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映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』の作品情報


出典:https://vulcanize.jp/media/topics/goya-movie-featured-events/

製作年 2020年
上映時間 94分
ジャンル ドラマ
コメディ
伝記
監督 ロジャー・ミッシェル
キャスト ジム・ブロードベント
ヘレン・ミレン
フィオン・ホワイトヘッド
製作国 イギリス

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』の登場人物(キャスト)

ケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)
偏屈だが、高齢者や弱者にとって過ごしやすい世の中を望む老人。
ドロシー・バントン(ヘレン・ミレン)
ケンプトンの妻。娘の事故死から目を背け続けている。
ケニー・バントン(ジャック・バンデイラ)
ケンプトン家長男。人妻と付き合っている。
ジャッキー・バントン(フィオン・ホワイトヘッド)
ケンプトン家次男。両親と共に暮らす。ケンプトンの良き理解者。
パメラ(シャーロット・スペンサー)
ケニーと付き合っている人妻。
ジェレミー・ハッチンソン(マシュー・グード)
絵画盗難で逮捕されたケンプトンを担当する弁護士。

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』のあらすじ【起】

事実を基にした物語。

老人ケンプトンが、ゴヤの『ウェリントン公爵』を盗んだとして逮捕される。

半年前、ケンプトンは趣味の戯曲づくりをしていた。
作品をBBCに送るため、郵便局に向かう。
帰宅後、訪れた役人がBBC受信料の支払いを請求。
その制度に不満だったケンプトンは拒否した。
『老人や弱者から金を巻き上げるな』と言ったが、彼は逮捕される。

出所後、墓参りに行くケンプトン。
彼は、娘を事故で亡くしているのだ。
なお、長男のケニーは人妻のパメラと住み、次男のジャッキーは今もケンプトンの家にいる。
娘の死から妻のドロシーは目を背け、責任を感じたケンプトンは悲劇の戯曲を書くのだった。

イギリス政府とナショナル・ギャラリーは、ゴヤの名画『ウェリントン公爵』を14万ポンドで落札。
無駄な税金の使い方をしているのでケンプトンは怒り、そんな使い方よりBBCの受信料無料化を望む。
とはいえ性格に難がある彼は就職してもすぐに解雇されるため、税金を払っていない。
家計を支えているのは、家政婦として働いているドロシーだったのだ。

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映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』のあらすじ【承】

ある日ケンプトンはタクシー運転手を始めるが、度が過ぎたおしゃべりで解雇される。

無職のケンプトンはジャッキーと、街頭でテレビ受信料無料化の署名を行う。
しかし誰にも相手にされず、ドロシーは怒るのだった。
ケンプトンは「受信料の件で騒がない、仕事も見つける」という条件でロンドンに行かせてもらう。
彼が向かったのはBBC。
送った戯曲の感想を聞くためだったが、相手にされないケンプトン。
さらに受信料無料化を嘆願をするものの、暖簾に腕押しだった。

その翌日、ナショナル・ギャラリーの『ウェリントン公爵』が盗まれたと報道される。
警備の厳重さからして、犯人は「資金と技術を持つ国際犯罪組織」「元特殊部隊員」と考えられた。

帰宅したケンプトンの部屋には『ウェリントン公爵』があった。
ジャッキーとその絵を眺めていたが、妻に見つからないようにタンスの奥に隠す。
さらに彼は絵画盗難のニュースを見て、絵画返却と公共放送無料化の取り引きを持ちかけようとする。
また、ケンプトンはドロシーに約束した通り仕事を見つけ、パン工場で働き出す。

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』のあらすじ【転】

ジャッキーはアイリーンという女性と恋に落ちていた。

絵画盗難の報道によってイタズラの手紙が多く寄せられたので、ケンプトンが送った取引についての手紙も警察に無視された。
そこで彼は絵画の輸送タグを労働制度革新派のミラー紙に送り、捜査当局も本腰になるのだった。

BBCからは戯曲について「悲劇が題材だとウケが良くない」という感想があり、ドロシーは『それでよかったのよ』と言う。
勤め先の工場長が移民労働者を差別していることを知り、ケンプトンは抗議する。
すると彼は解雇され、そのことをドロシーには言わないのだった。

ケニーがパメラを連れて家を訪問したので、ケンプトンの部屋があてがわれる。
パメラは絵画のことに気づいたので、ケンプトンに『5000ポンドで売って2人で山分けしましょう』と言う。
さらに彼女は『2500ポンド払わないとバラす』と脅すのだった。

ケンプトンは絵を返し、逮捕された。
彼を担当するハッチンソン弁護士は、犯行動機が貧しき者の救済のためだったことを知る。
法廷で彼はケンプトンの無罪を主張するのだった。

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジャッキーは母に『絵画は自分が盗んだ』と告白する。
外した額縁は隠し、その後すぐに父に相談していたのだった。

真相を知ったドロシーは、娘の墓参り後に裁判所に行く。
ケンプトンの裁判は、彼の人柄や言動もあいまって笑いが起きるほど。
やがて、彼が利益のために犯行に及んだのではない点も主張された。

検察の追及に対してケンプトンは思い出話を含めつつ、『1人は非力だが大勢いれば世界は変わる』と主張。
さらにハッチンソンの弁護で、傍聴者の同意を得た。
最終的には額縁窃盗についてだけ有罪、それ以外については無罪判決が下される。
ケンプトンの懲役は3ヶ月、額縁は見つからなかった。

ケンプトン出所から4年後、ジャッキーは自首する。
しかし『起訴するにはケンプトンを証言台に立たせなければいけない、すると世間が騒ぐので避けたい』という事情で無罪となる。
ジャッキーはその場で、隣にいたアイリーンにプロポーズするのだった。

BBC放送は2000年に、高齢者の受信料を無料にする。
ただ、ケンプトンの戯曲は1つも採用されないのだった。

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』の感想・評価・レビュー

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映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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