この記事では、映画『富江 re-birth』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『富江 re-birth』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0031069
製作年 | 2001年 |
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上映時間 | 101分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | 清水崇 |
キャスト | 酒井美紀 妻夫木聡 黄川田将也 忍成修吾 |
製作国 | 日本 |
映画『富江 re-birth』の登場人物(キャスト)
- 富江(酒井美紀)
- 接触した男性を例外なく魅了し、狂わせる謎の美女。異常な生態を持ち、巧やひとみを脅かす。
- 青山巧(妻夫木聡)
- 大学生で恋人のひとみと同棲している。友人の英雄が起こした事件を発端に富江と対峙する。
- 北村ひとみ(遠藤久美子)
- 巧の恋人。巧が富江と浮気していると勘違いして嫉妬する。
- 木股英雄(忍成修吾)
- 巧や俊一の友人。画家として将来を嘱望された美大生。絵のモデルになった富江に魅了され、精神に異常をきたす。
- 細田俊一(黄川田将也)
- 巧、英雄の友人。英雄が起こした事件に巧と共に巻き込まれ、自らも富江に翻弄されてしまう。
- 細田朋子(中島ゆたか)
- 俊一の母親。息子が富江にのめり込んでしまい、引き剥がそうとする。
- 青山理恵(邑野みあ)
- 巧の妹。巧とひとみの家に来た時に、富江の絵を実家に持って帰るようにと押し付けられる。
映画『富江 re-birth』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『富江 re-birth』のあらすじ【起】
将来有望な画家で美大に通う英雄は、富江という美しい女性をモデルに絵を描いていた。すると、富江が突然その絵をズタズタに切り裂いたため、英雄は衝動的に彼女を殺してしまう。そして、英雄は富江に布を被せて「愛しているよ…富江」と呟いた。
そこへ英雄の友人である俊一と巧が遊びにやって来る。二人は動揺しながらも、英雄の罪を隠蔽する為、山奥に富江の死体を運んで埋める。
巧は明け方になって、同棲している恋人のひとみのところに帰って来る。ひとみから「どこへ行っていたの?」と問い詰められるが、巧は「友達と飲みに行っていた」と誤魔化した。ひとみは昨晩、巧の妹である理恵から「明日家に行く」と電話があったと話す。しかし死体を埋めた後で動揺している巧は、どこか上の空だ。さらに偶然付いてしまった富江の口紅が服に残っていたため、ひとみは巧が浮気をしていると勘違いする。
一方帰宅した英雄は、富江に無茶苦茶にされてしまった絵を眺めていた。そして床に飛び散っている富江の血を、狂ったようにキャンバスに塗りたくった。
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映画『富江 re-birth』のあらすじ【承】
巧と俊一は英雄を慰めるため、合コンを開く。その最中、突然停電が発生。しばらくして電気が復旧すると、死んだはずの富江が立っていた。三人は動揺を隠せない。
富江はその美貌で男達を虜にし、他の女達は気を悪くして皆帰ってしまう。英雄は混乱してトイレに駆け込む。心配して俊一と巧が様子を見に行くと、英雄は血だらけになって自殺していた。
翌日、巧とひとみのアパートに理恵と巧の母の幸子がやって来た。幸子はひとみに、「実家に遊びにおいで」と誘う。
英雄の葬儀の後、俊一は富江の遺体を確かめる為に再び現場へ向かった。富江を埋めた場所を掘り返していると、急に富江が現れる。気が動転した俊一は、富江をスコップで殴り殺し再び同じ場所に埋める。密かに俊一を尾けて来た巧は、その一部始終を見ていた。
その後、ひとみとバーにいた巧の前に、またしても蘇った富江が現れる。腰を抜かす巧に「どうして助けてくれなかったの?」と飄々と話す富江。巧の浮気を疑うひとみは、帰宅してから彼を問い詰める。しかし、巧はどう説明していいのか分からず、適当にはぐらかすことしかできなかった。
映画『富江 re-birth』のあらすじ【転】
巧はその後、英雄の家を訪ねる。彼の部屋の床に口紅が落ちていたので拾い上げると、英雄が富江を殺した時の情景を幻視する。我に返りキャンバスを見ると、そこには顔が分離した不気味な富江の顔が描かれていた。英雄の母に絵を持って行って欲しいと言われた巧は、仕方なく家に持ち帰る。
何度も再生する富江は、今度は俊一をターゲットにし翻弄する。狂ってしまった俊一を正気にさせるため、母の朋子は富江を追い出そうとする。しかし、悪びれもせず挑発して来るばかりか、何故か過去のことを知っている富江に朋子は戦慄を覚える。
ひとみは、巧が押し入れに隠していた富江の絵を見つけて、再び彼と口論になる。結局巧は、遊びに来ていた妹の理恵に富江の絵を押し付けて実家に持ち帰らせた。
翌朝、巧の上着から口紅を見つけたひとみは、興味本位で使ってしまう。
富江の存在に耐えかねた朋子は、彼女の首を絞めて殺害。風呂場に運んで俊一と共に死体を解体した後、ゴミ捨て場に捨てに行く。それでも尚、生首の富江が襲い掛かってくる。止めを刺すべく、朋子は生首を焼却炉に放り込んで燃やした。しかしそれ以来、朋子は原因不明の病に冒され死んでしまう。
映画『富江 re-birth』の結末・ラスト(ネタバレ)
富江の口紅を塗ってから、ひとみは別人のようになってしまう。巧は理恵に持ち帰らせた富江の絵を処分すれば元のひとみに戻ると思い、彼女を連れて実家へ向かう。
巧達が実家に着くと、絵に付着した細胞から富江が再生していた。富江はひとみに「あなたは私。まだ出来損ないみたいだけど」と口にする。ひとみは完全に操られ、富江と同化して「私を殺して」と迫って来る。巧はひとみを救うため、富江に灯油を浴びせて火を付けた。すると、追いかけて来た俊一が、富江と共に火だるまになって自殺を図った。
しかし、依然として正気を取り戻さないひとみ。巧はもはやひとみと一緒に心中するしか方法がないと考え、彼女を裏山にある滝まで連れて行く。巧が覚悟を決めたその時、ひとみがふと理性を取り戻す。死ぬのを思い留まる巧だったが、その瞬間ひとみの顔が突如二つに割れて富江の顔が現れた。そして、富江は「巧…好き」と言って、二人を道連れにして滝の中へ身を投げた。
後日、理恵が二人に花を手向けに滝へやって来る。花束を滝へ投げ込むと、彼女は不気味な笑みを浮かべた。今度は理恵が富江の餌食になっていたのだった。
映画『富江 re-birth』の感想・評価・レビュー
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映画『富江 re-birth』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『富江 re-birth』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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