この記事では、映画『小さなバイキング ビッケ(2019)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『小さなバイキング ビッケ(2019)』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0067216
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 81分 |
ジャンル | 長編アニメーション コメディ アドベンチャー |
監督 | エリック・カズ |
キャスト | 伊藤沙莉 三宅健太 前野智昭 和多田美咲 |
製作国 | ドイツ フランス ベルギー |
映画『小さなバイキング ビッケ(2019)』の登場人物(キャスト)
- ビッケ(伊藤紗莉)
- 海賊長・ハルバルの息子。まだ小さく力も弱いが、賢くて様々なアイディアを思いつく。一人前のバイキングになって、航海に出たいと願っている。
- ハルバル(三宅健太)
- バイキング・フラーケ族の族長。ビッケを子ども扱いし、航海に連れて行くには早すぎると思っている。体が大きく、豪快で明るい性格だが、抜けているところがあり頭を使うのは苦手。妻・イルバを愛しており、イルバには頭が上がらない。
- レイフ(前野智昭)
- フラーケ族の島に突如現れた、スマートで頼りになる青年。有名なバイキング・赤毛のエイリークの息子と名乗り、武術に長けている。何度もピンチを救い、ハルバルの信頼を勝ち得た。
- スベン(田坂浩樹)
- 海賊長で、ハルバルのライバル。ハルバルと互角で戦えるほどの怪力で、いとこから魔法の剣を奪ってきた。無数の棘が付いた球体・いじめ玉を愛用している。
- イルバ(矢尾幸子)
- ハルバルの妻で、芯が通った強い女性。ビッケを愛し誇りに思っているが、心配のあまり航海に出るのはまだ早いと感じている。
- ソー(野津山幸宏)
- 伝説に出てくる神・オーディンの息子。腹違いの兄・ロキを持ち、兄弟の仲は悪い。レイフ曰く、兄弟が国を追放されたのは先にソーが手を出したためと言われている。
映画『小さなバイキング ビッケ(2019)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『小さなバイキング ビッケ(2019)』のあらすじ【起】
弓矢コンテストの晩餐会に使う魚を獲っていたバイキングの族長・ハルバルは、海で出会ったスベンの船からどさくさに紛れて魔法の剣を奪う。
村で毎年行われる弓矢コンテストの優勝者はバイキングの乗組員になれるため、ビッケは優勝を狙い自ら弓矢を作った。戻ったハルバルたちを桟橋で出迎えたビッケは、剣と一緒に船に乗ってきたリスと仲良くなる。
コンテスト当日。ビッケが矢を放とうとすると、遠くからレイフの放った矢が的の中心を射抜いた。ビッケの結果を待たず、今年の優勝者はレイフに決まり晩餐会が始まる。
ハルバルから剣を見せられたレイフは、オーディンの剣だと驚き、剣には全ての物を黄金に変える力があると説明した。ハルバルが剣の使い方を思案していると、剣を取ったビッケが鶏を金に変える。純金の鶏を見たバイキングたちは、剣を取り合い村の物を次々と金に変えた。
ハルバルが剣を手にすると、誤ってイルバを金に変えてしまう。嘆くハルバルたちに、レイフは剣の話を始めた。
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映画『小さなバイキング ビッケ(2019)』のあらすじ【承】
神・オーディンが納める国・アースガルズでは、異なる母を持ったオーディンの息子・ロキと弟のソーがいがみ合い、その姿を見たオーディンは息子たちを人間界へ追放する。ロキは、オーディンから受け継いだ魔法の剣の使用を禁じられ、その後行方をくらました。罰を受けたロキだったが、実は先に手を出したのはソーだったと説明するレイフは、さらにイルバを助ける方法を話す。
レイフは、秘密の島にはアースガルズに繋がる伝説の橋・ビフレストがあり、アースガルズへの扉を開けば剣の魔法も解ける可能性があると語った。扉は夏至の日の太陽が最も高く昇った瞬間、魔法の剣を使って開けることができると言われている。夏至は、4日後に迫っていた。
島の場所を知るレイフを案内役に、ハルバルはビッケを島に残して出航する。しかし、ビッケは樽に隠れて船に乗り込んでいた。
ハルバルたちが船を進めると、スベンの船が剣を取り戻そう攻めてくる。ビッケがスベンに捕まり、驚くハルバル。ビッケとハルバルたちは、スベンにイルバと剣、船を奪われ無人島に置いて行かれる。
映画『小さなバイキング ビッケ(2019)』のあらすじ【転】
路頭に迷う一行だが、ビッケの発案でイカダを作り無人島を脱出した。
スベンは、金になったイルバを持ってバイキング島に入島し、宴を楽しみながら次々と物を金に変えていく。バイキング島に辿り着いたビッケたちは、置いてあった舞台衣装に身を包み、スベンたちの宴の会場に現れた。ハルバルたちのショーにスベンたちが気を取られている間に、ビッケはイルバを助けに向かう。
イルバと剣を取り戻し、バイキング島を出航したビッケたち。ハルバルは、ビッケの作戦が成功したと喜ぶが、ハルバルが頼りにするのはまだ小さいビッケよりレイフだった。そんな中、ビッケとリスはレイフに不信感を抱き始める。
海を進むハルバルの船は、全てを飲み込む高波を引き起こす、三姉妹の領域と言われる海域に入った。高波が見え始め、ビッケは高波を利用して氷河を超える手を思いつく。波の衝撃で舵を取っていたハルバルが倒れ、ビッケが代わりに舵を取った。
その時、ロキとソーの伝説を思い出した乗組員の一人が、先に手を出したのは兄・ロキだったと発言する。
映画『小さなバイキング ビッケ(2019)』の結末・ラスト(ネタバレ)
ビッケは船の両側から襲い来る高波をかわしていくが、長女と呼ばれる高波の衝撃で船は吹き飛ばされる。目を覚ましたビッケたちは、秘密の島にいた。
剣を持って崖を昇ったビッケとレイフは、光が差す門の入り口に辿り着く。レイフは、ビッケに剣を光にかざすよう促した。剣が光にかざされると、レイフが姿を変える。レイフは、国から追放されて人間の姿をしていたロキだった。
これまでのことを思い返し、ビッケはリスを剣のところまで連れて行く。すると、リスも姿を変え、弟・ソーが現れた。激しい兄弟喧嘩が始まると、光の中からオーディンの巨大な腕が現れ、ロキとソーをアースガルズに連れ帰る。
島の火山活動が始まり、ビッケとビッケの後を追ってきたハルバルが仲間たちの元へ戻ると、スベンが仲間を拘束して金のイルビを持ち去ろうとしていた。ハルバルがスベンからイルビを取り戻すと、イルビは元の姿に戻る。
噴火が始まり、ビッケたちは急いで島から脱出した。ハルバルは、ビッケをバイキングの中のバイキングだと褒めたたえ、一人前のバイキングだと認める。
映画『小さなバイキング ビッケ(2019)』の感想・評価・レビュー
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映画『小さなバイキング ビッケ(2019)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『小さなバイキング ビッケ(2019)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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