映画『地球が静止する日』あらすじネタバレ結末と感想

地球が静止する日の概要:1951年の同名映画のリメイク版。主演はキアヌ・リーブス。他、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミスなど。

地球が静止する日 あらすじネタバレ

地球が静止する日
映画『地球が静止する日』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

地球が静止する日 あらすじ【起・承】

主人公、ヘレンは大学の宇宙生物学の教授をしている。ある夜突如、非常招集がかかり、血のつながらない息子ジェイコブを知人に預けて出かけた。集められた先には、他にもたくさんの学者たちがおり、そこでヘレンたちは「スペースガード計画」危機対策チーム、という人々から次のように説明された。謎の物体が間もなく地球に飛来、一時間少しでマンハッタンに衝突するといったものだった。対策を練る間もなく、セントラルパークに白い発光物体がやってきて、二足歩行のロボットのような巨大な物体と、人間程度の大きさのものが突如現れる。軍はその人間の大きさのほうに対し発砲、その直後巨大なロボットからは攻撃波が放たれた。慌てて撃たれた方に救命措置を行うと、中から人間にしか見えない男・クラトゥが現れた。彼は瞬く間に回復し、またすぐに言葉を話すようになった。そして国連総会で話をしたいというが、国防長官はそれを拒む。いくら見た目が人間だからといってクラトゥは、得体の知れない宇宙人に違いなかった。

地球が静止する日 あらすじ【転・結】

クラトゥは、ヘレンに協力を仰いで地球に長い間隠れていた別の宇宙人に会いに行った。中国人の姿をしている宇宙人、ウー。人間は地球を大切にせず、このままでは滅ぼしてしまうから、それを阻止するために人類を滅亡させる目的で、地球にやってきたと語るクラトゥに、ウーは人間のよさを語る。

まだ釈然としないクラトゥ。そして、地球の各地に地球を滅亡させるための黒い球体が現れる。また、始めに飛来した巨大なロボットは、大量の小さな虫へと姿を変えて、鉄から人間まで、何もかもを分解し始める。そんな中で、ヘレンの息子、ジェイコブの体内にも虫が入り込んでしまう。血はつながっていないものの、息子の命の危機に取り乱すヘレンの姿を見たクラトゥは、ウーの言っていた愛すべき部分もあるということを思い出す。

最終的にクラトゥは、人類を滅亡させるという選択をやめ、虫たちを止めジェイコブや多くの人を救ったのち、やってきたと同じように球体と共に地球から去って行ったのだった。

地球が静止する日 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2008年
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:SF
  • 監督:スコット・デリクソン
  • キャスト:キアヌ・リーヴス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミス、キャシー・ベイツ etc

地球が静止する日 批評・レビュー

映画『地球が静止する日』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

あっけない

こんな簡単な言葉で終わらせてもよいのかという批判がきそうだけれど、感想はただ、あっけなかった、というものである。未知からの使者がきて、人類をジャッジするといった設定は正直映画でも漫画でも小説でも割と使い古されたネタだと思っている(そもそも1952年の映画が元だし)。だからといって別段そのネタがよくないとか面白くないとは思わないのだが、この作品に関しては「はたしてクラトゥはどこをどうジャッジしたんだろう」と思わざるを得ないことに尽きると思う。正直、こういうむかつく奴はいるよな、という典型的なパターン(国防長官もだし、一番空気読めていないのは息子ジェイコブだし)は描かれているのだが、クラトゥが「人類に地球を預けてもよし」と思うことができた部分が「ジェイコブを助けようとするヘレン」だけでは弱すぎやしないかと感じるのだ。だったらむしろ「宇宙人だけどヘレンに恋をしました」のほうがよっぽどすんなりと理解できる。そんな人類全部をジャッジしようとしに来た使者が、一組の親子を見ただけでそんなに簡単に判断を変えていいのかという一言が、この映画の総評に尽きる。

キアヌ・リーブスは美しい

キアヌ・リーブスが出演する映画はよく観ているし、最近は『ジョン・ウィック』のように肉体派というかハードな役柄も目にするが、当時はどうしても『マトリックス』シリーズのイメージが強く、どちらかというと儚さのほうが勝る不思議な雰囲気のヒーローといった役が似合うと思っていた。このクラトゥもまさしくその通りで、宇宙人ですと言われても違和感がないというとおかしな表現かもしれないが、キアヌ・リーブスはそのくらい説得力のあるビジュアルをしていると思う。

地球が静止する日 感想まとめ

ストーリー的には非常にあっさりとしているという印象。テーマは「人類の存亡」という重苦しいものではあるし、戦闘シーンや黒いロボットが虫になって様々なもの(もちろん人間も)分解するシーンはなかなかにえげつないが、それでもストーリーに深みがあったとは言いにくい。なぜクラトゥが「人間を助けてもいい」と思えたのかが非常に曖昧で、観客がはっきりわかるほどの強いエピソードがない。母が子供のために必死になる、というのはある意味当たり前のことなのでは、とさえ思ってしまった。ただ、キアヌ・リーブスの独特の美しさは思う存分鑑賞できるので、ファンからすれば良作だろう。

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