この記事では、映画『超擬態人間』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『超擬態人間』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0058758
製作年 | 2018年 |
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上映時間 | 84分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | 藤井秀剛 |
キャスト | 杉山樹志 望月智弥 田中大貴 河野仁美 |
製作国 | 日本 |
映画『超擬態人間』の登場人物(キャスト)
- 丸山風摩(杉山樹志)
- 謎の施設に収容されている中年の男。幼い頃、父親に虐待されたトラウマから、自分の息子である蓮を虐待している。
- 佐竹徹(望月智弥)
- 婚約者の元川佐久羅と、下見のため結婚式場のある山奥にやって来る。
- 元川益信(田中大貴)
- 佐久羅の父親。娘と佐竹の結婚に反対している様子。
- 元川佐久羅(河野仁美)
- 益信の娘で、佐竹の婚約者。
- 新開真里(坂井貴子)
- 元川親子と佐竹を式場まで案内する運転手。
- 永田絵麻(宮下純)
- 謎の実験施設の女性局長。
- 光武蔵人(桂弘)
- 謎の実験施設の研究員。
映画『超擬態人間』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『超擬態人間』のあらすじ【起】
見覚えのない深い森の中で目を覚ました、丸山風摩とその息子の蓮。風摩は蓮を日常的に虐待しており、激しい暴行によって蓮が血を流して倒れてしまう。怖くなった風摩は助けを呼ぶため、森を抜けようと走り出す。沿道に出ると1台のパトカーが通り掛かる。身元を確認する警察官に、風摩は自分の名前を名乗る。
その頃、森の山道を1台の車が走っていた。婚約中の佐竹徹と元川佐久羅、佐久羅の父親・元川益信は、この山の中にある結婚式場の下見に来ていた。運転手の新開の話によると、このあたりは原発事故で式を挙げる人が激減してしまい、町おこしの一環として格安で式場を提供しているとのこと。佐久羅の父親は結婚に反対しているようで、脱原発の活動をしている新郎にも「おままごとだ」と冷たい態度を取る。
車は途中で、パトカーと風摩を追う警察官に遭遇する。風摩は身元が確認できるものを持っておらず、拘束されそうになったため警官を振り切り逃走してしまった。警官が本署に丸山風摩という名前を照会したところ、彼は死刑囚で既に死刑が執行されていたことが分かる。
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映画『超擬態人間』のあらすじ【承】
森の中、風摩が目覚めた場所に戻ると蓮がいなくなっていた。すると、ナマハゲのお面を被った謎の男が風摩の目の前に現れる。そこへ風摩を追って来た警察官がやって来るが、お面の狂乱男に巨大なハサミで首を切られ惨殺されてしまう。逃げる風摩を執拗に追い掛けて来る狂乱男。そこへ何者かが放ったボウガンの矢が飛んで来て、狂乱男と風摩は仕留められる。
その頃、式場に向かう三人を乗せた車がエンストしてしまっていた。携帯も山奥で圏外。やむをえず、新開の案内で三人は式場まで歩くことになる。
風摩は、とある部屋で目を覚ます。傍には蓮がおり、風摩はまた理不尽に叱りつけて虐待を始めた。風摩の脳裏にフラッシュバックする過去の記憶…実は風摩も幼い頃、父親から虐待を受けていた。
風摩が尚も暴行を続けていると、通風口から催涙ガスが噴出。しばらくすると、防護マスクを被った人間がやって来て、気を失った風摩を連れて行こうとする。すると、急に目覚めた風摩がマスクの男を振り切って逃亡を図った。
映画『超擬態人間』のあらすじ【転】
実は、風摩は死刑囚「丸山風摩」のDNAから生み出されたクローンで、蓮の「ある能力」を覚醒させる実験に利用されていたのだ。それは、昆虫が外敵から身を守るために姿を変える「擬態」のDNAが、人間にも組み込まれていることを実証する実験だった。実験施設の研究員である光武は、逃亡したのは天敵である父親の風摩に擬態した蓮だと施設局長の永田に訴える。
一方、式場を目指す三人は、立入禁止区域の看板を発見し立ち往生していた。新開が言うには、ここを抜けたところに式場があるらしい。回り道をして他のスタッフを呼んでくるというので、三人は仕方なく近くの古民家で休憩させてもらうことにする。すると、三人の目の前に風摩(擬態した蓮)と、それを追って来たお面の狂乱男が現れる。狂乱男はその場にいる者を見境なく襲い始めるが、三人は協力して何とか狂乱男を撃退した。
映画『超擬態人間』の結末・ラスト(ネタバレ)
夜になっても新開が戻って来ないので佐竹が探しに出掛けるが、さっき撃退したはずの狂乱男に襲撃されミートフックに吊るされてしまう。蓮を連れ戻しにやって来た光武とクローン風摩が佐竹を救出するが、狂乱男が再び襲い掛かって来る。さらにそこへ豹変した新開が現れ、一行は空き家に監禁されてしまう。光武の話から、狂乱男は新開が代理出産した風摩の不良クローンだったことが判明する。風摩の凶悪なDNAを持った不良クローンの殺人欲望を満たすため、新開がカップルを騙し攫って来て殺させていたのだ。
しかし、今度はいつの間にか蓮が不良クローンに擬態しており、新開も殺されてしまう。一行は空き家から脱出を図り森へ逃げ込むが、あえなく擬態した蓮に捕まり皆餌食になる。クローン風摩だけは何とか生き残るが、擬態した蓮と共に研究所の職員に捕らえられ、施設に連れ戻される。
クローン風摩は、結局その後も実験のモルモットとして利用され続ける運命にあった。局長の永田は、死んだ光武の実験の功績を全て自分のものにしようとしていた。そして、生け捕りにした蓮を解剖しようとするが、擬態して凶暴化した蓮に惨殺されてしまう。
施設を脱走した「超擬態人間」の蓮は、再び野に放たれてしまった。
映画『超擬態人間』の感想・評価・レビュー
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映画『超擬態人間』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『超擬態人間』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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