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映画『レディ・マエストロ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『レディ・マエストロ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『レディ・マエストロ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0047079

製作年 2018年
上映時間 139分
ジャンル 伝記
音楽
監督 マリア・ペーテルス
キャスト クリスタン・デ・ブラーン
ベンジャミン・ウェインライト
スコット・ターナー・スコフィールド
アネット・マレァブ
製作国 オランダ

映画『レディ・マエストロ』の登場人物(キャスト)

アントニア・ブリコ / ウィリー・ウォルターズ(クリスタン・ブラーン)
指揮者を目指している女性。女性蔑視の音楽業界で、困難にぶつかりながらも夢に向かってひたむきな努力を続ける。
フランク・トムセン(ベンジャミン・ウェインライト)
アントニアが働いていた劇場のスポンサー企業の御曹司。アントニアと付き合うようになり真剣に結婚を考えるが、最終的にはアントニアの夢を応援するために奔走する。
ロビン・ジョーンズ(スコット・ターナー・スコフィールド)
アントニアがピアノ奏者として働くナイトクラブのベース奏者。家を追い出されたアントニアを匿ったり、夢に向かって努力する彼女を陰で支え続ける。

映画『レディ・マエストロ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『レディ・マエストロ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『レディ・マエストロ』のあらすじ【起】

1926年のニューヨークにいるオランダからの移民であるウィリー・ウォルターズは、指揮者として成功し、オーケストラの指揮をするという夢を持っていた。

とある劇場で働いていたウィリーは、この劇場でオランダの大物指揮者であるウィリム・メンゲルベルクが公演を行うことを知り、どうしても見たいと考え通路に椅子を置いて先頭を陣取っていた。この行為に激怒した劇場のスポンサーであるフランク・トムセンにより、ウィリーは解雇されてしまった。

ウィリーはその後、指揮者でピアニストであるマーク・ゴールドスミスと出会い、彼にピアノを師事した。そして、ナイトクラブでピアノを演奏するという仕事を始めるが、ウィリーの母はナイトクラブで働くことをあまり良く思っていなかった。

母と口論になったウィリーは、自分が養子であること、本当の名前はアントニア・ブリコであることを知った。

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映画『レディ・マエストロ』のあらすじ【承】

その後ウィリーはフランクと偶然の再会を繰り返し、お互いに惹かれあっていた。ウィリーは音楽学校の入学試験に合格し、ゴールドスミスのもとで練習を積むことになった。

母から家を追い出されたウィリーは、ナイトクラブでベースを演奏しているロビン・ジョーンズの家に居候することになった。ある日、ウィリーはゴールドスミスのセクハラを拒否したために音楽学校を辞めることになった。ウィリーは、自分の実名であるアントニア・ブリコとして生きることを決めた。

アントニアとなったウィリーは、実の母が既に亡くなっていることを知り、フランクの反対を押し切って自分の出生を知るためオランダへ向かった。アントニアは母の妹であるシスター・ルイジアナを訪れた。そこで、自分は養子に売られたのは一時的なものであったこと、我が子を返してほしいという両親の願いを無視してアメリカに連れて行かれていたこと、母はアントニアを探し続けたが見つけられないまま亡くなったことを知った。

映画『レディ・マエストロ』のあらすじ【転】

アントニアは指揮者のメンゲルベルクの紹介でドイツの大物指揮者であるカール・ムックにもとベルリンで修行することになった。そして、努力の末にベルリンの音楽アカデミーの入学試験を突破した。

アントニアとの結婚を望んでいたフランクがベルリンを訪れるが、夢に邁進しているアントニアはフランクとの別れを決意していた。その後、アントニアはアメリカの謎の女性からの資金援助を受けるようになった。

1929年、ベルリンのフィルハーモニー管弦楽団で初の女性指揮者が誕生していたが、初公演は失敗に終わり、女性が指揮者になることの難しさをアントニアは感じた。さらに、フランクが他の女性と結婚したことを知りショックを受けた。

それでも努力し続けたアントニアは、指揮者デビューを果たし初公演を成功させた。アメリカでもこの活躍は報じられ、ニューヨークの養父もこのことを知った。1933年、再びアメリカに戻ってきたアントニアだったが、アメリカでは成果を残していないため関係者の態度は冷ややかだった。そこでアントニアは、女性のみの交響楽団結成を思いついた。

映画『レディ・マエストロ』の結末・ラスト(ネタバレ)

多くの女性演奏家からの応募があり、その中にロベルタと名乗るベース奏者がいた。かつてアントニアがお世話になったロビンは、女性蔑視の社会で生きるために男装している女性だった。ベルリンにいるときに資金援助していた女性の正体もまたロビンだった。ロビンは楽団には参加せず、男性としてアントニアを支えていくことを決めた。

アントニアは、彼女の活躍を良く思っていないゴールドスミスやフランクの母からの妨害を受けるが、かつての行動を後悔していたフランクが陰ながらアントニアを支えていた。フランクは演奏会場を手配し、フランクリン・ルーズベルト大統領夫人の後ろ盾を得ることに成功した。公演当日、会場には多くの観客が集まっていた。

アントニアが結成した楽団は4年で解散し、アントニアは生涯を音楽に捧げながらも、その後アントニアは一度も首席指揮者になることはなかった。

映画『レディ・マエストロ』の感想・評価・レビュー

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映画『レディ・マエストロ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『レディ・マエストロ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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