この記事では、映画『ザ・パラサイト 寄生する獣』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ザ・パラサイト 寄生する獣』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0051373
| 製作年 | 2018年 |
|---|---|
| 上映時間 | 91分 |
| ジャンル | パニック アクション |
| 監督 | ジェレマイア・キップ |
| キャスト | ナナ・ゴウヴェア トム・サイズモア エリック・ロバーツ ヴィンセント・パストーレ |
| 製作国 | アメリカ |
映画『ザ・パラサイト 寄生する獣』の登場人物（キャスト）
- ルイズ（ナナ・ゴウヴェア）
- 続出する謎の変死事件を調査するため、研究チームに呼ばれた女性学者。
- フランク（エリック・ロバーツ）
- 研究チームに所属する医師で、ルイズの上司。
- ジョーンズ（ヴィンセント・パストーレ）
- 研究チームに所属する学者。
- 刑事（トム・サイズモア）
- 変死した学生の事件を調べていた刑事。
- ホームレス（ジョニー・ボーシャ）
- 海岸沿いにテントを張って生活していた男。
映画『ザ・パラサイト 寄生する獣』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ザ・パラサイト 寄生する獣』のあらすじ【起】
アメリカの東海岸沿いで、死因不明の遺体が多数発見されるという事件が起きる。現地に原因究明のための研究チームが立ちあげられ、心理学・文化人類学などに詳しい女性学者のルイズ・モレイラもチームに招集される。しかしこのルイズの行動を、密かに2人の秘密捜査官が監視していた。
ルイズは研究チームに送られてきた映像で、海岸沿いにテントを張って生活していたホームレスに関連した事件を知る。近隣に住む映像科の大学生が、ホームレスの生活を追うドキュメント製作の一環として、テントに住む男にインタビューを試みた時の映像が残されていた。
ホームレスは「俺は小さい頃、奴らに父さんを殺され、母さんを奪われた。そして俺は、預言者になることを命じられた」と言って、手書きのメモを束ねた1冊の本を取りだす。続いてホームレスが水筒のようなものを持ち出し、撮影していた学生に中を覗いてみろと語りかける。
学生が興味本位で中を覗くと、中から黒い何かが噴出し、学生の顔に張り付く。映像はそこで途絶えていて、数日後その学生は遺体で発見される。
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映画『ザ・パラサイト 寄生する獣』のあらすじ【承】
海岸沿いで発見された遺体は、いずれも脳が内部から破裂したような状態になっていた。ルイズは学生の映像を見て、寄生虫のようなものが被害者の頭部に住み着いたのではないかと推測するが、チームの上司であるフランク医師はそれを頭から否定する。
ルイズはホームレスが持っていた手書きの本も入手し、ここに手がかりがあるはずだとその本を熟読し始める。一見意味のない言葉や絵が書き連ねてあるだけにも思えたが、何度も読み返すうちに、その意図が掴めて来る気がしていた。そしてルイズはこの本に取りつかれたように、徐々にやつれていく。
ルイズが本に取りつかれている間にも、変死事件は次々に発生し、変死を遂げた女性の遺体が研究施設に運ばれてくる。研究チームの一員であるジョーンズ博士が遺体を調べようとすると、遺体の額のあたりがモゾモゾと動き出し、そして死んだと思っていた遺体が動き出して、博士に襲いかかる。
その現場を密かに監視していた捜査官たちが研究室に乗り込み、遺体に銃弾を撃ち込んで改めて殺害する。捜査官の目的は博士を救うことではなく、被害を外に広めないことにあった。
映画『ザ・パラサイト 寄生する獣』のあらすじ【転】
ある日、恋人が変死を遂げた女性が研究施設に運ばれてくるが、その女性は精神を病んでいて、まともに会話が出来る状態ではなかった。しかし突然凶暴化して、診断していたフランク医師を殺害すると、施設から脱走していく。
ジョーンズとフランクという2人の被害者を出したことで、成果を出せない研究チームは悲壮感に包まれる。そいて政府から軍が派遣され、施設を強制的に閉鎖するという通達が来る。ルイズは例の本を持って施設から逃げようとするが、突入して来た兵士に捕まってしまう。
そこに1人の刑事が現れ、ルイズを捕まえた兵士を射殺する。その刑事はホームレスの撮影をした後に死んだ学生の事件を調べていて、ルイズ宛てにホームレスの本を送った当人だった。刑事は「その本に呼ばれて、本を守るためにここへ来た」と告げ、ルイズを施設から逃がしてくれる。
ルイズは久しぶりに夫と娘の待つ自宅へと戻るが、夫も娘もルイズを見て「知らない人だ」と警戒する。混乱したルイズは家を飛び出し、「自分が本当に帰るべき家」を探し始める。
映画『ザ・パラサイト 寄生する獣』の結末・ラスト（ネタバレ）
ルイズは事件の発端となったとも言える、テントに住むホームレスに会いに行く。するとホームレスはルイズを見て「母さん」と呼びかける。実はホームレスの「奴らに連れ去られた母親」がルイズで、ルイズはその後別の記憶を植え込まれていたのだった。
ルイズはトミーという名のそのホームレスと共に、海岸沿いへ向かう。海岸には多くの人々が集い、海面に向かって何かを呟いていた。すると水中から、多数の触手を持った巨大生物が出現する。
この生物は太古の昔に地球外から飛来したもので、復活して自分が生まれた星に戻るチャンスを狙っていた。数々の変死事件は、この生物から発生した幼虫たちが人間に寄生して引き起こしたものだった。
ルイズを追っていた捜査官は、ルイズが未知の生命体と関わった重要人物だと睨み、CIAから派遣された者たちだった。ルイズを追って捜査官も海辺に駆け付けるが、寄生された人々に殺害される。そして巨大生物は集った人々のパワーを吸い取ったかのように、海面から浮かび上がろうとしていた。
映画『ザ・パラサイト 寄生する獣』の感想・評価・レビュー
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映画『ザ・パラサイト 寄生する獣』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ザ・パラサイト 寄生する獣』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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