映画『大陸横断超特急』あらすじネタバレ結末と感想

大陸横断超特急の概要:アメリカの大陸横断特急を舞台に展開されるサスペンス作品。監督は「ある愛の詩」のアーサー・ヒラー、音楽はヘンリー・マンシーニが担当。

大陸横断超特急 あらすじネタバレ

大陸横断超特急
映画『大陸横断超特急』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

大陸横断超特急 あらすじ【起・承】

ジョージはロサンゼルス発シカゴ行きの豪華旅客列車シルバー・ストリークの1等車でシカゴまで移動することにした。
客室は少し狭いが、洗面台が付いていたりとなかなか快適そうだ。
もともとは、ツインの部屋を区切ってしつらえた部屋な為、なんとなく横のドアを開けてみると、美女が着替えをしている所に出くわす。
大慌てで、閉めるジョージ。

ラウンジルームへ行くと、ビタミン剤のセールスマンのボブと知り合う。
ボブに、この列車の長い旅でのロマンスを勧められたが、やんわりと断った。

そんなボブがラウンジのカウンターで先ほどの美女に声をかけていた。
しかし、こっぴどく振られていた。

食堂では、先ほどの美女と相席になった。
彼女は、なんだか思わせぶりにあれこれ聞いてくる。
彼女は、レンブラント研究の権威のシュライナー教授の秘書でヒリーと名乗った。
食事は大いに盛り上がった。

二人は、客室で飲み直す事にした。
彼女は二人の間の壁を係員に取ってもらうように頼みに、ジョージはシャンペンの用意できたら客室へ持って行く事になった。
途中、列車の通路が狭いために見知らぬ男性の部屋に入ってしまったりしたが、無事シャンペンを客室へ持っていくことができた。

シャンペンを飲みながら、二人はいい雰囲気に…。
さあベッドインという段階でジョージは、客室の窓から人が落ちるのを見た。

大慌てでヒリーに訴えるが、「きっと見間違えよ」と言われてしまう。
しかも、かなりの量のアルコールを飲んでいたので、なんだかジョージは気分が悪くなってきた。
ヒリーの看病でそのままジョージは横になった。

朝、ヒリーの上司シュライナー教授の本を手にしたジョージは驚いた。
昨日、窓から落ちた人の顔はその教授の顔だったのだ。
大慌てで教授の部屋を訪ねたが、その教授の姿は見えず、煙草を咥えたガラの悪い男が何やら家探ししているのが見えた。
「面倒なことに、首を突っ込むな」と、その男は言う。
ジョージが食い下がると、今度は体の大きな男が現れ、列車から放り投げられてしまった。

ジョージは、しょうがなく線路を歩いていく事に…。
なにもない荒野だったが、農園をひとつみつけ、そこで乳搾りをしている女性に声を掛けた。
彼女は町まで送ってくれると言う。しかも、飛行機で。驚く、ジョージ。
飛行機で町へ着くと列車より先回りが出来、列車に乗り込むことができた。

なんとか列車の中へ乗り込むと、ヒリーは見知らぬ男と食事をとっていた。
ボブに聞くとシカゴの大物で、デブローという人物だと教えてくれた。

客室へ戻ると、ヒリーはジョージが勘違いをしていると言って譲らない。
そこへ、先ほどの男性デブローがやってきた。

彼は、ジョージを放り投げたのは自分の部下であった事、
教授の客室にいたのは、教授の探し物をしていたとの話をする。
納得できないジョージは昨夜、教授の死体を見たと伝えたが、
そこへ、死んだと思っていた教授がやってきたのだ。
ジョージは、狐につままれた気分で自分の客室へ戻っていった。

ジョージは、なんとなく納得できずにラウンジで飲んでいた。
そこへ、ボブがやってきた。
ジョージはボブにいままでの経緯を話すと、いままでの事はきっと事実だとボブはジョージに熱く語る。
ジョージが疑うとボブは実は自分はFBIだと告白する。彼は、あのデブローを追っていたのだ。

昨夜の出来事の真相を確かめるべく、二人は列車の屋根に上がってみた。
屋根には、教授のコートの切れ端だと思われる小さな布がひっかかっていた。
列車の倉庫で、ボブからいままでの経緯を教えて貰っていた。
そして、教授がつかんだデブローの悪事を証明する「レンブラントの手紙」も手に入れた。

ボブが行動を起こそうとした時、列車がトンネルへと入った。
トンネルを抜けると、ボブは撃たれていた。
ジョージにレンブラントの手紙と護身用にと拳銃を手渡すとそこでボブは息絶えた。
タイミングが悪い事に、そこへ車掌がやってきてジョージが撃ったものと勘違いされてしまう。あわてて逃げるジョージ、そこへデブローの手下が追いかけてくる。

デブローの手下をかわす事はできたが、
またもや列車から落ちてしまうジョージだった。

大陸横断超特急 あらすじ【転・結】

なんとかヒッチハイクで町へとたどり着いたジョージ。
保安官事務所にたどり着き、いままでのいきさつを話してはみたが、
ジョージがおかしい人としか見てくれない。
しかも、ジョージはボブを殺した容疑で指名手配になっていたのだ。

ジョージはなりゆきでパトカーを盗むと、逃走を始めた。
ところが、そのパトカーにはコソ泥が一人乗っていた。彼の名前は「グローヴァー」。
彼に、道案内を頼むと、ジョージは列車を追いかけるべく車を飛ばした。
ヒリーを助けなくては!

列車ではヒリーがデブローに手紙のありかを尋ねられていた。
一方、ジョージ達は乗っていたパトカーが駄目になってしまった為、
新たな車を盗み、さらに列車を追いかけた。

夜通し走って、列車より先回りしてカンザスシティに到着したが、
駅には指名手配の写真があちこちに貼られ、警官があちこちにたっていた。
二人は警官をごまかすために変装をすることに。
ジョージは靴墨を顔に塗り、黒人になりきりごまかすことに。

なんとかごまかし、列車に乗り込む二人。
しかし、ジョージは顔を知られている為、へたに動く事はできない。
グローヴァーに様子を見てきてもらうことにしたが、
ジョージがちょっとしたドジで、頭を殴られ気絶してしまう。

目を覚ますと、ヒリーが心配そうに自分を見つめていた。無事だったのだ。
しかし、例の手紙はデブローの手に渡っていた。

ジョージは、デブローと対峙することに…。
デブローはいままでの計画と昨日の教授の偽物の正体、そしてこれからの計画を聞かされていた。

そこへ、グローヴァーがボーイに化けて応戦。
そこで銃撃戦になってしまい脱出の為に、またもや列車から飛び降り川へと飛び込む。

運の悪いことにヒリーは人質に、ジョージ達は警察へ捕まった。
列車ではデブローは証拠となる手紙は燃やしてしまった。
そして、シカゴまで行かず、途中で降りてヘリで脱出するつもりだ。
警察に捕まったジョージはいままでの経緯を話し、警察もデブローを捕まえるべく運行会社に連絡をつけ、列車を途中で止めてしまった。

デブローは列車を降りようとはせず、警察と撃ち合いになってしまう。
パニックになる乗客達。
デブローは逃走の為、無理やり列車を走らせる。
走り出した列車に無理やり乗り込むジョージとグローヴァー。
デブローの手下を撃ち殺すと、ヒリーをやっと救出することができた。

デブローは列車の運転手を撃つと、アクセルにモノを乗せ、その重さでアクセルを全開にし列車を走らせ、自分は、警察との打ち合いに応戦しようとした。
しかし、警察の銃撃に痛手を負ったデブローが体制を崩した時、対向列車がきてしまう。
デブローは対向列車に轢かれて、絶命してしまう。

しかし、運転手のいないまま列車は走り続けていた。
このままでは、列車はシカゴ、セントラルステーション駅へ突っ込んでしまう。
突っ込んでしまっては、ジョージもヒリーも大事故に巻き込まれてしまう。

シカゴ駅では、避難をしようにも責任者がいない。
ジョージたちは、運転席と客車の連結をどうにか外そうとやっきになる。

シカゴ駅では、緊急避難の放送がかけられていた。列車は駅へと迫っていた。
ジョージたちは苦労の末、連結を外した。
その数分後、列車は駅に突っ込みなんとか止まった。
客車は、惰性で動きつつシカゴ駅のホームへと無事到着した。

ジョージ達が駅構内に入ると、運転車両はシカゴ駅の真ん中に鎮座していた。
無事だった事にほっとする、ジョージ達。

野次馬が群がる中、グローヴァーは展示品だった車に乗り、愛想よく去って行った。ジョージとヒリーは公園に行こうと笑顔で語らいながらキスを交わした。

大陸横断超特急 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:1976年
  • 上映時間:114分
  • ジャンル:コメディ、サスペンス
  • 監督:アーサー・ヒラー
  • キャスト:ジーン・ワイルダー、ジル・クレイバーグ、リチャード・プライアー、パトリック・マクグーハン etc

大陸横断超特急 批評・レビュー

映画『大陸横断超特急』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

王道、巻き込まれ型

1977年の作品ということで、今見ますと古さは否めない所はありますが、
「サスペンス」というジャンルは引き込まれたら最後、見入ってしまうという不思議な魅力を供えたジャンルだと思うのです。
その不思議な魅力満載の作品です。

サスペンスにも細かく考えるとさまざまな種類があると思うのですが、
典型的な「巻き込まれ型」分類されるかと思います。

冷静に考えますと、出会ってすぐの美女からベッドインのお誘いなんて、ちょっと設定が安直でご都合主義?
みたいな感じもいたしますが…。

ぜひ、吹き替えで…

今回鑑賞したのは、DVD。

鑑賞させて頂いたDVDに収録されていた吹替えは、日テレで放映された時のバージョンのようです。今考えますと、豪華な声優陣ですよ。
主役のジョージの声には「広川太一郎さん(ロジャー・ムーアの吹替え等)」。
ヒロインのヒリーには、「小原乃梨子さん(未来少年コナンのコナン役等)」。
他にも、声を聴いただけで「あ、どこかで聞いた事がある」と思ってしまうような声が聞こえてきます。

ただこの吹替え、聞いていると所々違和感があるところが…。
声が「ピー」になったり、吹替えじゃなく突然字幕になったり…。
「ピー」はだいたい想像はつくと思うのですが、この突然の字幕の正体は、
以前TVで放映された時には「カットされた場面」でそこに吹替えが付いていない為、とのこと。

この頃の作品を現在DVDで鑑賞するとき、吹替えだと多々この突然字幕発生する事があるのですが、こういう事が理由だったようです。

当時のスター目白押し

この作品に出演している方たちを今はあまりご存じのない方の方が多いかもしれませんが、
当時では有名な方たちが目白押しです。

当時コメディアンとして有名だった「ジーン・ワイルダー」。後に「結婚しない女」等でアカデミー賞にノミネートされる「ジル・クレイバーグ」。
アフリカ系コメディアンとして有名だった「リチャード・プライヤー」。

後に、007に出演し有名となる「リチャード・キール」等、当時の有名俳優が多数出演しているのも、見ものです。

大陸横断超特急 感想まとめ

映画が好きで、よく見てるのですが年に何度か、何も見たくないな~と、いう時があります。
見なくなると、食指も動かなくなってしまうというもの…。
そんな時は、こういったサスペンス作品を見ることにしています。
展開もラストも想像がつくのに、ハラハラしてしまい。ついついずっと見てしまいます。
見終わった後、じゃあ次も。という気持ちになるんです。

この作品も私にとって、いつでもそんな気持ちさせてくれる作品です。

なんで急に美女が声かけてきて、と思わなくもないですけど、
最近の作品だともっと凝った感じにするのでしょうけど…。
このちょっと前感がたまらず、何度もみてしまいます。

そして、なんといってもジル・クレイバークの清楚なかわいさというか艶っぽさが大好きです。
でも、全体的にサスペンスらしくせずに、少しクスッと笑わせてくれる所も、この作品を何度も観てしまう原因だったりもします。

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