この記事では、映画『マスカレード・ナイト』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『マスカレード・ナイト』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0066855
| 製作年 | 2021年 |
|---|---|
| 上映時間 | 129分 |
| ジャンル | ミステリー サスペンス クライム |
| 監督 | 鈴木雅之 |
| キャスト | 木村拓哉 長澤まさみ 小日向文世 梶原善 |
| 製作国 | 日本 |
映画『マスカレード・ナイト』の登場人物（キャスト）
- 新田浩介（木村拓哉）
- 警視庁捜査一課の刑事。前作同様、ホテルマンに扮して潜入捜査をする。ダンスが趣味。
- 山岸尚美（長澤まさみ）
- 優秀なホテルマン。前作ではフロント担当だったが、今作ではコンシェルジュを担当している。
- 能勢和彦（小日向文世）
- ベテラン刑事。おっとりしているが、新田も尊敬する敏腕刑事。
- 氏原祐作（石黒賢）
- ベテランホテルマン。１年前からコルテシア東京で働いている。山岸をライバル視する。
- 秋山久美子（田中みな実）
- 宿泊客。人の肖像画や写真が苦手。
- 日下部篤哉（沢村一樹）
- 宿泊客。大晦日にプロポーズをする予定。事あるごとに無理難題を山岸に押し付ける。
- 曽野昌明（勝村政信）
- 宿泊客。万智子の夫。家族３人での宿泊は初めてだが、本人は不倫で何度も利用している。
- 曽野万智子（木村佳乃）
- 宿泊客。昌明の妻。初めてコルテシア東京を利用する。
- 狩野妙子（凰稀かなめ）
- 日下部の恋人。日下部にプロポーズされることを気づいている。
- 仲根緑（麻生久美子）
- 宿泊客。２名で部屋を予約するが、常に１人で行動する。
- 貝塚由里（高岡早紀）
- 宿泊客。昌明の不倫相手。昌明と密会するつもりで部屋をとっている。
- 浦辺幹夫（博多華丸）
- 宿泊客。ゴルフバッグを肌身離さず持つ。挙動不審。
- 藤木泰志（石橋凌）
- コルテシア東京の総支配人。温厚な人物だが、狡猾な一面もある。
映画『マスカレード・ナイト』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『マスカレード・ナイト』のあらすじ【起】
警視庁では、都内で起きた殺人事件の捜査会議が開かれていた。妊娠していた被害者は、電気を流され感電死したという。会議中に密告状が届き、読み上げられる。１２月３１日に、ホテルのコルテシア東京で開催されるマスカレード・ナイトというパーティーに、この殺人事件の犯人が参加する、という内容だった。
宿泊客の秋山は、コンシェルジュの山岸に無茶な要求をする。山岸は、嫌な顔ひとつせず要求に応え、秋山を納得させた。
ファックスの内容を知った係長は、新田をこの件に参加させるよう、指示を出す。
山岸は秋山を見送り、ホテルに戻った日下部を出迎える。
山岸と氏原は、コルテシアロサンゼルスに２人のどちらかを推薦すること、警察の潜入捜査に協力することを、支配人の藤木から報される。
新田は曽野一家のチェックインを担当する。
日下部は、プロポーズのためにバラの道を作ってほしい、と山岸に注文する。日下部が去ったあと、恋人である狩野が尋ねてくる。狩野は、気まずくならないようにプロポーズを断りたい、と山岸に伝えた。
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映画『マスカレード・ナイト』のあらすじ【承】
仲根がチェックインする。仲根が偽名を使い夫婦を装っていることを、新田は捜査本部に伝えた。
貝塚がチェックインする。新田は、貝塚が昌明の不倫相手だと教えられる。
浦辺がチェックインするが、荷物を預かろうとしても断固拒否した。
山岸は日下部のバラの道をスイートピーに変え、狩野の要望に応える。
能勢は、被害者の交際相手が見つからないことを伝え、新田は手慣れた犯行だと推理した。
宿泊客の部屋に入る許可をもらった警察は、仲根が外出した隙に、新田と山岸が部屋に侵入する。証拠らしいものは見つからなかったが、新田は仲根への疑念を抱き続けていた。
山岸と新田は、仲根の部屋を訪れた。ホテルが用意した誕生日のショーを見て、仲根は涙を流す。
能勢は、３年半前に起きた未解決事件が同じ手口だと報告した。
捜査本部に新たな密告状が届く。内容から、パーティーには密告者も参加することが分かった。昌明が事件現場の近くに住んでいること、クレジットカードの履歴から超望遠カメラを購入したことが判明する。
映画『マスカレード・ナイト』のあらすじ【転】
昌明と不倫している貝塚は、万智子と友人だった。
密告者は、仮装パーティーを利用しリスクを抑えつつ、犯人から金を強請ることだと新田は睨む。
新田は、仲根の夫が既に亡くなっていることを知った。仲根はホテルで式を挙げる予定だったが、恋人を癌で亡くしたという。偽名を使っていたのは、恋人の姓を名乗っていたためだった。
いよいよマスカレード・ナイトが開催される。
捜査員は昌明と浦辺を徹底的にマークする。昌明は、息子にプレゼントするために超望遠カメラを購入したと判明する。超望遠カメラで事件を目撃した息子が、母親である万智子に相談したという証言から、密告者が万智子であると明らかになった。
新田は、万智子が密告者だとは考えていない。
捜査員たちは浦辺と万智子を確保するが、新田は浦辺が犯人ではないと係長に伝え、真犯人によって警察が操られていると話した。
山岸は倒れている貝塚を見つけるが、後ろからスタンガンで襲われる。
映画『マスカレード・ナイト』の結末・ラスト（ネタバレ）
金を強請る計画を立てていたのは貝塚だった。万智子は貝塚と昌明の不倫に気付き、犯人に貝塚を殺害させるよう、犯人の言う通りに動いていたという。
新田は、ある参加者の仮面の下の目を見て、犯人は仲根だと確信する。
仲根は警察の目を欺くために、わざと疑われるようなことをした上で疑いを晴らし、警察の目が自分に向けられないように仕向けていた。
仲根の話を聞いた新田は、山岸と貝塚の元へ急ぎ、２人は助かった。
仲根は妹を殺されたと警察を恨んでおり、一連の事件は警察の権威を失墜させるために起こしたと証言する。
病院から山岸が戻ってくる。新田は、山岸を危険な目に合わせたと、藤木に謝罪した。日下部は、山岸と氏原をテストするためにロサンゼルスから来たホテルマンだった。山岸のロサンゼルス行きが決まる。
ホテルを出ようとした山岸の前に新田が現れる。新田は山岸が日本に帰ってくる日に、山岸とのディナーを予約した。
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映画『マスカレード・ナイト』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『マスカレード・ナイト』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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