この記事では、映画『富江 replay』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『富江 replay』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0031070
製作年 | 2000年 |
---|---|
上映時間 | 94分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | 光石富士郎 |
キャスト | 山口紗弥加 宝生舞 窪塚洋介 松尾政寿 |
製作国 | 日本 |
映画『富江 replay』の登場人物(キャスト)
- 森田由美(山口紗弥加)
- ごく普通の女子高校生。父親で突如失踪した森田病院の院長・森田健三の消息を追う内に、偶然文仁と出会う。父の失踪の鍵を握る富江の存在を知り、文仁と彼女の正体を探る。
- 川上富江(宝生舞)
- 関わる男を誘惑し、たちまち虜にしてしまう謎の美女。狂った男達によって決まって殺されてしまうが、すぐに再生し何度も蘇る異常な生態を持っている。
- 佐藤文仁(窪塚洋介)
- 森田病院に入院していた青年。友人の武史がおかしくなってしまったことを機に、同じく富江を追う由美と謎の真相に迫る。
- 森田健三(菅田俊)
- 森田病院の院長で由美の父親。ある患者の手術を担当して以来、謎の失踪を遂げる。
- 立花(遠藤憲一)
- 森田病院の医師。院長の健三とある手術を担当して以来、おかしくなってしまう。
- 武史(松尾政寿)
- 文仁の友達。森田病院で富江に出会い家に連れ帰る。それ以来、人が変わったようになってしまう。
- 木下敦子(冨樫真)
- 森田病院の看護師。森田健三と不倫関係にあったが、由美のことは妹のように思っている。
映画『富江 replay』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『富江 replay』のあらすじ【起】
ある日、森田病院に腹が異常に膨れ上がった少女が急患として運ばれて来た。緊急手術が行われるが、患者の腹から摘出されたのは何と女の生首だった。そして「私は富江…」と名乗った。
数ヶ月後、森田病院に入院している友人の文仁を見舞いに訪れた武史は、深夜の院内で謎の女性に遭遇する。彼女は一糸纏わぬ姿で、助けを求めて来た。武史はひとまず彼女を家へ連れ帰ることにする。
一方、病院では先の手術の執刀医であった院長の森田健三が謎の失踪を遂げる。健三の娘で高校生の由美は、父の消息を探るため病院を訪れる。由美は看護師の敦子が健三と不倫していることに気づいており、何か事情を知っていると思っていた。例の手術に立ち会った看護師は全員辞めてしまい、唯一残っているのは医師の立花だけだということを教えてもらう。
その後、院内で立花に出会った由美は、「お父さんからだ」といって書類を渡される。
明らかに様子がおかしい立花は、その直後由美の目の前で飛び降り自殺をして死亡する。
映画『富江 replay』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『富江 replay』のあらすじ【承】
見舞いに来た武史が急にいなくなり、不思議に思った文仁は彼に電話する。武史は人が変わってしまったようで、電話口からは女の笑い声が聞こえて来た。そして女のことを「富江」と呼んでいるのを耳にする。
武史は富江の美しさに翻弄されてしまい、おかしくなってしまっていた。富江に冷たくされた武史は、衝動的に彼女を殺してしまう。
一方、由美は立花から預かった書類を開封する。中身は健三が記した日記のようで、例の手術の経過が書かれていた。摘出した生首の異常な生態と、「富江」という名前、最後のページは血で書かれた文字で覆われており由美は恐怖を覚える。
由美はある日、友達との付き合いで行ったクラブで文仁と出会う。文仁は武史の電話で聞いた富江という女を探し回っていた。由美も父の日記の富江という名前が引っかかっていた。由美は文仁に日記を見せ、二人で富江と事件の関係を探ることにする。
深夜。人気のない山奥で武史は、殺してバラバラにした富江を埋める。しかし、家に帰ると死んだはずの富江がベランダに立っており、武史は腰を抜かす。
映画『富江 replay』のあらすじ【転】
翌日、文仁と由美は武史の家を訪ねる。すると、怯えた様子で押し入れに引き篭もっている武史を発見する。そして家にはまだ富江が潜んでいた。
夜、帰宅した由美は物音に気付いて父の部屋を開けると健三がいた。しかし健三は、富江に取り憑かれていて完全に理性を失っていた。意味不明な言葉を口走る健三に、恐怖のあまりしゃがみ込んで耳を塞ぐ由美。しばらくすると、健三はいなくなっていた。
富江は殺しても殺しても、わずかな細胞から再生する化け物だった。
由美は敦子から電話をもらい、富江という患者のカルテは存在しないと聞かされる。また、例の手術を受けたのは、西村サユリという少女であることが分かった。
由美は事情を聞くためサユリの元を訪ね、父親から話を聞く。サユリは以前に臓器移植を受けており、それ以来様子がおかしくなってしまったと言う。臓器提供者は川上富江という名前だった。さらに父親は自分で独自に調査した情報を由美に話す。富江に関わる事件は明治時代の末期にまで遡り、いつも事件は迷宮入り。関わった男は全員発狂してしまうという情報を掴んだと言う。
映画『富江 replay』の結末・ラスト(ネタバレ)
家に戻った由美のもとに文仁が訪ねて来る。しかし文仁も富江の毒牙に掛かっていた。体を乗っ取られた文仁に石段から突き落とされ、由美は大怪我を負ってしまう。
怪異が続く森田病院はとうとう閉院することになった。業者への引き継ぎのため地下に降りていった敦子は、実験室の水槽に浸かって死んでいる健三を発見する。
父の葬儀が執り行われる中、由美は富江から「病院で待っている」という手紙を受け取る。
車椅子のまま病院にやって来た由美は、地下室へ降りて行く。富江と対峙した由美の前に、操られている文仁が斧を持って襲い掛かって来た。しかし、文仁はわずかに理性を残していたため、振り下ろした斧を自分の足に食らわせて由美を守る。
富江は、「永遠の世界に連れて行く」と言って由美の車椅子を押し始める。由美の「化け物」という言葉に富江が激昂。突き飛ばされた由美は、車椅子から放り出されてしまう。薬品が引火して炎が燃え盛る中、富江は由美に幻覚を見せ震え上がらせる。しかし次の瞬間、文仁が斧で富江の首を跳ね飛ばした。生首だけになっても尚、高笑いする富江を由美は炎の中に放り投げた。
由美と文仁は富江の恐怖から逃れ、病院を脱出したのだった。
映画『富江 replay』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『富江 replay』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『富江 replay』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『富江 replay』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『富江 replay』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『富江 replay』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー