンにはお見通しだ。マイケルはネイトを巻き込んでしまったことに対して謝罪するが、ネイトは気にする様子もなく強い兄弟愛を見せるのだった。
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