この記事では、映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0091561
| 製作年 | 2023年 |
|---|---|
| 上映時間 | 99分 |
| ジャンル | ミステリー |
| 監督 | 入江悠 |
| キャスト | 広瀬すず 櫻井翔 江口洋介 勝地涼 |
| 製作国 | 日本 |
映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』の登場人物（キャスト）
- 美神アンナ（広瀬すず）
- 風真の探偵助手。特殊な能力を使って、事件解決に導く。アンナは父親によってゲノム編集で生まれた存在。
- 風真尚希（櫻井翔）
- 探偵事務所ネメシスの探偵。探偵としての推理能力は乏しいため、アンナの支えが必要不可欠。推理に使えそうな道具を常に持ち歩いている。
- 管朋美（橋本環奈）
- 元管研究所所長。アンナの親友。不治の病を抱えており、治療のためにアンナを殺そうとした罪で、現在警察病院に収監されている。
- 神田凪沙（真木よう子）
- 敏腕ジャーナリスト。アンナの叔母。社会的弱者の実情を世間に伝えるため、積極的に取材を行っている。
- 栗田一秋（江口洋介）
- 探偵事務所ネメシスの社長。アンナの父親的存在で、優しく見守り、時にはアドバイスをして支える。
- 窓（佐藤浩市）
- 物語のキーマンとなる、謎が多い人物。あることからアンナのことが気になっている。
映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』のあらすじ【起】
探偵事務所ネメシスの探偵助手である美神アンナは、アンナの父によって作られた、世界初のゲノム編集人間で、その最新技術を悪用しようとする者によって、父は殺された。アンナは父の研究データを形見として常に持ち歩くようになった。
最近一人暮らしを始めたアンナは、ネメシスの探偵である風真尚希が、ネメシスの社長である栗田一秋を刺殺する夢を何度も見るようになっていた。
アンナは1人暮らしのための資金を稼ぐため、警備員のアルバイトをしていた。そこで、叔母の神田凪沙に再会し、ルームシェアを勧められたが断る。
アンナは後ろにつけてくる男の存在に気づき、声をかける。その男はアンナのかばんに名刺を入れたと言った。確認すると「窓」という名と謎の数式と間取り図が書かれた名刺が入っていた。窓はアンナの友人の管朋美に、以前資金を調達した超富裕層の代理人で「名刺の数式は残された時間がない」という意味を示すとアンナに伝えた。その直後、アンナの仲間の刑事たちが乗った車に、大型トラックが衝突し、全員死亡するという事故に遭遇した。この出来事もアンナの夢の中で起きていた。
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映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』のあらすじ【承】
アンナは朋美に会いに行き、窓の名刺を見せた。朋美は数式が黄金螺旋の方程式だと言い、アンナとの関係が浅い人間から、いずれ身近で大切な人間の身に何かが起きると訴えた。そして、超富裕層はアンナが持つデータを悪用する可能性を懸念した。
アンナのもとに、窓がやってきた。現実世界でアンナと窓が会うのはこれが初めてだった。窓の名刺はアンナが夢の中で見た者とまったく同じだった。そこで、謎のバイク集団が現れ、鉄パイプで窓を殴り殺した。しかし、アンナが目を離した隙に窓の死体が消え、これも夢だと思いたかったが、アンナは窓の名刺を持っており、混乱した。
風真がアンナの家を訪ね、アンナの家の壁に、外部から脳に刺激を与え、特定の夢を見させる機械が埋め込まれていることが判明した。アンナは先日起きた不思議な出来事を風真に打ち明けた。風真はアンナをこの家に住まわせるために、誘導されていた可能性を見い出し、アンナと不動産屋を訪ねたが、閉店していた。
映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』のあらすじ【転】
風真とアンナは栗田に相談するため、事務所へ向かう途中、凪沙がバイク集団に追いかけられ、刃物で刺殺される場面に遭遇した。凪沙は亡くなり、アンナは夢が現実となってしまったことに絶望した。
アンナは父の研究データを風真に預け、偽物のデータを持ち歩き、それをあえてバイク集団に盗ませた。そこにはカメラを仕込んでおり、バイク集団のアジトを特定し、窓を殴り殺した犯人らを逮捕することができた。
アンナと風真と栗田はバイク集団が乗せられたパトカーの後を追っていた。すると、アンナの夢の中で見た大型トラックが、そのうちの1台に突っ込み、アンナらの仲間の刑事が重傷を負った。
アンナは夢で見たことが現実で起き始めていることに気づき、家でもう一度眠り、夢を見ることで阻止する方法を探った。夢の中で周りの人間が殺された場所を、地図に当てはめ、線で結んだ結果、窓の名刺の間取り図と完全一致していることが判明した。
映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』の結末・ラスト（ネタバレ）
アンナは凪沙を殺し、刑事たちに重傷を負わせた犯人らのアジトを特定した。アンナらはアジトに突入し、犯人と対峙した。アジトにいた犯人は窓に命令され、実行していた。
アジトの中は大きなスクリーンに囲まれたような空間になっており、アンナが夢で見た光景が次々と映し出された。アンナはアジトで、バイク集団と凪沙がアンナのデータを盗む計画を立てている音声データを聴いた。凪沙が「アンナがデータを差し出してくれなかった場合、凪沙は私が殺す」と宣言しており、アンナはショックを受けた。窓らと凪沙らはアンナのデータを巡って対立し、バイク集団によって窓が殺された実行犯たちが、復讐として凪沙が刺殺されたのだ。
アンナが持つデータが盗まれる可能性は拭いきれなかった。風真は世界に存在するすべての国に向けて、アンナの父の研究データである、最新のゲノム編集技術を送信した。しかし、そのデータは10万単位にランダムでシャッフルしたもので、すべての国が一堂に会し、データが揃ったときに初めてゲノム編集技術がわかるという仕組みになっていた。
アンナはこのような夢から目を覚ました。
映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』の感想・評価・レビュー
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映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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