この記事では、映画『殺人ワークショップ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『殺人ワークショップ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0038322
製作年 | 2014年 |
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上映時間 | 75分 |
ジャンル | サスペンス ホラー |
監督 | 白石晃士 |
キャスト | 宇野祥平 木内彬子 西村美穂 徳留秀利 |
製作国 | 日本 |
映画『殺人ワークショップ』の登場人物(キャスト)
- 江野祥平(宇野祥平)
- 殺したいほど憎い相手がいる者に、殺し方を指南する「殺人ワークショップ」の代表者。セミナーの間も関西弁で話すのが特徴。
- モリアキコ(木内彬子)
- 同棲している恋人から酷い暴力を受け、たまたまメールで見た殺人ワークショップに参加することを決めた若い女性。売れない役者の卵。
- ヒデトシ(徳留秀利)
- 殺人ワークショップの参加者。バイト先で友人を追い詰め死に追いやった、ヤンキー風の男性2人組を恨んでいる。
- エミ(西村美恵)
- 殺人ワークショップの参加者。自分を侮辱した年下の恋人を恨んでいる。
- ユウマ(杉木悠真)
- 殺人ワークショップの参加者。スパルタ的な教え方をする江野に、苦言を呈する。
映画『殺人ワークショップ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『殺人ワークショップ』のあらすじ【起】
売れない役者をしている若い女性・モリアキコは、演技を学ぶため役者のワークショップに参加したいと、同棲中の恋人に告げる。しかし普段からアキコにつらくあたっている恋人は、「お前みたいな奴が役者になれるわけないだろ」とアキコを罵倒したあげく、殴る蹴るの暴力を振るう。
恋人が部屋を出ていったあと、アキコの携帯に一通のダイレクトメールが入る。そのメールは、「殺してやりたい人間がいませんか?そんなあなたに殺し方を指導します」という、「殺人ワークショップ」の案内だった。
アキコは半信半疑のまま、この怪しげな合宿型ワークショップに参加することを決める。アキコが会場に着くと、狭い会議室のような部屋にはすでに5人の若者が来場し、パイプ椅子に座っていた。
ワークショップの主催者である江野は、「ほな、1人ずつ殺したい奴のこと発表してもらおうか。みんなで思いを共有することが大事なんやで」と、関西弁で参加者たちに語り出す。
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映画『殺人ワークショップ』のあらすじ【承】
アキコを含め6名の参加者は、それぞれに自分の殺したいほど憎い相手を語っていく。江野はそのたびに、「それは思い知らせたらなあかん」「相手は1人やけどこっちは6人やからな、勝てるで」と、自分の感想を述べていく。
ひと通りの発表が終わったところで、江野は参加者たちに玩具のナイフを渡し、2人ひと組になって相手を指すよう指導する。「刺したらすぐ抜く、刺して抜く、この繰り返しやで!本気でやりや!」スパルタ的な江野の指導に、参加者の1人・ユウマという青年が苦言を呈する。
すると江野はユウマをイスに縛り上げ、「ほなこいつが目標や。みんなでこいつを刺せ!」と命ずる。参加者の女性が言われた通り、恐る恐るユウマにナイフを突き立てると、いつの間にかナイフは本物にすり替わっていて、ユウマの体に突き刺さる。
ユウマを刺してしまった女性は恐れおののき吐いてしまうが、江野は「お前らがやらんなら、俺がお前らを殺す。生きるか死ぬか、どっちかや!」と容赦なく参加者たちを煽り、逆らった女性の参加者を、首を絞めて本当に殺してしまう。アキコたち他の参加者は仕方なく、順番にユウマを刺していく。
映画『殺人ワークショップ』のあらすじ【転】
やがて夜になり、皆はそのまま会場内で就寝することになる、そして1人の参加者が江野の隙を突いて逃げ出そうとするが、江野はすばやくその参加者に近付き、背後から首を絞めて殺害する。
夜が明け、参加者たちは江野が決めた順番通りに、憎い相手を殺していくことになる。江野と残った参加者3人は、まず最初にヒデトシという青年の復讐相手である、バイト先の友人をいじめて自殺に追い込んだ、ヤンキー2人組の住むアパートへと赴く。
最初はヒデトシ1人を向かわせ、無線を持たせて何かあれば他の2人が応援に駆け付ける手はずだったが、ヒデトシはヤンキー2人の横暴な態度に押され、床に組み敷かれる。
そこでヒデトシは「金を払います」と言って持っていたバッグの中からナイフを取り出し、1人のヤンキーに突き立てる。しかしもう1人のヤンキーのナイフを奪われ、腹を刺されてしまう。
アキコと残ったもう1人の参加者・エミが、無線から響く悲鳴を聞き「どうするんですか?」と江野に問いかけると、江野は逆に「お前らはどうするんや!」と2人をけしかける。
映画『殺人ワークショップ』の結末・ラスト(ネタバレ)
エミとアキコは決意したようにアパートへ向かい、ヒデトシを刺したヤンキーを殺害する。続いてエミの復讐相手である、エミを侮辱した年下の男を拉致し、廃墟のような場所へ連れていく。江野が鉄パイプをエミに渡し、これで男を殴れと命じると、エミは逆に江野を殴り倒す。
エミは恋人を連れて逃げようとするが、階段を登ったところで江野に追いつかれ、鉄パイプで叩きのめされる。そこにアキコが駆け付け、廃墟で見つけたスコップで江野を殴りつけ、江野を階下に突き落とす。
アキコはそのまま廃墟を立ち去り、エミは恋人と熱い抱擁を交わす。しかし気が付くと落下したはずの江野の体は、どこかへ消え去っていた。そしてアパートに帰ったアキコは、床に寝ていた恋人の体に、買ってきた包丁を突き立てる。
「お前のこと探してたんだよ」と泣きながら訴える恋人に、アキコは「あなたにも、あたしの苦しみを教えてあげる」と容赦なく包丁を突き立て、殺害する。恋人が息絶えたのを見届けて、アキコはようやく静かな笑みを浮かべるのだった。
映画『殺人ワークショップ』の感想・評価・レビュー
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映画『殺人ワークショップ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『殺人ワークショップ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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