この記事では、映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0094770
製作年 | 2012年 |
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上映時間 | 111分 |
ジャンル | 伝記 ヒューマンドラマ |
監督 | ジル・ブルドス |
キャスト | ミシェル・ブーケ クリスタ・テレ ヴァンサン・ロティエ トマ・ドレ |
製作国 | フランス |
映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』の登場人物(キャスト)
- アンドレ(クリスタ・テレ)
- ルノワール夫人に画家ルノワールの絵のモデルを頼まれた若い女性。普段は女優やシンガー、ダンサーとして活躍している。奔放でマイペースな美しい女性。
- ルノワール(ミシェル・ブーケ)
- 画家ルノワール。和やかで親切な老人。絵のモデルの肌の美しさやきめ細かさにこだわる。
- ジャン(ヴァンサン・ロティエ)
- ルノワールの息子のひとり。戦争に出ている。勇気があり、前線で働いている。
- ココ(トマ・ドレ)
- アンドレが初めてルノワール邸に訪れた日に会った少年。ルノワールの息子のひとり。内気なところがある。
映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』のあらすじ【起】
ひとりの女性が自然の中を自転車で走っている。門にたどり着くと自転車を停めて中に入った。女性・アンドレはルノワールの家で、モデルの仕事にやってきたのだった。
ルノワール夫人のルノワールの絵のモデルをしてやって欲しいと頼まれたアンドレ。しかしルノワールていを尋ねると、婦人はもう亡くなっていると知らされる。
ルノワールさえも、アンドレがモデルにやってくることを聞かされていなかった。
ルノワールは絵を描きながらアンドレと会話をする。彼女は芝居や歌、ダンスをするアーティストだった。好きなポーズを取らせながら絵を描いているルノワールだったが、しかし書き上がったカンヴァスをアントレが見ると、そこにあったのは自分の絵ではなく果物の絵。
少し怒りつつ次のモデルの約束をするふたりは不思議な空気で解散した。
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映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』のあらすじ【承】
別の日アンドレはヌードモデルをする。
人の肌が好きだというルノワール。後にアントレの肌を「光を吸い込む肌」と評した。
アンドレはココという青年と親しくなる。ココはルノワールの息子だった。
ルノワールはココの兄にあたる息子たちは戦争で不在だ。
そこに息子ジャンが病気休暇で戻る。ジャンはルノワールの制作の手伝いをするようになった。次第にジャンはアンドレと親しくなる。
アンドレはルノワールにはっきりと、好きな人ができたと明言した。そうしてジャンの前でルノワールに恋心を相談する。
ジャンとココは兄弟でアンドレの噂話をする。彼女の話でけんかになるほど、ふたりともアンドレに興味を持っていた。
そんな中、アンドレはジャンに想いを伝える。
ジャンは負傷した脚を庇うため筋トレをし、松葉杖なしで歩く練習をした。
ずっと車椅子に座っていたルノワールは手足がひどく痛むようだ。医師の往診を受け、描く気力が失せるほど体が辛いと打ち明けた。
映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』のあらすじ【転】
ジャンは年老いた父の体調を気にかける。
屋外での制作ができなくなったルノワールは体の不調を訴え、苦しみにうめくようになった。使用人たちがルノワールの面倒を見ているのを息子たちは見ている。
ジャンは限界を迎えているルノワールに制作をやめるよう促す。
しかしルノワールはもっと上手くなれるはずだと話、力が尽きるまで絵をやめるつもりはないと言い切った。
別の日、ルノワールは何食わぬ顔でアンドレと絵を描く。包帯を巻き直されるルノワールを見てアンドレは手伝いたいと申し出るが、断られてしまった。
アンドレは親切にしてくれるルノワールを慕っていく。苦しんでいるルノワールを慰めるように寄り添った。
夜にはジャンの元へ行くアンドレ。ふたりの若者は濃密な時間を過ごした。
ジャンとアンドレは気持ちを通わせる。
アンドレは、戦争が終わったらふたりで映画を作りたいとお願いした。パトロンになってくれるように申しでるが、しかしジャンはそれほどのお金を持っていなかった。
映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』の結末・ラスト(ネタバレ)
モデルの後、そのままの姿で昼寝をしてしまっていたアンドレをココが目にする。ココはアンドレの裸体を見つめ、彼女の体に青い絵の具を散らした。
ジャンはアンドレによそよそしくなる。
アンドレが話があると切り出されたのは、再入隊の知らせだった。志願して飛行隊に入り、10日後より戻らなくてはいけないという。
仲間を見捨てられないと再入隊を決めたジャンだったが、アンドレは自分を見捨てられたように感じて怒ってしまう。
翌日からアンドレはモデルに来なくなった。
父に彼女が来ない理由を問われ、前線に戻ることを打ち明けたジャン。ルノワールは止めなかった。
しかし最高のモデルだと思っていたアンドレが来ないことを嘆くルノワール。親子でアンドレがいないダメージを受けていた。
ルノワールは自分にとって亡き妻の存在の大きさを語り、息子を抱きしめて送り出した。
映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』の感想・評価・レビュー
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映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ルノワール 陽だまりの裸婦』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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