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映画『スプリンターズ 7人の自分』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『スプリンターズ 7人の自分』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『スプリンターズ 7人の自分』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0067063

製作年 2018年
上映時間 75分
ジャンル SF
監督 ガブリエル・ジュデ=ワインシェル
キャスト エドアルド・バレリーニ
グレッグ・ベニック
オースティン・ペンドルトン
リン・コーエン
製作国 アメリカ

映画『スプリンターズ 7人の自分』の登場人物(キャスト)

ダリウス・ルフォー(エドアルド・バレリーニ)
安いアパートに住んでいる刑事。自分の過去が分からず不安で、精神安定剤を飲んでいる。時々周囲の物が消えたり、看板がすり替わったりするのを目撃する。
ジョン・ルカ(グレッグ・ベニック)
ジャグラーの名人で風変わりな男。髪型はスキンヘッド。既製の電化製品を信用できず、何でも自分で作るプレッパー。自作の機械に向かって、起こった事や自分の考えなどを冗談交じりに話し、記録している。哲学的なことも稀に語る。自作の飛行機で移動。
アリース・スピーゲルマン(大人:エマニュエル・シュリーキー / 若い頃:ジュリアナ・カルロ)
図書館の司書から紹介された女性精神科医。ロングヘアで、落ち着いた雰囲気の女性。ダリウスが心惹かれる相手。
フィオドール博士(オースティン・ペンドルトン)
ジョン・ルカと親しい博士。タイムマシンの開発者。
老婆(リン・コーエン)
ダリウスと同じアパートに住む老婆。いつもテレビを見ている。1人暮らしで、ダリウスを必要とする人物。手帳の中に思い出の写真を入れているが、ダリウスには見せない。
ティムズ巡査部長(アル・サピエンザ)
ダリウスの上司。温厚な性格で、ダリウスを心配している。

映画『スプリンターズ 7人の自分』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『スプリンターズ 7人の自分』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スプリンターズ 7人の自分』のあらすじ【起】

刑事のダリウスは、自分が誰だか分からなくなり、一時休職していた。幼少期のことはもちろん、10年以上前の出来事が思い出せない。時々よく分からない記憶が、フラッシュバックされた。例えば、恋人とドライブ中に道路を横切る全裸の男や、サーカスの風景などだ。

周囲でも妙な事が起こり始めた。ハットトリックなど、習得した覚えのない手品ができるのも謎だ。ダリウスは孤独だが、日々近所に住む老婆の面倒を見にいく。

部屋の電話が鳴り、取るとそれはティムズ巡査部長からだった。ティムズは「生きているのか!」と驚き、殺人事件が起きたから来いと言う。事件の死体を見に行くと、殺された人物はダリウスにそっくりだった。ダリウスはこの事件を機に、職場に復帰する。

ダリウスのことを知っている男がいた。ジャグラーの名人で風変わりな男ジョン・ルカだ。ルカは、自分の発言をビデオに残している。彼は自作のカメラに向かって「フィオドールから殺しを頼まれたから、10年間隠れ家にいる」と半ばキレ気味に語った。

事件で殺された男は健忘症で、経歴が分からない。奇妙だが、彼は路上で生まれたようだ。

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映画『スプリンターズ 7人の自分』のあらすじ【承】

ダリウスは、何度も自分とそっくりな男とすれ違った。男の落とした写真には、フラッシュバックされた景色と同じ道路が写っている。ダリウスは、自宅の壁に手がかりとなる写真やメモを貼っていった。

ルカは、殺人事件のニュースを見て驚いた。死んだはずの友人ダニエルに似た人物が、テレビに映っていたからだ。そして彼を助けなければと思う。

ダリウス似の男が、また殺された。

腕の渦巻のようなタトゥが気になったダリウスは、公共図書館へ行き司書に見せた。すると彼はこの図案がオンファロスの象徴だと言い、へそを意味するものだと説明する。そしてダリウスに、女性精神科医アリースの名刺を渡した。

ダリウスは、マイクロ資料でオンファロスについて調べる。そして自分が道端で裸のまま、大人の姿で生まれたと知り、ぞっとした。

ある日老婆が、うっかりダリウスをダニエルと呼んだ。

ダリウスはいっそ「気が触れている」と言われた方がマシだと思い、精神科医アリースを訪ねる。そこでアリースに特別な感情を抱いた。しかしアリースも彼を「ダニエル」と呼び、慌てて名字で呼び直した。

映画『スプリンターズ 7人の自分』のあらすじ【転】

ダリウスがアリースの部屋を出ると、白スーツを着た自分そっくりの男から殺されそうになる。

ダリウスは老婆と話していて、アリースが「夢に出てきた恋人」だと気づいた。そこで彼女の自宅を訪ねると、2人が6年間付き合っていたのだと分かる。そして懐かしい時間を過ごした。

ルカがダリウスを見つけ、図書館へ連れていった。すると先日会った司書がいて、彼が実はフィオドール博士だと分かる。博士は「君たちはタイムトラベラーだ」と暴露した。

10年以上前、博士はタイムマシンを開発した。そしてサーカスを営む彼の兄が、ルカとダニエルを買う。ルカたちは、ある兵器ディーラーの暗殺を目的としたオンファロス計画に参加し、過去に戻った。

しかしダニエルは心にヒビが入っていたため、時間移動をした際7人の人物に分裂した。ダリウスはオリジナルではなく、分裂時に生まれた内の1人だったのだ。

別の1人は、殺人鬼となる。名前はシールX、白いスーツの男だ。シールXは過去に戻り、アリースとドライブ中のダニエルを殺した。シールXが過去の自分を殺したことで矛盾が生じ、世界が壊れ始めたのだ。

映画『スプリンターズ 7人の自分』の結末・ラスト(ネタバレ)

再びアリースに会ったダリウスは、彼女に別の恋人がいたと知り、ショックを受ける。また最初に死んだのは、ダニエルではなくアリースの方だったと分かった。アリースは運転中、路上に出てきたルカを避けようとして亡くなった。悲しんだ恋人のダニエルはサーカス団に入り、過去を変えるためオンファロス計画に参加したのだ。

そして今、ダリウスとルカはタイムマシンが完成する前に戻り、全てをリセットしようと考える。

出発前ダリウスが老婆の所に行くと、老婆はさよならと言った。そしてダリウスに隠していた写真を眺める。写真には、ダニエルとアリースが写っていた。

ルカの案内で、ダリウスはタイムトンネルに入る。しかしトンネル内に突然シールXが現れて、ルカを刺し殺した。そこでダリウスはシールXを殺す。トンネルから出ると、裸のままの姿で道路にいた。

ダリウスは11年前の世界で、服を着てホテルへ行き博士を毒殺した。そしてオンファロス計画の書かれた手帳を燃やし、自分も毒を飲む。

過去が変わり、ダニエルはドライブ中死なずに済んだ。

ダリウスは死んだか?答えはノー、或いはイエスである。

映画『スプリンターズ 7人の自分』の感想・評価・レビュー

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映画『スプリンターズ 7人の自分』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『スプリンターズ 7人の自分』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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