この記事では、映画『ブラック・リッジ』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ブラック・リッジ』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0054577
| 製作年 | 2020年 |
|---|---|
| 上映時間 | 86分 |
| ジャンル | スリラー |
| 監督 | スタニスラフ・キャプラーロフ |
| キャスト | イヴァンナ・ザクノ アレックス・ハフナー ティナティン・ダラキシュヴィリ |
| 製作国 | ウクライナ ジョージア |
映画『ブラック・リッジ』の登場人物（キャスト）
- ミア（イヴァンナ・ザクノ）
- 恋人のマックスと、ジョージアの雪山にスノボを楽しみに来た若い女性。
- マックス（アレックス・ハフナー）
- ミアの恋人。ジョージアのスキー場に「ブラック・リッジ」という名所があることを聞いていた。
- 受付の女性（ティナティン・ダラキシュヴィリ）
- ミアとマックスが宿泊するホテルの、受付にいた女性。
映画『ブラック・リッジ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ブラック・リッジ』のあらすじ【起】
2017年、ジョージアの雪山にあるスキー場で。1人の少女がスキーを楽しんでいると、そこにスノボをしていたカップルが滑って来て、少女に激突する。カップルは少女が息をしていないことに気付くが、面倒は御免だと少女を見捨ててその場を逃げ去ってしまう。
それから3年後、アメリカから来たミアとマックスというカップルが、クリスマスの休暇を2人で過ごすため、ジョージアのスキー場を訪れていた。宿泊先のホテルに着いた2人は、名所と聞いていたブラック・リッジというスキー場へ行く予定だと受付に告げると、受付にいた女性は「そこには行けない」と答える。
女性の話では、ブラック・リッジは経験豊富なスキーヤーも遭難する危険な場所で、何人もの失踪者が相次ぎ、今は柵が建てられ進入禁止になっているとのことだった。しかしわざわざアメリカから来て諦めきれないマックスは、ホテルからスキー場へ飛ぶヘリの運転手と交渉し、金を手渡してブラック・リッジまで行ってもらうことにする。
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映画『ブラック・リッジ』のあらすじ【承】
ブラック・リッジへ向かう途中、ミアは雪原の中に十字架が立っているのを見つける。ヘリの操縦士は、そこは3年前に少女が事故で死んだ場所で、父親だった救助隊員が立てた十字架だと説明し、少女の霊が遭難者を出しているというウワサもあることを語る。
ミアとマックスは嫌なウワサは忘れてブラック・リッジでスノボを楽しみ始めるが、途中で霧が濃くなり、ミアはマックスを見失ってしまう。そこに一台のスノーモービルが走って来てミアに衝突し、ミアは気を失う。
目を覚ましたミアは、雪原の中でマックスを探し始める。ようやくマックスを見つけたものの、彼はロープで縛られていて、そこに現れたスノーモービルがマックスに繋いだロープを引きずっていってしまう。ミアが必死にマックスの後を追いかけると、スノーモービルに乗っていたと思われる人物が雪山の上で何かを爆発させる。
爆発によって雪崩が起き、ミアは雪山の中に閉じこめられる。再びミアが目を覚ますと、見知らぬ老人によりどこかの山荘へと連れて行かれる。しかしその老人はマックスを連れ去った人物ではなく、ミアを山荘で介抱してくれる。
映画『ブラック・リッジ』のあらすじ【転】
ミアを連れて来た老人は英語を話すことが出来ず、3年前に事故で死んだと思われる少女の写真をミアに見せ、片言の英語で「あなたを助ける」とミアに告げる。翌日ミアが眠りから覚めると、老人の姿はなく、マックスの手袋が山荘の外に置いてあった。
ミアはマックスを連れ去った人物が山荘に来たのだと察し、雪山を歩いてマックスを探し始める。やがて雪原に建てられたテントを見つけ、中に入ってみると、老人がミアに見せた少女の写真があり、そしてミアを助けた老人が縛り付けられていた。
するとスノーモービルに乗った人物が現れ、ミアは必死にテントから逃げ出していく。ミアは、持っていた無線からかすかに聞こえる声を頼りにマックスを探し続け、枯れた枝などを拾い集めて焚火をし、雪原の中で夜を明かす。
次の日ミアは再びマックスを探し始め、雪山の崖縁に赤く染まった雪だるまがあるのを発見する。それはマックスの体を雪で固めて作ったもので、雪だるまから出たマックスの手には、この休暇の間にミアに渡すつもりだった、婚約指輪があった。
映画『ブラック・リッジ』の結末・ラスト（ネタバレ）
すると背後からスノーモービルが近づいて来る音が聞こえて来て、ミアはいとおしそうに雪だるまを抱きしめると、「やっと一緒になれた」と呟き、雪だるまと一緒に深い崖の底へと落下していく。
スノーモービルの人物はミアが落下したのを見届けた後、雪原に建てられた十字架の元へ向かう。十字架には、これまでにブラック・リッジで死んだ人数の数だけ、十字の印が刻まれていた。
スノーモービルの人物がヘルメットを脱ぐと、それは死んだ少女の母親だった。母親は死んだ少女の復讐をするべく、ブラック・リッジに来た者たちを次々に殺していたのだった。ミアを助けてくれた老人はこの女性の父親で、ホテルの受付の女性は妹だったが、母親の復讐殺人を知りつつ止められずにいたのだった。
母親は十字架に新しい印を刻み付け、その場を去って行く。そして崖下に落ち死んだかと思われたミアは、傷だらけになりながらも起き上がり、恋人を殺された復讐をすべく立ち上がるのだった。
映画『ブラック・リッジ』の感想・評価・レビュー
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映画『ブラック・リッジ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ブラック・リッジ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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