この記事では、映画『エスケーピング・フロム・ルールズ 私が私であるために』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『エスケーピング・フロム・ルールズ 私が私であるために』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0059727
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 87分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | ジェフリー・ハント |
キャスト | アディソン・ホリー ニコレット・ピアース イアン・レイク サラ・ブース |
製作国 | アメリカ |
映画『エスケーピング・フロム・ルールズ 私が私であるために』の登場人物(キャスト)
- アレックス(アディスン・ホーリー)
- 高校2年生の女の子。両親がモルモン教徒であり、自身も信仰を深める。同性であるフランキーと恋におちてしまうが両親に猛反対を受けてしまう。
- フランキー(ニコレット・パース)
- アレックスの友人。アレックスより2つ年上であり、自身がレズビアンであることをアレックスにカミングアウトする。
- ジョニー(イアン・レイク)
- 妻のティアナと共に、転向療養を行っている。アレックスの他にも子供を預かっていて、時には厳しいしつけを子供に与える。
- アレックスの母(ケイト・ドラモンド)
- アレックスが同性愛者だと知りひどくショックを受ける。アレックスに正しい道へ戻って欲しいと、シムズ夫妻のもとへアレックスを預ける。
映画『エスケーピング・フロム・ルールズ 私が私であるために』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『エスケーピング・フロム・ルールズ 私が私であるために』のあらすじ【起】
高校2年生のアレックスは、両親が熱心なモルモン教徒であり、毎週日曜に行われる礼拝で聖歌を歌っていた。
アレックスが友人のダニエラの家でアースウィークの準備をしていると、ダニエラの姉であるハンナから話しかけられる。ハンナはコレッタという女性と付き合っているそうだ。ハンナの友人であるフランキーを紹介される。みんなで楽しく食事を共にしているとき、フランキーはアレックスに自身もレズであることを告白する。
そこから親交を深めるアレックスたち。アレックスはフランキーに惹かれているようだ。フランキーに誘われ、LAに出かける。LAで楽しく過ごした2人は最後に見つめ合いキスをする。翌朝帰ったアレックスを両親はとても心配していた。フランキーとLAへ行ったことを咎められ、学校以外の外出禁止を命じられる。
ある日、外を見るとフランキーが待っていた。フランキーの家へ招待され、2人は初めて身体を重ねるのであった。翌日父に起こされたアレックスは首元にあるキスマースを指摘される。相手は女性であることを両親に伝えると、両親はひどく驚き、家から出ていくよう言われるのであった。
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映画『エスケーピング・フロム・ルールズ 私が私であるために』のあらすじ【承】
アレックスはダニエラに1晩泊めてもらっていた。翌朝、両親が迎えにくると、しばらくユタの祖父母のもとで暮らしなさいと車に乗せられる。
しかしアレックスが連れてこられたのは見たことのない家だった。家の住民である、ティアナと夫のジョニーだと紹介される。シムズ夫妻のもとで変わる必要があると両親に説得されるアレックス。ジョニーは3ヵ月か最長3年、ここにいる期間は君次第で決まると言い渡される。シムズ夫妻は町の青少年更正施設に勤務しており、警察や学校も全て私達の味方だという。今日から私達が両親よというシムズ夫妻にアレックスは激しく抵抗するが、アレックスの両親は立ち去ってしまう。
アレックスの荷物検査をしたティアナは携帯を没収する。決められた服を着せられ、規則について説明される。翌朝、高校の手続きをすると外へ連れ出されるアレックス。役所の職員に助けを求めるが失敗に終わる。その後昼食を買いに店へ入り、アレックスはトイレに行きたいという。トイレの清掃員に電話を借り、フランキーに助けを求めるアレックスであったが、ティアナに見つかってしまい、強引に車へ連れ戻される。そしてジョニーから腹部を殴られるのであった。
映画『エスケーピング・フロム・ルールズ 私が私であるために』のあらすじ【転】
ジョニーと買い物にきたアレックスはレジに並ぶ女性に、助けて欲しいと書いた手紙を渡す。しかしジョニーに手紙を奪い取られ、ベルトで思い切り叩かれる。
フランキーを出会ったことで同性愛者になったのだろうと言われ、アレックスはフランキーを庇う。反抗的な態度が問題だと大量の石が入れられたリュックを晩まで背負うよう言われる。それが同性愛の罪の重さだと。夜になるとアレックスの肩にはリュックの跡でアザができていた。
クリスマスに両親と会うことを許されたアレックスは、アザを見せて、家に帰りたいと訴えるが、私たちは正しいことをしているとアレックスの話を聞いてくれなかった。両親に家に戻りたいといったことをシムズ夫妻に問い詰められ、フランキーの苗字を言えというジョニーに反抗したアレックスは、それから毎日石のリュックを朝から晩まで背負うことを強制される。
何日も同じような日が続き、アレックスは耐えられず服薬自殺を図るがティアナに邪魔されて失敗に終わる。そしてアレックスはシムズ夫妻に反抗するのをやめ、規則を守るのであった。規則を守り続けて77日。アレックスはやっと高校へ通わせてもらえることになったのだ。
映画『エスケーピング・フロム・ルールズ 私が私であるために』の結末・ラスト(ネタバレ)
高校でジェイソンと友人になった。彼はゲイであり、最初ゲイだとまわりに打ち明けた時は壮絶ないじめを受けたそうだ。そこで母にゲイであることを打ち明けたら、母は何があっても愛しているとジェイソンを受け入れてくれたことで全てが楽になったと語る。
ある日、アレックスはジェイソンと英語教師のキャロルに自分の置かれている状況を打ち明ける。2人はアレックスにポールという弁護士を紹介し、アレックスのこれまでのことを聞いたポールは必要であれば無償で弁護すると言ってくれた。
ポールとの電話で授業に遅刻してしまったアレックスは、その夜ジョニーに罰として石のリュックを背負わされていた。アレックスは夜中に勝手口から逃げ出す。逃げてきたアレックスをキャロルは保護するのであった。
青少年救済センターに連れてこられたアレックス。職員のサンドラが、あなたはあなたのままで完璧なのよと言葉をかけてくれる。翌日車の音で目を覚ましたアレックス。そこに現れたのはフランキーであった。すぐに駆け寄り抱き合う2人。
裁判の結果、アレックスは同性愛者として生きる権利を獲得した。和解した両親は、アレックスが理想の女性と結婚するのを楽しみにしている。
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映画『エスケーピング・フロム・ルールズ 私が私であるために』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『エスケーピング・フロム・ルールズ 私が私であるために』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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