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映画『デュアル』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『デュアル』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『デュアル』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0077097

製作年 2022年
上映時間 94分
ジャンル SF
サスペンス
監督 ライリー・ステアンズ
キャスト カレン・ギラン
アーロン・ポール
ビューラ・コアレ
テオ・ジェームズ
製作国 アメリカ

映画『デュアル』の登場人物(キャスト)

サラ(カレン・ギラン)
自分の感情を表に出せずにいる地味な女性。恋人ピーターと同棲中。アル中気味で、テレビの恋愛リアリティショーをぼんやり見て過ごすことが多い。瞳の色が茶色である。ロングヘアだが、日頃は髪の毛を結んだりアップにしている。身体能力は低め。運転免許を持っている。過干渉な母親に嫌気がさし、最近は電話に出ていない。
ピーター(ビューラ・コアレ)
サラと同棲中の恋人。仕事が忙しく家に帰ってこない。最近は弱気なサラと付き合っていることを、恥ずかしいとすら思っている。
サラのダブル(カレン・ギラン)
サラのクローンで見た目はサラそっくりの人物。サラと比べるとシャープな印象。髪の毛を下していることが多く、ファッションなどの見た目にも気を遣うセクシーな女性。外交的で人懐っこい性格。運転免許を持っていない。瞳の色はブルー。
トレント(アーロン・ポール)
戦闘訓練トレーナー。銃やナイフなどあらゆる武器の扱いを知り尽くしており、サラに戦闘の術を全て教える。

映画『デュアル』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『デュアル』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『デュアル』のあらすじ【起】

余命宣告をされた人のクローン作りが許されている近未来。ピーターと同棲中のサラは、過食気味だった。ピーターは仕事が忙しくなかなか家に帰ってこない。母親がしつこく電話をかけてくることが、日々サラのストレスになっている。ビデオ通話でピーターから電話がかかってきたが、会いたいと言えず酒を飲み過ぎた。

翌朝サラがベッドで目を覚ますと、寝ている間に吐血したらしくシーツが真っ赤に染まっていた。焦ったサラは病院へ行き、検査を受けて帰宅する。ピーターは仕事が忙しく、病院へは来なかった。

サラの検査結果は手違いでピーターのほうへ届いていた。サラがピーターにオンライン電話をかけると、彼が暗い表情をしている。ピーターの話では、サラは稀な難病に罹っており余命もわずかであるらしい。驚いたことにピーターは、この話を2日も黙っていたのだ。

サラが病院へ行くと担当の若い女性医師から、クローンでダブルを作らないかと提案される。サラが死んだとき遺族が寂しくならないようにリプレイスメント、即ち継承者を自分自身で用意するのだ。悩んだ挙句、サラは自分のダブルを創ることに決めた。

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映画『デュアル』のあらすじ【承】

別の日サラはリプレイスメントセンターへ行く。クローンは唾を吐くだけで、その日に出来上がった。サラは自分そっくりのクローンを見て仰天する。ダブルの瞳の色はブルーで、サラとの違いはそれぐらいだった。クローンの料金のローンは、サラが死んだ場合ダブルが支払うことに決まっている。

サラは自分のダブルを車に乗せて帰宅する。ダブルのことを、ピーターにも母にも話していなかった。サラはダブルに、自分の好きな食べ物や音楽を教える。通常の場合、ダブルはスポンジのようにオリジナルの人格を引き継いでいく。だがサラのダブルは、そうではなかった。

10か月後サラのダブルは、サラ以上に環境に馴染んでいた。ダブルはサラと違い外交的で、ピーターとの関係も良好である。ピーターとダブルは、サラの目の前で無神経にいちゃついた。

そんなある日サラが病院へ行くと、病気が治り死なずに済むと言われる。今後充実した人生を送れるのは、サラにとって喜ばしいことだ。だがダブルを持てるのは余命宣告を受けた人だけであり、それ以外の場合は破棄しなければならない。健常者がダブルを持つと、法律違反になってしまうのだ。

映画『デュアル』のあらすじ【転】

ダブルはサラの母親とも勝手に会っていた。母親も、こまめに会ってくれるダブルの方を気に入っているようである。サラがダブルを破棄すると言うと、母やピーター、ダブルは皆嫌がった。サラの居場所はもはやどこにもないのだ。

後日ダブルが在留を申請した。ダブルに自我が芽生え、生きることを希望した場合、競技場でオリジナルとダブルの血生臭い決闘が行われる。相手を殺したほうが、サラとして生きることになるのだ。決闘は1年後だが、サラはピーターのマンションを追い出された。

サラはネット検索で戦闘訓練トレーナーのトレントを見つけ、彼を訪ねる。その日からトレントによる、筋トレやジョギングなど厳しい訓練が始まった。トレントはサラに武器の選び方や戦闘の進め方などを事細く教え、サラは見違えるほどたくましくなる。自分の人生なのだから必ず生きてやる、という思いがサラを強くした。一方でダブルの生活支援費や、トレントへ支払う授業料などがかさみ金銭面は苦しくなった。

こうして1年が経過する。だが悪天候の影響で決闘が1か月延期になった。

映画『デュアル』の結末・ラスト(ネタバレ)

ある日サラは、遠くからダブルが自分の様子を覗っていると気づき追いかける。ダブルは決闘を控え脅えていた。この再会をきっかけに、2人は話し合い「任意に生存者を決め、死ぬまで戦わせる決闘などイカれている」という結論にいたる。そして2人で生きていくために国境を越え、逃亡することにした。

逃亡の日、ダブルは助手席でサラの運転する様子を覗っていた。2人は車から降りて森へ入る。ダブルは森へ入る前に水分補給と言い、用意してきた水をサラに飲ませた。その後森の中で、サラは突然口から血を流した。

決闘の試合会場には、ダブルがオリジナルに成りすまし現れる。運転ができず事故を起こしたようで、彼女は足を引きずっていた。もう1人のサラは現れず、失踪したと判断される。

1人が失踪したことが原因で、ダブルは本当にオリジナルなのかと裁判所で問われる。彼女は「はい」と答えようやく生きる権利を得た。サラとして日常に溶け込んだ彼女は、案外冷たいピーターや無神経で過干渉な母親に嫌気がさし始める。サラはボコボコになった車を運転しながら、涙を流した。

映画『デュアル』の感想・評価・レビュー

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映画『デュアル』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『デュアル』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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