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映画『マラヴィータ』あらすじネタバレ結末と感想

この記事では、映画『マラヴィータ』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『マラヴィータ』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『マラヴィータ』の結末までのストーリー
  • 『マラヴィータ』を見た感想・レビュー
  • 『マラヴィータ』を見た人におすすめの映画5選

映画『マラヴィータ』 作品情報

マラヴィータ

  • 製作年:2013年
  • 上映時間:111分
  • ジャンル:コメディ、フィルムノワール
  • 監督:リュック・ベッソン
  • キャスト:ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズ、ダイアナ・アグロン etc

映画『マラヴィータ』 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

[miho21]

映画『マラヴィータ』 あらすじネタバレ(起承転結)

映画『マラヴィータ』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『マラヴィータ』 あらすじ【起・承】

ニューヨークのブルックリンでマフィアのボスだったジョヴァンニ・マンゾーニ(ロバート・デ・ニーロ)は一家でフランスのノルマンディーの小さな町に引っ越してくる。ジョヴァンニはFBIに仲間を売ったことで、ドン・ルケーゼに追われており、FBIの保護を受け、家族と飼い犬のマラヴィータと共に6年も世界各地を転々としていた。

妻のマギー(ミシェル・ファイファー)、高校生の娘・ベル、息子のウォレンもこの環境には慣れっこで、それぞれにたくましい。マギーは買い物中に腹の立つことがあるとその店を爆破してしまうし、ベルもウォレンも学校に嫌な奴がいると容赦なくぶちのめす。彼らの保護を任されているFBI捜査官のスタンスフィールド(以下スタン)(トミー・リー・ジョーンズ)は、各地で問題を起こす一家の破天荒ぶりに悩まされていた。

アッテアカ刑務所にいるドン・ルケーゼはジョヴァンニの首に2000万ドルを懸けており、凄腕の殺し屋(マフィア)が血眼でジョヴァンニの行方を追っていた。それでもなかなかジョヴァンニたちは捕まらず、ドン・ルケーゼは怒りを募らせる。

スタンの心配をよそに、ジョヴァンニは自分を作家だと名乗り自叙伝を書き始めたり、水道の配管工を半殺しにしたりする。ベルは高校へ臨時講師としてやってきた大学生のアンリに恋をし、彼に近づきたくて数学の個人授業を受け始める。

ウォレンは宿題で英語の言葉遊びを提出しろと言われる。そこで子供の頃に聞いたドン・ルケーゼの“そこそこ面白ければ「ゴドノフ」を見よう”というジョークを何気なく提出する。これが学校新聞に掲載され、その新聞が流れ流れてアメリカの刑務所内にいるドン・ルケーゼの目に触れる。そこから一家の居場所が彼らにバレてしまう。

ジョヴァンニは自宅の水道水が濁っている理由が地元の化学薬品メーカーのせいだと知り、その会社の社長を半殺しにして解決方法を聞き出す。そしてベルはついにアンリと結ばれる。

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映画のネタバレあらすじの専門サイトです(ネタバレサイト・ネタバレブログ)。映画のストーリーをネタバレありの起承転結で解説...

映画『マラヴィータ』 結末・ラスト(ネタバレ)

ある日、ジョヴァンニのことをアメリカ人の作家だと信じている地元の人から、アメリカ映画の上映会で話をして欲しいと申し出がある。スタンは断るように言うが、ジョヴァンニはどうしても行くと言い張り、仕方なくスタンが上映会に同行することになる。

上映会の日。ジョヴァンニは化学薬品メーカーの巨大タンクに午前零時にセットした時限爆弾を仕掛け、スタンと上映会へ向かう。ウォレンは学校で起こした数々の悪事が明るみとなり、家出をすることにする。ベルはアンリに振られてしまい、自殺を考え、家を出る。

上映会ではマフィア映画の“グッドフェローズ”が上映され、ジョヴァンニはすっかり興奮し、討論会で生々しいマフィアの実像をしゃべりまくってしまう。スタンはジョヴァンニの素性がバレてしまうことを心配し、すぐにこの町を出ると部下に指示する。

ウォレンは駅でマフィアの一群が電車から降りてきたのを目撃する。さらにベルも建物の屋上から、彼らが町へ来たのを目撃し、2人は“血の粛清”が始まることを悟る。

午前零時、ジョヴァンニの仕掛けた時限爆弾が爆発し町に爆発音が響く。スタンはジョヴァンニを家に送り届け、町の警察署へ向かう。署内の警察官はマフィアによって皆殺しにされており、スタンは全てを察してすぐに部下へ連絡する。

マギーは自宅前にあるFBIの隠れ家にいた。この事態を知らせようと自宅へ電話をするがジョヴァンニは出ない。そしてついに自宅はバズーカ砲によって吹っ飛ばされる。

崩壊した自宅を見て、ベルとウォレスはマフィアの武器を奪い、彼らと戦う。さらに犬のマラヴィータも怪我を負いながら勇敢に戦う。隠れ家にいたスタンの部下はマフィアに撃ち殺され、マギーはピンチを迎えていた。しかしそこへジョヴァンニが現れ、マフィアと格闘になる。最後はマギーがマフィアを刺し殺し、2人は生き延びる。ベルとウォレスも善戦し、マフィアをほぼ全滅させたが、最後に残った凄腕の殺し屋に追いかけられる。その殺し屋をスタンが車で轢き殺し、一家は“血の粛清”の危機を脱する。

ボロボロになりながらも一家は再び次の逃走場所へと向かう。そんな状況でもジョヴァンニは、爆発のおかげで水道水が透明になったことや上映会で喝采を浴びた1日に満足する。

映画『マラヴィータ』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『マラヴィータ』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

常識で考えてはいけない

仲間を売って命を狙われる元マフィアのジョヴァンニとその家族の破天荒ぶりが面白い本作。ジョヴァンニだけでなく、妻のマギーも娘のベルも息子のウォレスもとにかく強い。

この家族の常識は一般の感覚と完全にずれているので、どこに引っ越しても次々と問題を起こし、各地を転々とする羽目になる。マフィアが血眼で彼らを探しているので、できるだけ静かに息を潜めて暮らすべきなのに、どうしてもそれができないのだ。

一家を保護するFBIも大変だが、不運にも彼らの引っ越し先に選ばれた町の人々も災難だ。何が何だかわからないうちに店を爆破されたり、半殺しの目に遭わされたり、ついには抗争に巻き込まれてマフィアに撃ち殺されたり…。常識で考えるとひどすぎる話なので、ここはファンタジー・コメディだと思って楽しむ気持ちが肝心だろう。同じルールの中で生きるマフィア同士が殺し合うのはいいが、罪もない一般市民が容赦なく殺されるのは見ていて気持ちのいいものではない。そう思ってしまうと全く笑えなくなるので、とにかく深く考えてはいけない。

もっとデ・ニーロが見たい!

本作の監督はあの名作「レオン」を製作したフランス人のリュック・ベッソン。そして製作総指揮を担当しているのがアメリアの超大物監督であるマーティン・スコセッシ。スコセッシ監督といえば伝説のマフィア映画「グッドフェローズ」を思い出す人は多いはず。
その「グッドフェローズ」を町の上映会でジョヴァンニが鑑賞するという展開は傑作だ。

ロバート・デ・ニーロは「グッドフェローズ」で冷酷な殺し屋のジミーを演じており、それを今はジョヴァンニを演じているデ・ニーロが感慨深げに見ている。それだけでもファンとしては嬉しいのだが、この時のデ・ニーロの表情がなんともいい。

さらにその後の討論会でこの映画について語るのだが、この時“最初の方の場面で黄色いシャツを着てイスに座っている男”の話をし始める。(念のためDVDで確認すると、ちょっとデ・ニーロに似た黄色いシャツの男が確かにいる)“彼は実在のギャングだ”と前置きして始まる話がとても興味深くて、もっと聞きたくなる。それは映画全体にも感じた。

物語が家族4人のエピソードで進行するので、思ったよりもデ・ニーロの出番が少ない。さらにクライマックスでも銃をぶっ放すのはベル役のディアナ・アグロンとウォレン役のジョン・デレオの役目。これが寂しい。映像もかっこよく、マフィア陣を演じる脇役もすごくいい味を出していたのに、かわいい2人が銃を持つとどうしてもおもちゃ臭くて迫力に欠ける。“もっとデ・ニーロを!”と思わずにはいられない。うーん、消化不良。


元マフィア一家が証人保護プログラムでフランスの田舎町に引っ越すという設定がまず面白く、平和に暮らそうとしても結局暴力に戻ってしまう皮肉がブラックユーモアとして効いていました。特に父フレッドが些細なトラブルから一気にマフィア流の報復に出る場面は笑いと恐怖が同時に来ます。家族全員がそれぞれ問題児なのに、最後は団結して敵を迎え撃つ展開が爽快でした。コメディと犯罪映画のバランスが絶妙な作品です。(20代 男性)


マフィア映画なのに家族ドラマとしても楽しめる点が印象的でした。普通の家庭になろうと努力する母親や子どもたちの姿が微笑ましい一方で、暴力が日常に染みついている現実が次第に露わになります。特に娘が学校で問題を起こしながらも、自分なりの正義を貫く姿が強烈でした。終盤、敵対組織が町に押し寄せ、家族全員で迎え撃つ場面は異常なのにどこか温かさも感じます。ブラックコメディとして非常に完成度が高いと思いました。(30代 女性)


フランスの美しい田舎町とマフィアの暴力性の対比がとても印象的でした。静かな日常の中で、少しずつ過去の影が忍び寄る構成はサスペンスとしても機能しています。フレッドが自分の過去を語るシーンは、犯罪者でありながらどこか人間臭く、単純な悪役に見えなくなるのが面白かったです。最後の銃撃戦は過激ですが、ここまで積み重ねたコメディ要素があるからこそ、不思議と爽快感が残りました。(40代 男性)


この映画は「普通の生活」と「暴力的な本性」の間で揺れる家族を描いた作品だと感じました。子どもたちが学校でトラブルを起こしながらも成長していく様子は、一般的な青春映画にも見えます。しかしその根底にマフィアとしての価値観があるため、解決方法が常に過激なのがユニークです。終盤、家族が一致団結して敵を倒す展開は異常ですが、家族愛としては非常に分かりやすく、笑いと緊張が同時に味わえました。(20代 女性)


暴力とユーモアをここまで軽やかに融合させた作品は珍しいと思いました。フレッドの回想やマフィアとしての誇りが語られる場面は重いはずなのに、全体のトーンはどこかコミカルです。特に母親が料理と同じ感覚で敵を始末してしまう描写にはブラックな笑いを感じました。ラストで証人保護生活が崩壊し、再び逃亡する運命になる結末も、彼らが決して普通にはなれないことを象徴していて印象的でした。(50代 男性)


テンポが良く、最後まで飽きずに観られる娯楽映画でした。マフィア一家がフランス文化に戸惑いながらも順応していく姿は文化ギャップコメディとしても楽しめます。一方で、過去の因縁が追いついてくることで、結局暴力から逃れられない現実が描かれます。特に子どもたちが自然に戦闘に参加する展開には驚きつつも、この家族ならではの結束力を感じました。軽快ながらも皮肉の効いた作品です。(30代 男性)


コメディだと思って観始めましたが、意外と残酷なシーンも多く、マフィアの世界の恐ろしさを忘れさせません。平凡な生活を望む父親の気持ちと、暴力に頼らざるを得ない現実の矛盾が物語の軸になっています。娘や息子がそれぞれ自分なりの方法で問題を解決していく姿は、歪んだ成長物語のようにも見えました。家族という単位で犯罪を描く視点が新鮮で、強く印象に残る映画でした。(40代 女性)


フレッドという人物が単なる悪党ではなく、父親としての一面を持っている点がこの作品を面白くしています。証人保護の生活に不満を抱きつつも、家族を守るために戦う姿はどこか英雄的です。終盤の大乱戦は過剰とも思えますが、これまで積み上げてきたキャラクター性があるため納得できました。犯罪映画でありながら、最終的には家族の結束を描いた物語として心に残ります。(60代 男性)


暴力描写が多いのに、どこか軽やかでポップに感じられる不思議な映画でした。母親や子どもたちが躊躇なく敵を排除していく様子は現実離れしていますが、コメディとして割り切ると非常に楽しいです。フランスの町が次第に戦場になっていく過程もブラックユーモアに満ちています。最終的に再び逃亡する結末は後味が悪いようでいて、彼ららしい生き方を肯定しているようにも思えました。(50代 女性)


この作品はマフィア映画へのオマージュとパロディを同時に行っているように感じました。フレッドの過去の語りは本格的なのに、現在の生活はどこか滑稽で、そのギャップが魅力です。特に学校や近所付き合いといった日常の問題が、銃や爆弾で解決される展開は強烈な風刺になっています。ラストの銃撃戦は爽快で、結局この家族はこうして生きるしかないのだと納得させられる終わり方でした。(30代 女性)

映画『マラヴィータ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『マラヴィータ』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

アナライズ・ミー

この映画を一言で表すと?

マフィアのボスが心の悩みを抱える、笑えて切ない犯罪コメディ。

どんな話?

ニューヨークのマフィアのボスが、突然パニック障害に悩まされ、精神科医のもとへ通うことになる。極道の世界とカウンセリングという正反対の要素が交錯し、次第に奇妙な友情関係が生まれていく。暴力とユーモアが同時進行する中で、人間味あふれるマフィア像が描かれる。

ここがおすすめ!

犯罪者でありながら弱さを抱える主人公の姿が、『マラヴィータ』の父親像と重なります。シリアスなマフィア世界をコメディとして再構築した構成が秀逸で、笑いと人間ドラマのバランスが抜群の一本です。

隣のヒットマン

この映画を一言で表すと?

引退した殺し屋と一般人が巻き起こす、ブラックユーモア満載の犯罪喜劇。

どんな話?

平凡な歯科医が、実は隣人が伝説の殺し屋であることを知り、裏社会のトラブルに巻き込まれていく。結婚問題や金銭トラブルと殺し屋稼業が交錯し、日常と犯罪が奇妙に混ざり合う物語が展開される。

ここがおすすめ!

普通の生活に犯罪者が入り込むという構図は『マラヴィータ』と共通。シリアスな設定を軽快なテンポで笑いに変える手腕が光り、気楽に楽しめるクライムコメディとしておすすめです。

ヒットマンズ・レクイエム

この映画を一言で表すと?

殺し屋二人の逃避行を描く、笑いと哀愁が同居する異色ドラマ。

どんな話?

仕事に失敗した殺し屋コンビが、身を隠すためベルギーの古都ブルージュへ逃げ込む。観光地での奇妙な日常と、追ってくる組織の影が交錯し、二人は自分たちの過去と向き合うことになる。

ここがおすすめ!

ブラックユーモアと暴力、そして人間ドラマを融合させた作風が『マラヴィータ』と非常に近い一作。笑えるのにどこか切ない余韻が残り、大人向けの犯罪コメディとして高い完成度を誇ります。

ポイント・ブランク

この映画を一言で表すと?

同窓会に帰ってきた殺し屋が巻き起こす、皮肉たっぷりのアクションコメディ。

どんな話?

プロの殺し屋として生きる男が、高校の同窓会に出席するため故郷へ戻る。かつての恋人や友人と再会する中で、自分の人生と向き合うことになり、裏社会の仕事と青春の記憶が交錯していく。

ここがおすすめ!

犯罪者でありながら日常生活に溶け込もうとする姿が『マラヴィータ』と共通。アクションと恋愛、コメディをバランス良く融合させた構成が心地よく、後味も爽やかな作品です。

ナイスガイズ!

この映画を一言で表すと?

ダメ探偵コンビが暴力と笑いで突き進む、70年代風クライムコメディ。

どんな話?

私立探偵と用心棒という正反対の男二人が、失踪事件を追ううちに巨大な陰謀へと巻き込まれていく。軽妙な会話とドタバタな行動の連続で、事件は思わぬ方向へ転がっていく。

ここがおすすめ!

暴力描写をユーモアで包み込むスタイルは『マラヴィータ』と同系統。キャラクター同士の掛け合いが魅力で、犯罪映画でありながら痛快な娯楽作として最後まで楽しめる一本です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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