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映画『バグズ・ライフ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『バグズ・ライフ』の概要:トイストーリーの後にピクサーが発表した長編アニメーション第二作。フルCGの意欲作であり、キャラクターや風景が非常に細かく描かれている。虫達の可愛らしい表情に夢中になること請け合い。

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映画『バグズ・ライフ』の作品情報

バグズ・ライフ

製作年:1998年
上映時間:94分
ジャンル:アドベンチャー、ファンタジー、アニメ
監督:ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン
キャスト:デイヴ・フォーリー、ケヴィン・スペイシー、ジュリア・ルイス=ドレイファス、デニス・リアリー etc

映画『バグズ・ライフ』の登場人物(キャスト)

フリック(デイブ・フォーリー)
アント・アイランドに暮らすアリ。働きアリだが働き者ではなく、日々不可思議な発明に没頭している。
ホッパー(ケヴィン・スペイシー)
アント・アイランドを襲うゴロツキバッタ達のリーダー。頭が良く冷酷な性格。
アッタ姫(ジュリア・ルイス)
アント・アイランドの王女。聡明で優秀だが、自分に自信が持てない。
ドット姫(ヘイデン・パネッティーア)
フリックに信頼を寄せてくれている幼き姫。住民から見捨てられたフリックを最後まで信頼する。
P.T.フリー(ジョン・ラッツェンバーガー)
金にがめついサーカス団の団長。フリックとサーカス団が共に旅をするキッカケとも言える出来事を作る人物。

映画『バグズ・ライフ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『バグズ・ライフ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『バグズ・ライフ』のあらすじ【起】

毎日コツコツと働き続けているアリ達が暮らす街、アント・アイランド。その地に住むアリ達は毎日を真面目に過ごしながらも、あるものに怯え続けていた。それは、夏から秋になると現れるゴロツキバッタ、ホッパー達である。

ホッパーは突如姿をあらわすと、アリ達がコツコツと貯めてきた食料を奪い去っていくのだ。ホッパー達はアリよりも強い力を持っているため、攻撃されることを恐れ次第にアリ達は毎日彼らに渡すための貢物を用意するようになっていく。

そんなアリ達の中でも浮いている、一匹のアリがいた。彼の名前はフリック、働きアリとして生まれながらも皆と同じように地道に働くことを拒み、日々得意の発明に勤しんでいるアリだった。フリックはもっと効率的に餌が取れるように、と発明を行うが、その発明は大失敗。ホッパー達に貢ぐ筈の食料が全て水で流されてしまったのだ。

餌を取りに来たホッパーは大激怒。彼らは村で暴れ、いくつかの巣穴が壊されてしまう事態に陥る。こんな事態を作り出したフリックを、仲間達は責め立てる。フリックは現状を変えるためにも、ホッパー達を倒してくれる存在を探す旅に出るのだった。

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映画『バグズ・ライフ』のあらすじ【承】

一方その頃、虫達のサーカス団が危機に陥っていた。彼らはいつものように公演を行なっていたが、ふとしたことから客に逃げられてしまったのだ。そのサーカス団の団長、P.T.フリーは冷酷な金の亡者で、今まで共にサーカスを運営してきた仲間をクビにしてしまうのだった。

そして、サーカス団を追われたメンバーは酒場で最後の盃を交わしていた。そんな時、用心棒探しの旅に出たフリックが酒場に入ってきたのだ。そして、フリックは酒場で曲芸を披露していたサーカス団の面々を見て、この人たちこそが真の用心棒に違いないと勘違いしてしまう。一方、サーカス団のメンバーも、自分に声をかけてきたフリックを芸能のスカウトの人間だと思い込む。

そして、お互いが勘違いをしたまま、一行はアント・アイランドへと向かうのだった。そして、アント・アイランドの住人達はフリックが本当に用心棒を連れてきた、とうとう自分たちは自由の身になれるのだと喜び、サーカス団を丁重にもてなすのだった。

映画『バグズ・ライフ』のあらすじ【転】

そして、アント・アイランドに到着したサーカス団の面々は、どうも自分達が勘違いをしていたらしいということに気がついた。団員達は自分たちは用心棒ではなく、ただのサーカス団であることをフリックに伝える。

その真実を告げられたフリックは顔を青ざめさせる。今やフリックは用心棒を街に連れてきた英雄として扱われ、更にサーカス団をアント・アイランドの女王、アッタ姫にも紹介してしまっていたからだ。後に引けなくなったフリックは、サーカス団のメンバーに用心棒のフリをさせてホッパー達と抵抗すべく策を練る。

しかし、その嘘もいずれバレる時がやってくる。なんと、サーカス団の団長だったP.T.フリーが、サーカスを再び復活させると言い出したのだ。そんなP.T.フリーの発言から、住民たちに彼らは用心棒ではなくただのサーカス団のメンバーであったことがバレ、メンバーと彼らを連れてきた張本人、フリックはアント・アイランドを追放されてしまうのだった。

映画『バグズ・ライフ』の結末・ラスト(ネタバレ)

肩を落としながらアント・アイランドを後にする一行。そんな一行を、村から追いかけてくる人物がいた。その人物とはドット姫。彼女はサーカス団のメンバーとフリックの発明品を心から信じていたのだった。そんな彼女の説得を受け、一行は急いで村へと引き返す。

そしてその頃、村は再びホッパー達によって攻撃を受けていた。絶体絶命、そう思われた時に現れたのが舞い戻ってきたフリック達だった。サーカス団は自分たちの特技を活用し、そしてフリックは自分の発明品を用いゴロツキバッタ達を追い返していく。しかし、唯一リーダー格のホッパーだけは逃げ出すことをしなかった。

そこでフリックは機転を利かせ、ホッパーをある場所へと誘き出すのだった。そしてその場所とは、大きな鳥の巣。巣に戻ってきた鳥によって、ホッパーは食べられてしまうのだった。こうして、アント・アイランドには平和が訪れた。今まで爪弾きにされていたフリックは住民達に認められ、そしてサーカス団のメンバーは新天地を求め旅立っていくのだった。

映画『バグズ・ライフ』の感想・評価・レビュー

昆虫世界の小さくて、壮大な物語が堪能できる作品。ホッパーというバッタによって支配されているアントアイランド。そのアントアイランドを追放されてしまったフリックと、勘違いから生まれたサーカス団とが出会い、再びアントアイランドに平和を取り戻すという内容。ストーリーは非常に単純で、虫社会でいうところの弱者が集まり、強者を倒すという展開をコミカルに描いている。最後に敵であるホッパーがあっさり食べられてしまうところなどはちょっと衝撃的だが、基本的には愛らしいキャラクターに没入できることだろう。(男性 30代)


トイストーリーやモンスターズインクなどと比べると、ピクサー作品にしてはあまり注目されていない今作だが、ピクサーの魅力は確かに感じられる作品である。ただ大人が見ても面白いと思えるかはわからない。少し子供向けのストーリーだなと感じた。
大きなストーリーの軸が一本あり、そこにキャラクターの魅力が加わっているのがピクサーの魅力なのだが、今作はキャラクターの魅力が少し足りないように思える。人間ではないのに人間らしいキャラクターが人気を呼んでいるが、今作にはいわゆる「人間的魅力」を持つキャラクターが少なかった。トイストーリーなどよりもヒットしなかった理由はそこにあるような気がする。(男性 20代)


「夢のようなミクロの世界」きっとこうやって生きているんだろうなあ…と子供の頃に考えた昆虫の世界。この作品はそんな夢のような昆虫のミクロの世界を可愛く、とてもリアルに描いています。
主人公フリックは好奇心旺盛なオスの働きアリ。正義感が強く、みんなの人気者。そんな彼が悪者から身を守るために仲間を集めに行くストーリーです。
とにかく可愛くて愛らしいキャラクターがたくさん出てきます。葉っぱと露で作る望遠鏡は本当に夢のよう。アリの行進で流れるBGMはこの『バグズ・ライフ』を象徴するもの。
子供の頃にこの作品を観ると、きっと生き物を大切にする気持ちが育つと思います。家族みんなで観てほしい作品です。(女性 30代)


虫の3Dキャラクター化というと、リアルとデフォルメのバランスが非常に難しいと言えるが、これは匙加減が丁度いい。子供たちに虫に興味を持ってもらうきっかけになる。それでいて大人が見ても考えさせるストーリーで、悔しいが流石ディズニーと言わざるを得ない。テーマは自由を得るためには、「時には戦わなければならない」だろうか。

虫たちの世界故のギミックもあり、特に降ってくる雨の大きさは「虫たちから見たらこうだよな」という小さな生物目線の描写も面白い。(男性 30代)


20年以上前の作品とは思えないほど映像が綺麗で、虫たちのサイズで見る世界がよく考えられているのも面白い。虫たちの世界ならではの設定が視聴者の納得する形で描写されていて、細かいところをもっと見たくなる虫が嫌いなのでちょっと心配だったが、キャラクターデザインが可愛らしく苦手意識なく最後まで見ることができた。主人公の挫折から始まるストーリーはテンポの良い展開で入り込めるし、最後は何度でも立ち上がる姿と仲間との絆にわかりやすく涙してしまった。(女性 20代)


背景の草木の描写がとても細かくて、昆虫からの視点で見るとこんな風になっているのかと感動した。ただ、虫が苦手なので、いっぱい集まっているシーンなどはゾワゾワした気持ち悪さを感じてしまった。それだけリアリティ満点ということなのだと思う。
アリの行列で、列が切れて取り乱しているシーンは思わず笑ってしまった。ふっと笑ってしまうシーンが多くて、おもしろい作品だった。絵本を見ているかのような、ほのぼのとした気持ちになる。(女性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    ジョン・ラセターとピクサーの前作『トイ・ストーリー』は大人が見ても楽しめるというか、大人こそガッツリ楽しむことができる映画でした。しかし、本作では大人をターゲットから外したかのようなストーリーなのが少し残念です。