この記事では、映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0047612
製作年 | 2017年 |
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上映時間 | 113分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | セバスティアン・レリオ |
キャスト | レイチェル・ワイズ レイチェル・マクアダムス アレッサンドロ・ニヴォラ バーニス・ステジャース |
製作国 | イギリス |
映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』の登場人物(キャスト)
- ロニート・クルシュカ(レイチェル・ワイズ)
- ニューヨーク在住の女性カメラマン。イギリスの厳格で正統派のユダヤ・コミュニティで生まれ育つ。父の死をきっかけに故郷に帰る。父の死を乗り越えきれない中、エスティへの封印していた思いが溢れ出していく。自立心が強く、クールな性格。
- エスティ・クパーマン(レイチェル・マクアダムス)
- ロニートと同じコミュニティで育ち、地元で教師を務める。繊細で真面目な性格。ロニートが帰ってきたことをきっかけに、彼女への想いが蘇る。
- ドヴィッド・クパーマン(アレッサンドロ・ニヴォラ)
- ロニートと同じコミュニティで育ち、ロニートの父の弟子となる。寡黙で優しい性格。
映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』のあらすじ【起】
ニューヨークでカメラマンとして活躍するロニートは、突然父の訃報を受けた。ロニートはイギリスの厳格な正統派のユダヤ・コミュニティ出身で、父はラビと言われるユダヤ教の聖職者だった。信仰に従いきれなかったロニートは、過去に地元を捨てて逃げるようにニューヨークにやって来ていた。
父からは親子の縁を切られていたが、ロニートは帰省することを決意する。ロニートがイギリスへ帰ると、友人のドヴィッドが出迎えた。もちろん周りは全員ユダヤ・コミュニティの人々で、彼らは信仰を捨てて家を出たロニートに冷たい視線を送った。ドヴィッドは、ロニートの父の弟子となっていた。結婚したという彼の妻は、過去に想い合っていた相手のエスティだった。ロニートは驚きを隠せずにいた。
ユダヤ教の聖職者である父の死は、新聞でも知らされていた。しかし、子供はいないという記事にロニートはショックを受ける。
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映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』のあらすじ【承】
ロニートは父の追悼式まで、ドヴィッドとエスティの家で泊ることになる。親戚の家に招かれたロニートは「結婚はしていないのか、子供はいないのか」と聞かれ、コミュニティの息苦しさを改めて感じる。
ロニートは家の相続について叔父に相談するが、遺産はすべて教会に寄付すると遺書に示されていた。ロニートは、「父に許しを貰えなかった」という現実を突きつけられる。実家に帰る際に、エスティに出くわす。帰国後、初めて2人きりになったロニートとエスティ。エスティがロニートにキスをし、戸惑うロニートだったがキスをし返した。2人は想い合ったままだったのだ。
昔、2人は愛し合っていた。しかし、ロニートが去った後、エスティは心を病んでしまう。それを見かねたロニートの父が、ドヴィッドとの結婚を勧めたのだった。今でも恋愛対象は女性だが、尊敬していた友人ドヴィッドとの結婚を決めたというエスティ。そして、ロニートに父の訃報を伝えたのは彼女だった。
映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』のあらすじ【転】
2人が外で見つめ合っていたことが、エスティの勤め先の学校にも伝わってしまう。校長から指摘を受けたエスティは、自分の行動は分別がなさすぎたと反省する。しかし、ダメなことだと分かっていても、ロニートに会うと想いを止めることが出来なかった。2人は、町を抜け出してホテルで愛を確かめ合う。
家に帰ったエスティ。妻の異変に気付いたドヴィッドがエスティを問い詰める。エスティは「本当の自分はこれ」と女性のロニートが好きなことを伝える。しかし、ドヴィッドは「昔と同じようにロニートは去って、また傷くだけだ」と忠告する。
追悼式前日の夜。ロニートは、フライトを早めてニューヨークへ帰ることを告げる。ロニートが去った夜にエスティは家を抜け出す。翌日、エスティがいなくなったことにドヴィッドは動揺しロニートに連絡する。実はまだ空港にいたロニートは、フライトをキャンセルしてドヴィッドと一緒にエスティを探した。
映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』の結末・ラスト(ネタバレ)
探し回った後、家に帰るとエスティが戻っていた。エスティはドヴィッドに「妊娠したわ、自由をちょうだい」と告げる。妊娠したことが分かったエスティは、「子供には自由な選択をできる人生を歩んで欲しい」と考え、ドヴィッドと別れることを決意していた。
追悼式に参加する3人。ロニートの父の後継者候補だったドヴィッドは、スピーチをやめて後任を辞退することを告げる。そして、参列していたエスティに向かって「誰もが選択をする権利がある。あなたはフリーだ」と伝える。会場を出た3人は、抱き合った。
ロニートが帰る日、エスティとドヴィッドに別れを告げる。タクシーが走りだした後、エスティが追いかけてきてタクシーの中で2人は別れのキスをした。ロニートは「あなたならきっといい母親になる」と言ってエスティを抱きしめ、故郷を発つ。空港に向かう途中、ロニートは父のお墓をカメラに収め、映画は幕を閉じる。
映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』の感想・評価・レビュー
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映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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