映画『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」のネタバレあらすじ結末

ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島の概要:大人気アニメ、ワンピース劇場版の第6弾作品。海賊王を目指し、グランドライン(偉大なる海)を航海する麦わらの一味は、オマツリ島への海図と指針を手に入れる。ところが、グランドライン屈指のリゾートアイランドとの誘い文句に、意気揚々と島へやってきた一味を待ち受けていたのは、オマツリ男爵の思惑が詰まった地獄の試練だった。

ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島の作品情報

ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島

製作年:2005年
上映時間:90分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、アニメ
監督:細田守
キャスト:田中真弓、岡村明美、中井和哉、山口勝平 etc

ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島の登場人物(キャスト)

モンキー・D・ルフィ(田中真弓)
海賊王を目指す少年。麦わらの一味の船長。ゴムゴムの実という悪魔の実を食べた全身ゴム人間。地獄の試練に、仲間の反対をものともせず挑戦する。
ロロノア・ゾロ(中井和哉)
麦わらの一味の戦闘員。世界一の大剣豪を志している。地獄の試練に好戦的に挑む。
ナミ(岡村朋美)
麦わらの一味の航海士。世界地図を描く夢を持っている。オマツリ島のスパ&エステを楽しみにやってくる。
ウソップ(山口勝平)
麦わらの一味の狙撃手。海賊の父親に憧れ、勇敢なる海の戦士になるため、ルフィらと旅をする。地獄の試練の参加に乗り気ではない。
サンジ(平田広明)
麦わらの一味のコック。世界中の海の食材が集まると言われるオールブルーを目指している。世界の美女との琥珀色のひと時を目当てに、リゾートへやってくる。
トニー・トニー・チョッパー(大谷育江)
麦わらの一味の船医。ヒトヒトの実を食べた、トナカイと人間が混ざった生き物。麦わらの一味のマスコット的な存在。オマツリ男爵の正体に気付くも、男爵に捕えられてしまう。
ニコ・ロビン(山口由里子)
麦わらの一味の考古学者。ハナハナの実を食べ、全身から体の一部を花のように咲かすことができる。この島を支配する秘密の花の実体に辿り着くが、ロビンも男爵に捕らえられてしまう。
オマツリ男爵(大塚明夫)
レッドアローズ海賊団の元船長。嵐の夜に、船員を全員死なせてしまった後悔に苦しむ。リリーカーネーションの力で作られた仲間を枯らせないよう、数々の海賊たちを呼び寄せ、リリーカーネーションの餌にしている。
ムチゴロウ(草尾毅)
オマツリ男爵一の幹部。オマツリ男爵を心から尊敬している。第一の試練「金魚すくい」の相手。ペットは、巨大金魚のロザリオちゃん。
ケロジイ(青野武)
4人の賢者の一人でリーダー役。地獄の試練「輪投げ」では負けなし。五・七・五のリズムで話す。他の3人は、攻撃役「ケロショット」、修理担当「ケロデーグ」、最年少紅一点「ケロコ」がいる。
DJガッパ(池松壮亮)
頭に皿を乗せた河童によく似た少年。第三の試練「射的」で麦わらの一味をほとんど捕まえる。
ブリーフ(安原義人)
チョビヒゲ海賊団の元船長。仲間は、オマツリ男爵に全員殺されてしまう。オマツリ男爵を倒すため島のあちこちに穴を掘り、オマツリ男爵の行動を監視している。オマツリ男爵を倒そうとするルフィの力になる。
お茶の間海賊団パパ(国本武春)
家族経営のかなりしがない海賊団。妻を亡くし、子供3人と一緒に旅をしている。オマツリ島にはピクニック気分でやってきたが、地獄の試練で金魚が捕まえられず逃げ出し、島を彷徨っている。
デイジー(永井杏)
お茶の間海賊団パパの末娘。耳がよく、人には聞こえないような声も聞き取れる力がある。
リリーカーネーション(渡辺美佐)
オマツリ男爵の肩に乗っているパンジーのような黄色い花。生きた人間の命を食らい、死んだ人間を蘇らせることができる。蘇った人間は植物でできているので、枯れないように定期的に養分が必要。島の中央にある山頂に、巨大な黒いチューブ状の茎がある。

ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島のネタバレあらすじ

映画『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島のあらすじ【起】

グランドライン(偉大なる海)を航海中の麦わらの一味は、花の描かれた「オマツリ島」の地図と指針を手に入れる。リゾートアイランドだと記載された地図を頼りに、一行はバカンスをしに島を目指す。

到着した島には人影も花もなく、無人島のようだったが、ジャングルを抜けると巨大なリゾートホテルが姿を現す。頭に葉っぱが生えた人間たちと、肩から花を生やしているオマツリ男爵が、ルフィたちを出迎えた。

男爵は、この島に来た海賊たちは「地獄の試練」を受けることになっていると説明。渋るメンバーを尻目に、ルフィは試練を快諾。第一の試練「金魚すくい」を行うことになる。

金魚すくいの相手は、オマツリ男爵一の幹部、ムチゴロウ。普通の金魚すくいと思いきや、海からムチゴロウのペット、巨大金魚のロザリオちゃんが出現。普通サイズの網では捕らえられず、サンジ、ゾロ、ルフィがロザリオちゃんを蹴りと殴打でバケツへ入れようとする。そこへ、ムチゴロウがロザリオちゃんに合わせた巨大な網で捕獲し、バケツへ放る。

ロビンがハナハナの実の能力で、手を組み合わせた網を作りロザリオちゃんをムチゴロウのバケツからはじき出し、チョッパーが巨大な毛玉となり自チームのバケツへ入れ、麦わらの一味が勝利する。

ムチゴロウが負けたことに不服のオマツリ男爵は、次なる試練を言い渡す。初めから試練に乗り気でなかったナミが怒りを露わに帰ろうとするが、一味はジャングルの中で迷った挙句、オマツリ男爵の待つ第二の試練会場へ到着する。

ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島のあらすじ【承】

第二の試練「輪投げ」は、町中の水路を船に乗って進み、相手に浮き輪を掛けるゲーム。一味の相手は4人の老人。老人らはナミを挑発しやる気にさせ、ウソップとナミペア、サンジとゾロペアの二組が参戦。ルフィはロビン、チョッパーとホテルで待機することになった。

ナミとウソップは、経験豊富なケロジイとケロコペアに苦戦。船を燃やされ、ピンチが迫ったところで、ウソップが船に積まれていたお助けボックスで空へ飛んで逃げてしまう。置いていかれたナミはケロコに浮き輪をかけ奮闘するも、ケロジイに捕えられる。

サンジとゾロペアは、相手のケロデーグとケロショットを無視して喧嘩を始める。ナミに諫められ浮き輪をかけて老人2人を捕獲するが、最後に残ったケロジイにサンジとゾロとも捕らえられる。そこに、ウソップが空から現れ、ケロジイを捕獲。麦わらの一味の勝利となったが、ナミは怒りのままウソップに張り手をし、サンジもゾロに因縁をつけた。

ホテルに残っていたロビンは、地図に載っていた花が気になっており、もてなし役のムチゴロウを酒に酔わせ、「リリーカーネーション」の名を聞き出していた。

ルフィは、背後から石を投げてくる人影を発見し、その人物を追う。ブリーフと名乗ったチョビヒゲの男が、ルフィに仲間の勧誘をするも、ルフィは辞退する。ブリーフはルフィに、オマツリ男爵には気を付けるようにと忠告した。

チョッパーはホテルから外へ出て探検に出る。墓地を発見し、大量の墓石と添えられていた花に唖然とする。そこで、お茶の間海賊団のパパに攻撃されるが、バカンスへ来た事情を話すと、オマツリ男爵と仲間たちが載った手配書のある場所へ案内される。

手配書に載っているオマツリ男爵だけが異様に若いことに気付いたチョッパーは、このことを仲間に報告しようとする。ところがそこへオマツリ男爵が現れ、チョッパーへ向けて静かに弓を放った。

ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島のあらすじ【転】

夕方、麦わらの一味の勝利を祝う宴が開かれるが、ナミはウソップと目も合わせずムチゴロウと飲みだし、ロビンは花を探しに行くと言い残し姿を消す。夕食を作り終えたサンジは、ロビンを探しに行く。

ナミに無視をされ続けるウソップも苛立ち、宴から離れると、DJガッパと出くわす。DJガッパの語尾に付く「っぷ」に笑いを抑えることができず、DJガッパの怒りを買った。

夥しい数の朽ち果てた船が打ち捨てられた浜辺で、ロビンはオマツリ男爵の船を発見する。ここに目当ての花があると思っていたロビンだったが、背後に現れたオマツリ男爵が花の正体をロビンに指し示す。山頂にある黒く渦巻いた茎にロビンが慄いていると、オマツリ男爵の肩にある花が笑い、ロビンはオマツリ男爵の矢に倒れた。

おしゃべりをしていたナミとムチゴロウの会話は、段々と噛み合わなくなる。20年以上前に死んだはずの海賊王ゴールド・ロジャーに会ったと言い出すムチゴロウに、ナミは何があったのか問う。ところがムチゴロウは、突然身体中を震わせ、枯れた植物のように生気無くナミを見つめた。

ロビンの姿が見えず焦っていたサンジは、他の仲間が消えたことに気付いていないルフィとゾロを非難する。そこへ現れたオマツリ男爵が、第三の試練「射的」を4人に言い渡す。ところが、怒り心頭のサンジとゾロは聞く耳を持たず、消えた3人を探しに走り出し、ナミも1人で逃げ出した。

仲間を攫ったオマツリ男爵に怒りを込め、殴りかかるルフィ。だが、オマツリ男爵の放つ追尾型の矢に追われ、矢の爆発に巻き込まれると気を失った。

DJガッパは、逃げ回るサンジとナミを捕獲し、ゾロにも爆発型の皿を投げつける。ゾロは刀で反撃、DJガッパの体を斬りつけた。だが、無傷のDJガッパに驚き油断したところで、オマツリ男爵の放った矢に刺され倒れてしまう。

ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島のあらすじ【結】

山の麓で寝ていたチョッパーが目を覚ますと、体には刺さったはずの矢も傷もなく、傍でお茶の間海賊団パパとデイジーらが蹲って泣いていた。山頂にあるリリーの茎から触手が伸び、デイジーの足を掴む。チョッパーがデイジーを助け、代わりに茎の中に呑まれてしまう。

ルフィは、気付くとブリーフの地下基地にいた。そこで、ブリーフの仲間も全てオマツリ男爵に攫われ、リリーに食べられたことを知る。ルフィは、山の麓にいるオマツリ男爵と対峙し、仲間の居所を聞き出す。そして、山頂のリリーに捕まった仲間を助けようとするが、オマツリ男爵の矢に阻まれてしまう。ルフィの目の前で、ルフィは仲間を失った。

仲間がいなくなり意気消沈したルフィを、ブリーフは再び地下基地に匿う。そこで、デイジーがまだルフィの仲間は生きていて、茎からルフィを呼んでいると言い、ブリーフがルフィを励ます。元気を取り戻したルフィは山頂に向かって走っていく。

ルフィに力を貸すブリーフは、オマツリ男爵の怒りを買い、矢の爆発に倒れる。ルフィが咄嗟にブリーフを庇いオマツリ男爵を殴りつけると、勢いのままリリーの茎も殴りつけた。茎が弾けると、オマツリ男爵の肩にいた花が突然巨大化。茎にいたはずの仲間は、本体の花の方に捕らわれていた。

弾けた茎から無数の矢が放たれ、ルフィに突き刺さる。瀕死の状態のルフィを励ますデイジーは、パパのことも本当は強い人だって信じていると励ます。いつも逃げ腰だったパパは、意を決して走り出し、オマツリ男爵の弓を拾うとリリーに向かって矢を放った。

矢を受け花が飛び散ると、島にいた人々は植物に戻っていく。ルフィに刺さっていた矢も消え、ルフィは最後の力を振り絞り、渾身の一撃をオマツリ男爵へ食らわせる。

朝日が昇る頃、リリーから解放され何も覚えていない仲間が、倒れているルフィに近寄ってくる。ケガで動けないルフィだったが、満面の笑みを仲間たちに向けた。

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    ①ワンピースらしくない作品

    様々なレビューでも目にするし、少し調べればいくらでも感想として出てくるのがこの、「オマツリ男爵と秘密の島は、ワンピースらしさがない」といったものである。確かに、作画も少し変わっているし、何よりもこの映画自体に漂い続ける暗鬱とした雰囲気が、全くと言っていいほど『ワンピース』らしくないのだ。それは私もそう感じた。何を言っているのかよく聞き取れないようなささやき声がところどころで多用されているし、敢えて不気味な色使いがされていたり、あとは会話で奇妙なポイントが累積していく点などは、スッキリ爽快の『ワンピース』にはあまり似つかわしくない作風である。

    それが嫌だ、と思うのは少し早合点だと思う。個人的に『ワンピース』映画のなかでこの作品はかなり好きな部類に入る。『ワンピース』映画は、尾田栄一郎自身が手をかけたものもあれば、エピソードの焼き直しなど様々な展開をしている。私は、映画オリジナル作品という意味では、この作品が最も好きだ。確かに、『ワンピース』らしさが欲しくて観ると、なんだか違う、と思ってしまうかもしれないが、1つの作品として新しい世界を見たという点においては、非常に良くできた世界観を持っていると思うからである。

    ②仲間とは

    『ワンピース』の根底にずっと流れているテーマは「仲間とは」といったものだろう。大切にするだけではなく、どのように仲間になっていくのか、どのような存在なのか、またどのようにぶつかり、そして手を取り合って生きていくのか、様々な角度から仲間というものを切り取って描くのが『ワンピース』である。そういった意味において、この作品はしっかりと「仲間」を描いている。オマツリ男爵がなぜこうも執拗にルフィたちを襲うのかも、ルフィの力の源も、しかし人だからこそぶつかりあうのも「仲間」である。新しい『ワンピース』の一面を観ることができるのだ。

  2. 匿名 より:

    『ワンピース』らしさがないという評判は正しい。絵柄も、色使いも、音の使い方も、会話も、確かにこれまでの、そしてこのあとの『ワンピース』とは似ても似つかない。だからこそ面白くないはずと倦厭せずに、ファンなら逆にぜひともみて欲しいと思う。『ワンピース』が大切にしている仲間について、他の切り口にはない描き方ができている作品だといえるからだ。一部の人からは「トラウマ」となったと言われるくらいの強烈な作品だが、だからこそファンも多いのではないだろうか。私は映画オリジナル作品としては一番好きな作品である。