この記事では、映画『トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0038770
製作年 | 2017年 |
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上映時間 | 100分 |
ジャンル | ホラー サスペンス |
監督 | ジェフ・ワドロウ |
キャスト | ルーシー・ヘイル タイラー・ポージー ヴァイオレット・ビーン ヘイデン・セットー |
製作国 | アメリカ |
映画『トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム』の登場人物(キャスト)
- オリビア・バロン(ルーシー・ヘイル)
- 真面目な女子大学生であるため、他人から騙されやすい。日頃からYouTubeで動画配信をしている。
- ルーカス・モレノ(タイラー・ポージー)
- オリビアの同級生。好青年で女性からも人気が高い。マーキーの彼氏であり、マーキーを愛している。
- マーキー・キャメロン(ヴァイオレット・ビーン)
- オリビアの同級生で友人思いの性格である。その一方で、オリビアのとある発言で、対立をしてしまう。
- ブラッド・チャン(ヘイデン・セットー)
- オリビアの友人であるが、とある秘密を抱えて一緒にいる。運動神経があり、俊敏な行動を取ることができる。
- カーター/サム(ランドン・リブロン)
- オリビアたちが、メキシコで出会う謎の青年。オリビアたちに、とある遊びを持ちかけてくる。おっちょこちょいな一面もある。
- タイソン・カラン(ノーラン・ジェラード・ファンク)
- オリビアの友人。医学部志望の学生である。迷信や怪奇現象には懐疑的な性格である。仲間に秘密にしていることがある。
- ペネロープ・アマリ(ソフィア・テイラー・アリ)
- オリビアの友人。オリビアと同様に大人しい性格だが、友人のために自らを犠牲にすることができる。お酒に弱い。
- ロニー(サム・ラーナー)
- オリビアの同級生の男子。メキシコでたまたまオリビアたちと出会い、ゲームに巻き込まれてしまう。
- ジゼル・ハモンド(オーロラ・ペリノー)
- サムの友人の女性。とあるゲームに巻き込まれていて、何とかしてゲームをクリアしようと奮闘している。
映画『トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム』のあらすじ【起】
アメリカとメキシコの国境付近にあるガソリンスタンド。そこにやって来たジゼルという女性が店員から、「真実か挑戦か?」と尋ねられる。おびえていたジゼルは、店内にいた他の女性客を燃やしてしまうのであった。
女子大学生のオリビアたちは、夏休みにメキシコへバカンスに行く計画を立てていた。当初オリビアは、行きたがらなかったが、渋々行くことになる。マーキー、ルーカス、ブラッド、タイソン、ペネロープそしてオリビアの6人でメキシコへ向かう。
メキシコでの日々を楽しむオリビアたち。ある晩、オリビアたちが、バーで飲んでいると同級生のロニーと出会う。ロニーはオリビアたちに絡んできて喧嘩となるが、カーターと名乗る青年が止めに入る。すぐにカーターは、オリビアと意気投合する。カーターは、面白い場所を知っていると言い、オリビアたちをジャングルの奥へ案内する。
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映画『トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム』のあらすじ【承】
ジャングルの奥地には、古い教会があった。中に入ったオリビアたちは、その様子を動画で撮影していた。中に入ってから、しばらくするとカーターが「真実か挑戦か?」のゲームを提案してくる。それぞれが「真実か挑戦か?」と順番に聞かれ、真実を選んだ場合は、自分か他人の秘密を暴露し、挑戦を選んだ場合は、指示されたことを必ずやり遂げなければならないというルールであった。
ゲームが始まると、最初はブラッドが真実を選ぶ。ブラッドは、自身がゲイであることをカミングアウトする。最後にカーターの番が回ってくる。カーターは、真実を選び、このゲームからは逃げられないと言い、立ち去ってしまう。不思議に思ったオリビアたちは、教会を出ていく。
メキシコから帰国したオリビアたちは、その後町中で至る所に「真実か挑戦か?」というフレーズを目にする。バーで女性から「真実か挑戦か?」と尋ねられたロニーは、挑戦を選ぶが、挑戦しないまま事故死してしまう。この動画を見たオリビアたちは、このゲームが死のゲームであることに気が付く。
映画『トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム』のあらすじ【転】
続いて、ルーカス、マーキー、ブラッドはクリアしていく。タイソンが医学部で面接を受けていると、「真実か挑戦か?」尋ねられる。このゲームを疑っていたタイソンは、嘘を吐いてしまい、そのまま死んでしまう。
このゲームから抜け出す方法を模索するオリビアたちは、ガソリンスタンドで他人を燃やしたジゼルの動画を見つける。SNSを通じて、ジゼルに接触するオリビアたち。早速ジゼルが会いに来てくれる。
ジゼルは、友人のサムと二人でゲームに挑戦していた。教会でカーターと名乗っていたのは、サムであった。サムが教会にあった壺を割って封印されていた悪魔を開放してしまったらしい。ジゼルは、このゲームは真実には二回連続でしか選べないということ、仲間を増やせば、回ってくる順番が遅くなることを教えてくれる。
するとジゼルの様子がおかしくなる。実は、ジゼルはオリビアを殺す挑戦を選んでいた。オリビアに向けてジゼルが発砲してくるが、誤ってペネロープに当たり、殺してしまう。挑戦に失敗したジゼルは、そのまま銃で自殺してしまう。
映画『トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム』の結末・ラスト(ネタバレ)
オリビア、マーキー、ルーカスは、悪魔を封印した修道女に会いに行く。悪魔を封印するためには、壺を割った人物の舌を入れて、封印するしかなかった。修道女もまた、舌を切って封印をしていたのである。
オリビアたちは、壺を割ったサムの居場所を突き止め、サムをメキシコの教会へ連れて行く。封印の呪文を唱えて、サムの舌を切ろうとした瞬間、ルーカスに「真実か挑戦か?」が回ってくる。挑戦を選んだルーカスは、マーキーかオリビアのどちらかを殺さなければならなくなる。
ルーカスは、どちらも殺せず、サムを殺してしまう。するとマーキーに悪魔が乗り移る。オリビアが「真実か挑戦か?」マーキーに尋ねる。マーキーは、真実を選んだので、オリビアはゲームの終わらせる方法を尋ねる。すると終わらせる方法は無いことを告げられる。自分の番を遅らせるため、オリビアたちは動画配信で視聴者たちに「真実か挑戦か?」尋ねるのであった。
映画『トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
最初はよくあるパーティ系のホラーかと思ったけど、ゲームが本格的に始まると一気に空気が変わった。特に笑顔が歪む顔の演出が不気味で、視覚的にも強烈。終盤にかけて「誰を犠牲にするか」という倫理的な選択が迫られていく展開は、意外に考えさせられる。主人公が最終的に世界中に呪いを拡散するという衝撃の結末には背筋が凍った。(20代 男性)
友人との軽いノリで観始めたけど、思った以上に真面目なホラー映画だった。登場人物の性格が浮き彫りになっていく「真実」の問いが面白くて、ホラーというよりは心理ゲームのような印象。最後に主人公がYouTubeでゲームを世界中に拡散させる判断をしたとき、すごく複雑な気持ちになった。救いのないエンディングが逆に印象に残った。(30代 女性)
ビジュアル面では微妙にチープだったけど、ストーリー展開と設定は斬新だった。トゥルース・オア・デアという馴染みのある遊びが、命がけのサバイバルになる怖さが良かった。仲間割れしていく過程もリアルで、心理的な緊張感が続くのが良い。ヒロインの決断には賛否あるけど、彼女なりの正義だったのかもしれない。(40代 男性)
ホラー好きとしてはツッコミどころ満載だけど、それも含めて楽しかった。展開は読める部分もあったけど、ゲームのルールが明確になっていくにつれて緊張感が増すのは良かった。途中の「真実を言うだけで人が死ぬ」みたいな状況は恐怖以上に理不尽で面白かった。最後の選択が“最悪”なのもホラーとしては合格。(20代 女性)
ジャンル的にはティーンホラーだけど、倫理や友情を壊す演出がなかなか刺激的だった。特に、ただの呪いではなく「人間の選択」を問う点が面白かった。途中までは仲間を守ろうとしていたのに、最後には世界を巻き込む選択をする主人公の変化が皮肉で良い。B級感はあるけどテーマは深め。(30代 男性)
最初のテンションは軽いのに、どんどん救いのない展開になっていって、観ていて気分が落ちるくらいだった(笑)。顔が歪むCGはチープだけど、そのぶん恐怖のリアリティはじわじわくる感じ。ゲームが続いていく残酷さに、誰かが犠牲になるしかないという構造が恐ろしい。後味がとにかく悪い…でもそこがクセになる。(40代 女性)
若者の無邪気なゲームがここまで地獄に変わるのが面白かった。ホラーというよりは“道徳テスト”を受けてるような気分で、誰がどこで嘘をつくのか、誰が自分を守るのかを試される内容だった。ラストで呪いを世界に広めるという選択をした主人公の表情が忘れられない。自分ならどうするか、考えさせられる一本。(50代 男性)
個人的には、途中のキャラたちのやり取りがリアルで好きでした。「真実」を突きつける場面で、本当にその人の人格が浮き彫りになるので、友情が壊れていく様子が生々しかった。恐怖よりも心理的な不安定さが続いていくのが怖かった。ジャンプスケアに頼らない作り方は好感。後味の悪さも含めて、印象に残る作品でした。(30代 女性)
あの笑顔のCGは正直ダサいけど、逆にその不自然さがじわじわ怖い。ルールが進むにつれて、登場人物の感情が壊れていく様子が怖くて、途中からはサバイバルドラマとして楽しんでいた。最終的に主人公が自己犠牲を選ばず、呪いを拡散する選択をしたことが、リアルな人間らしさを感じさせた。(20代 男性)
ホラーとしては軽めだけど、展開のテンポが良くて飽きずに最後まで観られた。どこかで誰かが「選択ミス」をしたときにすぐ命を奪われる緊張感は、ゲーム感覚で楽しめた。最終的に“全人類”にこのゲームを強制させるというぶっ飛んだ展開には笑ってしまったけど、それもホラーの醍醐味かも。エンタメとしては満足。(50代 女性)
映画『トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム』を見た人におすすめの映画5選
ファイナル・デスティネーション
この映画を一言で表すと?
「死」から逃れても、運命は容赦なく追いかけてくる!
どんな話?
飛行機事故のビジョンを見て仲間を救った主人公だが、助かったはずの仲間たちが次々と謎の死を遂げる。見えざる“死の運命”に抗おうとする若者たちの、スリリングなサバイバルホラー。
ここがおすすめ!
『トゥルース・オア・デア』と同じく、“不可避のルールに縛られた死”がテーマ。逃げ場のない恐怖や、予測不能な死に方がスリル満点で、次に何が起きるのか目が離せません。シリーズとしても楽しめる名作です。
ソウ(SAW)
この映画を一言で表すと?
極限の選択を迫られる、知能派デスゲームの原点。
どんな話?
目覚めたら見知らぬ密室に監禁されていた二人の男。謎の人物“ジグソウ”によって命をかけたゲームが開始され、過去の罪を暴かれながら選択を強いられていく。予想外の結末が衝撃的なサスペンスホラー。
ここがおすすめ!
命を懸けたルールに従わなければ即死という構図が、『トゥルース・オア・デア』と共通。精神的プレッシャー、残酷なゲーム内容、衝撃のラストが揃った一級ホラー。シリーズ化されるのも納得の完成度です。
イット・フォローズ
この映画を一言で表すと?
“それ”はゆっくり、でも確実に追ってくる――静かな恐怖があなたを侵食する。
どんな話?
ある日突然、呪いのように「歩いて追い続けてくる存在」に命を狙われることになった少女。その“存在”から逃れる方法はただ一つ、誰かに“それ”をうつすこと。じわじわ迫る恐怖が特徴的な異色ホラー。
ここがおすすめ!
『トゥルース・オア・デア』のように、ルールの中での絶望感と選択の重さが際立つ作品。ジャンプスケアに頼らない心理的な恐怖が魅力で、「追われる」ことの恐ろしさを再認識させてくれます。
ザ・リチュアル いけにえの儀式
この映画を一言で表すと?
不気味な森に迷い込んだ男たちが遭遇する、超自然的悪夢。
どんな話?
旧友の死を悼んで北欧の山をトレッキングする4人の男たち。近道をしようと森に足を踏み入れた彼らは、やがて奇怪な現象に見舞われ、古代の神話的存在と対峙することになる。
ここがおすすめ!
閉ざされた空間で不可解な力に追い詰められていく構図が、『トゥルース・オア・デア』と重なります。心理描写も濃厚で、罪悪感やトラウマといった内面も巧みに取り扱われており、深く没入できます。
デッド・サイレンス
この映画を一言で表すと?
静寂の中に潜む“声なき恐怖”が、あなたを襲う。
どんな話?
妻を殺された男が、故郷の町で口を閉ざされた人形にまつわる恐怖に巻き込まれていく。古い伝説と呪い、そして“声を出したら死ぬ”というルールが物語を支配するサスペンスホラー。
ここがおすすめ!
ルールに背くと命を落とす、というスリルが『トゥルース・オア・デア』と酷似。視覚と聴覚を巧みに利用した恐怖演出も抜群で、クラシックなホラーの魅力と現代的なテンポが融合した快作です。
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