この記事では、映画『ブラザー・ベア2』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ブラザー・ベア2』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0016655
製作年 | 2006年 |
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上映時間 | 73分 |
ジャンル | アニメ ファンタジー アドベンチャー |
監督 | ベンジャミン・グリュック |
キャスト | パトリック・デンプシー ジム・カミングス マイケル・クラーク・ダンカン リック・モラニス |
製作国 | アメリカ |
映画『ブラザー・ベア2』の登場人物(キャスト)
- キナイ(パトリック・デンプシー)
- グレート・スピリットの意思により熊に変えられた青年。人間だった頃は、3人兄弟の末っ子だった。シャーマンから愛の象徴である熊のトーテムを授かったが、これを受け入れず熊を攻撃したことで、彼を守ろうとした長男のシトゥカが命を落とした。熊になってからすぐにコーダと出会い、弟のように面倒をみる。
- コーダ(ジェレミー・スアレス)
- 陽気でおしゃべりな子熊だが、母を亡くした悲しい過去を持っている。キナイが熊に変えられた直後に出会って以来、彼を義理の兄として慕っている。
- ニータ(マンディ・ムーア)
- キナイの幼なじみ。父親と2人の姉がいる。キナイが熊になったと噂では聞いていたが、最初は信じていなかった。アトカと婚約している。
映画『ブラザー・ベア2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ブラザー・ベア2』のあらすじ【起】
氷河期の終わり、人々はオーロラに宿るグレイト・スピリットの力を信じていた。オーロラの魔法により、ある日突然人間から熊になったキナイは、偶然出会った子熊のコーダと春の訪れを心待ちにしている。ヘラジカの兄弟トゥークとラットは、春は恋の季節だと言い、彼女を探していた。キナイとコーダは、ベリー類が豊富なクローベリー・リッチに行く予定である。
キナイは初恋の相手ニータの夢を見る。彼は、まだ人間の子供だった頃、溺れかけているニータを助けた。そしてお守りとして木彫りのペンダントを贈った。
大人になったニータは、アトカという村の男性と結婚する予定だった。しかし結婚式の真っただ中、ニータとアトカを引き裂くように地面が割れる。この結婚はグレイト・スピリットの意思に反していたのだ。
アトカと結婚したいニータは占い師に相談した。占い師は、春分の日の前夜に思い出のホカニの滝へ行き、キナイから貰ったお守りを燃やせばよいと言った。キナイと2人でこれを行うことで、絆を祖先に返すのだ。占い師はニータが動物と話せるように、魔法をかける。
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映画『ブラザー・ベア2』のあらすじ【承】
1人で森に出かけたニータは、無事キナイと会うことができた。ニータとの再会を喜ぶキナイだが、お守りを燃やす話になると顔をしかめ、非協力的な態度を取る。しかし、ニータはアトカとの結婚を望んでいた。その上まだ幼いコーダが寂しがるため、キナイは人間に戻るわけにもいかない。結局ニータとキナイ、コーダはホカニの滝へ向かうことにした。
道中ではキナイが、ヘラジカの兄弟に恋愛アドバイスをした。しかしキナイの道草のせいで、お守りをアライグマの泥棒に奪われてしまう。ニータは、お守りを燃やさないとアトカと結婚できなくなるため、しくしく泣き出した。
キナイはニータのことを思い、夜中に泥棒たちのアジトを見つけた。アジトは高い木の上にあったが、勇敢なニータはこれに登ることで、お守りを取り返す。ニータは昔のように、よく笑うようになった。
またニータは川で溺れた体験がトラウマとなり、水に恐怖心を抱いていたが、キナイと一緒に川を渡りこれを克服する。キナイとニータはラブラブモードとなり、コーダはだんだん疎外感を感じるようになった。
映画『ブラザー・ベア2』のあらすじ【転】
夜になるとキナイたちは、昔のように焚き火をした。キナイは、ニータから「人間に戻りたいと思ったことはないの?」と聞かれ「あるよ」と、答える。これを陰で聞いていたコーダは、ショックを受け逃亡した。
キナイたちは必死でコーダを探す。ニータはコーダを氷の洞穴で見つけた。その後氷の洞穴が壊れるが、ニータは命がけでコーダを助けた。しかしコーダは泣きながら、自分を置いて行くのだろうとキナイを責める。キナイはそんなことはしないと言った。ニータはこれを聞き、少し悲しそうにうつむく。
キナイたちはようやくホカニの滝へ辿り着いた。占い師の言う通り、ニータは焚き火の中にお守りを入れ燃やす。すると急に、コーダやキナイの言葉が鳴き声に変わり、理解できなくなった。ニータは別れを告げその場を去る。
コーダは、自分のせいでキナイが悲しむのが辛かった。そこでオーロラの下へ行き、亡くなった母を呼ぶ。そして「キナイを人間に戻してあげて欲しい」と、スピリットへの伝言を頼んだ。スピリットの宿るオーロラが光を放つと、物の形を変えることも可能なのだ。
映画『ブラザー・ベア2』の結末・ラスト(ネタバレ)
翌朝キナイは「コーダが村へ行った」とヘラジカの兄弟から知らされ、仰天する。
一方村では、ニータとアトカの結婚式が始まろうとしていた。キナイに未練のあるニータは、これを父親に伝えようとする。しかしそこに子熊のコーダが飛び込んできたので、村人たちは混乱した。
コーダを守るため慌てて駆けつけたキナイも、人間に危害を加えないよう威嚇した。しかしこれに反応したアトカが、キナイを攻撃し崖の上から突き落とす。それを見たニータはアトカを責め、キナイの元に駆けつけた。キナイを心配したコーダや、ヘラジカの兄弟もやってくる。
そこへオーロラの光が放たれた。キナイにとっては人間に戻れるチャンスである。しかしキナイは、コーダを残して人間に戻れない。そこでニータが、熊になる決意をし微笑んだ。ニータの父親は「どんな道を歩もうと、お前を愛している」と勇気づける。ニータがオーロラの中に入っていくと、熊の姿になった。
後日、村ではキナイとニータの結婚式が行われた。結婚式には人間だけでなく、キナイの仲間の熊たちも大勢出席する。
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映画『ブラザー・ベア2』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ブラザー・ベア2』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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