この記事では、映画『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0038795
製作年 | 2017年 |
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上映時間 | 102分 |
ジャンル | コメディ |
監督 | シドニー・シビリア |
キャスト | エドアルド・レオ バレリオ・アプレア パオロ・カラブレージ リベロ・デ・リエンゾ |
製作国 | イタリア |
映画『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』の登場人物(キャスト)
- ピエトロ・ズィンニ(エドアルド・レオ)
- 神経生物学者。生活苦から学者仲間と合法ドラッグを製造・販売した。前作で警察に協力し、合法ドラッグ撲滅に協力するが、ソポックスを製造した罪などで再逮捕されている。
- ヴァルテル・メルクリオ(ルイジ・ロ・カーショ)
- 工業化学者。恋人を爆発事故で亡くし、復讐のためにテロを企てている。
- ムレーナ(ネーリ・マルコレ)
- 流体力学の元教授で薬物組織のボス。ピエトロの仇敵だったが、手を組むことに。
- アルベルト・ペトレッリ(ステファノ・フレージ)
- 計算科学者。ピエトロの右腕。オペラ歌手並みの歌声を持つことが判明。
- バルトロメオ・ボネッリ(リベロ・デ・リエンツォ)
- 動学マクロ経済学者。
- ジュリオ・ボッレ(マルコ・ボニーニ)
- 理論解剖学者。治療はできないが武闘派。
- マッティア・アルジェリ(ヴァレリオ・アプレア)
- 解釈論的記号学者。ジョルジョと行動を共にしている。
- ジョルジョ・シローニ(ロレンツォ・ラヴィア)
- ラテン碑銘学者。流暢なラテン語を話し、芸術に精通している。
- ルーチョ・ナポリ(ジャンパオロ・モレッリ)
- メカトロニクスエンジニア。
- ヴィットリオ(ロザリオ・リスマ)
- 教会法学者。弁護士。
- アンドレア・デ・サンクティス(ピエトロ・セルモンティ)
- 文化人類学者。概念的カモフラージュの専門家で変装の名人。
- アルトゥーロ・フランティーニ(パオロ・カラブレージ)
- 古典考古学者。
- パオラ・コレッティ(グレタ・スカラーノ)
- ローマ警察の女性警部。前作でピエトロとの取引が明るみになり、降格処分されている。
映画『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』のあらすじ【起】
生活苦から、学者仲間達と合法ドラッグの製造・販売に手を染め、暴行・誘拐・殺人未遂で服役中の神経学者ピエトロ。彼はローマで大流行中の合法ドラッグ「ソポックス」の製造組織のボス、ヴァルテルの真の狙いは神経ガスを使ったテロであると訴えているが、相手にされない。
ある日、フリージャーナリストのアリーチェから、ソポックス製造所になっていた廃工場にはかつてテクノポール研究所があり、その爆発事故で大怪我を負った研究者が仇敵ムレーナだったことを聞かされる。
ピエトロはムレーナに接触するためにレビッビア刑務所に異動し、教師として働くことに。ピエトロはムレーナから、ヴァルテルは爆発事故で恋人を失い、全てを恋人や研究者達の責任にした大学側の対応に憤り、復讐を企てていると聞かされる。
ピエトロはヴァルテロがサピエンツァ大学で行われる名誉学位の表彰式でテロを画策していることに気づく。表彰式にはピエトロの妻、ジュリアも出席する予定だった。
テロを阻止すべくピエトロはイタリア各地の刑務所に収容されている仲間を再び集結させる決意をする。
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映画『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』のあらすじ【承】
ピエトロの弁護士によると、罪を認めれば審理が始まるまで一時的に仲間達が集められるのだという。ピエトロは罪を認め、再びレビッビア刑務所にギャング達が集結した。
審理が始まるまでは72時間しかない。ピエトロ達は監視が手薄になる演劇発表会を狙って脱獄することに。ギャング団はムレーナの助力を得て、各々の専門知識を活かして手製爆弾を作り、壁を爆破して脱獄に成功した。修道士の巡礼に紛れ込んで地下鉄へと乗り込む。
地下鉄でサピエンツァ大学へと向かう一行だったが、ムレーナは「大学を救う価値はない」と言って途中で離脱する。
一方、ピエトロ達の脱獄はローマ警察にも伝わり大騒ぎになっていた。合法ドラッグを撲滅するためにピエトロと秘密裏に協定を結んでいたことが明るみになり、雑務係に降格されていた女性警部パオラは、上層部からピエトロ達を連れ戻すように命じられる。
パオラはピエトロが目的もなく脱獄するわけがないと考え、表彰式に向かっていると考えた。
映画『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』のあらすじ【転】
一行はサピエンツァ大学に到着した。ピエトロはすぐにジュリアの元に向かい、逃げるように説得するがピエトロへの信頼を失っているジュリアは聞き入れない。
ヴァルテルを見かけたピエトロは慌てて追うが、そこにパオラが現れ刑務所に戻るように言う。ピエトロはパオラに神経ガスを使ったテロが画策されていることを伝え、「僕達はまだ君のギャング団だ」と言ってその場を去った。
一方、アルベルト達は実験に使われる検体を解剖し、中和剤の製造する。神経ガスが会場に既に設置されていることを突き止めるが、警備に阻まれて会場に入れない。そこにやってきたのはパオラだった。ピエトロの言葉を信じたパオラはアルベルトを連れて会場に入る。アルベルトは会場内のウォーターサーバーに混入された神経ガスを中和剤を注入して無効にしていくが、表彰台の上にもウォーターサーバーがあることに気付き愕然とする。
映画『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』の結末・ラスト(ネタバレ)
ピエトロはヴァルテルを教室へと追い込んだ。同じ大学から追放された研究者として説得を試みるが、ヴァルテルは最後の頼みの綱を絶ったのはピエトロだと言う。テクノポール研究所への安全施策の支援金を求めるメッセージに、教授から命じられて断りの返信をし、ヴァルテルを絶望させたのがピエトロだった。
「何も知らないくせに」と激昂するヴァルテルの前に現れたのはかつての同僚ムレーナだった。ムレーナは駅で見かけた大学生に過去の自分達の姿を重ねて、彼らがいる限りこの国にも希望はあると言う。
動揺したヴァルテルは発砲し、最後のウォーターサーバーに仕込まれた神経ガスを起動しようとする。ピエトロが咄嗟に電源コードをショートさせて停電を起こし、その隙にアルベルトが表彰台に上って壇上のウォーターサーバーを中和した。
発砲音を聞きつけたパオラは教室に駆けつけ、ヴァルテルに銃を突きつけてピエトロとムレーナに刑務所に戻るように叫ぶ。
その場を離れたピエトロの前に、表彰式を抜け出してきたジュリアが現れた。ピエトロにキスをしたジュリアは「今のあなたなら大丈夫」と微笑むのだった。
テロを事前に防いだギャング団達は、24時間以内に戻れば脱獄扱いにはならないと刑務所に帰っていく。その背中は誇らしげだった。
映画『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』の感想・評価・レビュー
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映画『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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