2009年にアメリカで制作されたビデオ映画。日本では劇場公開され、観客は微妙な反応を示していた。監督は『ディープインパクト』のミミ・レダー、脚本はテッド・ハンフリー。
映画『ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え』 作品情報
- 製作年:2009年
- 上映時間:104分
- ジャンル:サスペンス
- 監督:ミミ・レダー
- キャスト:モーガン・フリーマン、アントニオ・バンデラス、ラダ・ミッチェル、ロバート・フォスター、ラデ・シェルベッジア etc…
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映画『ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え』 評価
- 点数:30点/100点
- オススメ度:★★☆☆☆
- ストーリー:★★☆☆☆
- キャスト起用:★★★★☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え』のあらすじを紹介します。
伝説の大強盗キース・リプリー(モーガン・フリーマン)。彼はマイアミからニューヨークにやって来たガブリエル・マーティン(アントニオ・バンデラス)という泥棒のの手際の良さを見て、仕事仲間に引き入れることを考えた。
リプリーはロマノフ王朝の秘宝「イースター・エッグ」を狙っており、セキュリティを突破するには、リプリーだけでは力が足りない。その相棒としてガブリエルをスカウトしたのだ。ガブリエルは二つ返事で承諾し、最強コンビが結成された!
準備にとりかかる中、ガブリエルはアレクサンドラという女性と出会う。順調に進む準備、順調に仲良くなるガブリエルとアレクサンドラ。この件は置いておくとして、おっさん二人は秘宝の強奪に成功できるのか?
映画『ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
名優名作の母にあらず
モーガン・フリーマンとアントニオ・バンデラスが主演している映画がつまらないなんて許されませんよ。この映画、すっげえ微妙です。クライム・サスペンス……なんでしょ?だったらさぁ、斬新なアイデアがないとダメですよ。既視感ビンビンでしんどい。
モーガン・フリーマンのドヤ顔もしんどいです。お前大したことしてねえじゃねえか!とツッコミを入れたくなってしまう。俳優に金突っ込むより、脚本に金を注ぎ込んだほうがいいと思いました。
なぜ劇場公開されなかったのかがよく分かりますよね。こんな脚本じゃあ、ちょっとキツい……。目新しさの欠片もねえもん!
いくら名優が主演していても、ツマラン映画は出来上がるということを再確認しました。大好きなモーガン・フリーマンのドヤ顔を見るのが辛く感じるなんて、そうそう体験できることじゃないです。ある意味貴重ですね。
やっぱり、映画は俳優よりも脚本と監督です。一番カネを使うべきは脚本。次に監督。その次が俳優です。モーガン・フリーマンとアントニオ・バンデラスがこの役を演じる理由がない以上、金の無駄遣いと言わざるを得ませんね。
誰が真実を言っているのか何を信じたら良いのか先が読めない展開がおもしろかったし、モーガン・フリーマンとアントニオ・バンデラスの豪華な共演は見応えがあった。
ラダ・ミッチェルが演じた謎の女・アレクサンドラの登場は興味深かったのだが、ガブリエルとの濡れ場や恋愛面の物語が多すぎて、この作品の良さが半減してしまったような気がする。特に、物語のラストでアレクサンドラとガブリエルが再会したところは、ハッピーエンドとは思えずがっかりした気持ちになった。(女性 30代)
モーガン・フリーマンにアントニオ・バンデラス、そしてまだぴちぴちのトム・ハーディまで登場する今作。なかなか酷評されていることが多いですが、私はかなり好きな作品でした。
クライム・サスペンスなんて難しいことは考えず、金庫破りにFBI、ラストのどんでん返しなど単純に楽しめば良いと思います。これだけのキャストが出ているのに…という意味も含めた酷評なのかもしれませんが、あまり見られないモーガン・フリーマンの強盗役もなかなか良かったです。(女性 30代)
モーガン・フリーマンを出しておいて、こんな脚本で演じさせたことが許せない。彼の役者力に頼りすぎで、本当に薄味な展開だった。導入の地下鉄での場面ではそれなりにハラハラさせられたが、その後どんどん失速。予算の配分を間違えたのだろうか。FBIらの会話がややこしく分かりづらい。脚本・監督の努力が感じられるが完全に空回りしている。ラストのどんでん返しも無理やりで無茶苦茶。結局何のために盗んだのさ、と巻き戻して問い詰めたくなる。(男性 20代)
映画『ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え』 まとめ
アメリカでビデオ映画として公開された映画は、やはりそれなりの理由があるということです。モーガン・フリーマンとアントニオ・バンデラスが主演しているのに配給会社が無視するなんて、普通じゃ考えられません。
監督は『ディープインパクト』のミミ・レダーですよ。かすかな記憶を辿ってみたところ、バカだクソがシャマランだでお馴染みのM・ナイト・シャマランよりはマシな監督だったような……。このレベルの監督でダメなら、やっぱり脚本が醜悪だったと言わざるをえないんじゃないですかね。
モーガン・フリーマンの手元にいくらの金が入ったのか知りませんけど、趣味で小作を作れる程度の金が入っていないのなら、出演した意味が無いですね。どうなんだろう。
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