この記事では、映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0046761
製作年 | 2019年 |
---|---|
上映時間 | 91分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | 箱田優子 |
キャスト | 夏帆 シム・ウンギョン 渡辺大知 黒田大輔 |
製作国 | 日本 |
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の登場人物(キャスト)
- 砂田夕佳(夏帆)
- 30歳。結婚しているが、冨樫と不倫関係。東京でCMのディレクターをしている。
- 清浦あさ美(シム・ウンギョン)
- 砂田の友達。天真爛漫で何を考えているのか分からない。
- 玉田篤(渡辺大知)
- 砂田の夫。砂田を支えている。
- 冨樫晃(ユースケ・サンタマリア)
- 砂田の職場の先輩。砂田と不倫している。
- 砂田俊子(南果歩)
- 砂田の母。砂田に似て愚痴が多い。耳が遠いため声が大きい。
- 砂田浩一(でんでん)
- 家族に身勝手な振る舞いをする。骨董品を集めている。
- 砂田澄夫(黒田大輔)
- 砂田の兄。中学校の教師。引きこもりで挙動不審に話す。
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』のあらすじ【起】
砂田の幼少期。清浦と話しつつ、歌を歌いながらスキップしている。
明け方のホテル。砂田は帰宅する時間になり、不倫相手の冨樫を起こす。冨樫と取り止めのない話をしながら、車で自宅まで送ってもらった。
砂田は、幼少期の夢を見ていた。夫の篤が、昨日のことを喋り出し、砂田は一瞬焦るが、関係のない話で一安心する。
仕事の電話をしている砂田は、早口で相手を問い詰める。砂田が監督を務める現場では、大御所俳優とスタッフたちが揉めていた。場を収めるために、砂田は製作者のプライドを捨てて対応する。
その日の打ち上げで、大人な対応をしたとスタッフたちに宥められる。砂田は、この業界はもう先がないと語り始め、その一言から砂田の愚痴が止まらなくなる。いつもの調子で不平不満しか語らない砂田に、場の空気が淀んでいく。
酔い潰れて自宅の玄関前で目を覚ました砂田は、幼少期の祖母との夢を見ていた。
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』のあらすじ【承】
喫茶店でカップルの別れ話を見つめる、清浦と砂田。清浦は、イラストレーターのバイトを始めたと話す。清浦には、映画を撮りたいという願望があった。
清浦の運転でどこかに出かけるつもりだったが、砂田は今さら清浦と行きたいところなどない、と話す。砂田は、祖母の見舞いで故郷の茨城に帰る予定があったため、清浦は茨城を目的地に設定した。
2人は砂田の実家に到着する。清浦にまで過剰なおせっかいをする俊子に、砂田は嫌な顔をしていた。清浦は、砂田の家族の様子をカメラに収めていく。
父の浩一が話しかけてくるが、砂田は面倒くさそうに返事をした。砂田は、実家に兄の澄夫がいることを知らず驚く。砂田は出直そうと考え、清浦と口裏を合わせようとするが、清浦は思い通りにはいかない。外が大雨ということもあり、2人は実家に泊まることとなった。
澄夫が日本刀を取り出しているのを、砂田は目撃する。澄夫は砂田に近づき、浩一の悪口を話した。砂田は、やはり帰ってこなければよかった、と内心思った。
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』のあらすじ【転】
砂田は清浦を外へ連れ出し、場末のスナックに行く。スナックの客やホステスに話しかけられるが、砂田はまた面倒くさそうに対応していた。冨樫と連絡を取り合う砂田。清浦は、ホステスにマイクを渡され、歌い始める。
スナックのママが、1人になった砂田に話しかけてくるが、愛想笑いで誤魔化した。だが、スナックのママは砂田の本心を口にし、その言葉が砂田の心に突き刺さる。冨樫の返信を見て、怒りや閉塞感が頂点に達した砂田は、スマホを床に投げつけた。
清浦は先に朝食を食べていた。俊子は、夕方には祖母の見舞いに行くと2人に話す。
2人はスーパーでアイスを買い、砂田は、最近幼少期の夢をよく見ることを話し始める。砂田は、もう疲れたので早めに帰ろう、と清浦に告げた。
祖母の見舞いに来た砂田と清浦だったが、清浦は廊下で待っているという。砂田は、祖母が自分のことを忘れているかもしれない、と緊張した面持ちで病室へと向かった。砂田は、廊下から祖母の病室を覗く。
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の結末・ラスト(ネタバレ)
昔の元気だった姿とは違う祖母を見て、砂田はやりきれない気持ちになっていた。
祖母と2人きりになった砂田は、少し気まずそうに祖母に話しかけ、爪を切ってあげる。綺麗に爪を切ってくれた砂田に、祖母は感謝を伝えた。砂田が買ってきた花束を渡すと、祖母は大喜びする。俊子は、祖母の姿をカメラに収めるよう砂田を促した。
砂田は俊子を撮り始める。ファインダー越しに見る俊子の姿は、今まで鬱陶しかった母親の姿とは違って見えた。砂田は、祖母もカメラで撮り始める。砂田は、施設でも元気に過ごす祖母を見て満足したようだった。
砂田は俊子に別れを告げ実家を出る。俊子は砂田に何か言いたげだったが、砂田は俊子を待たずに車に乗り込んだ。
砂田は、小さくなっていく故郷をじっと見つめ、笑いながら泣き始めた。故郷や実家、両親と離れることに全く寂しさを感じない、と強がる。
運転していた清浦はいつの間にか消えている。清浦は、砂田が作り出した架空の友人だったのだ。
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー