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映画『大河への道』のネタバレあらすじ結末と感想

cこの記事では、映画『大河への道』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『大河への道』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0072590

製作年 2022年
上映時間 111分
ジャンル コメディ
ヒューマンドラマ
時代劇
監督 中西健二
キャスト 中井貴一
松山ケンイチ
北川景子
岸井ゆきの
和田正人
田中美央
製作国 日本

映画『大河への道』の登場人物(キャスト)

池本保治 / 高橋景保(中井貴一)
池本保治:千葉県香取市役所の総務課主任。市の観光振興策を検討する会議で意見を求められ、「伊能忠敬の大河ドラマ制作」を提案。企画が通り、自身が中心となって企画を進めることになる。低姿勢な常識人、そして真面目でどんくさい。
高橋景保:江戸幕府天文方。父・至時は天文方の第一人者で、人並み外れた知識と熱意を持つ伊能を弟子に取った。父亡き後は伊能の「大日本沿海輿地全図」の作成を見守る。
小林永美 / エイ(北川景子)
小林永美:香取市役所観光課の職員。市の観光振興策として、張り子などの伝統工芸に目を向けて体験型アトラクションを設ける案を練っていた。池本の「伊能忠敬の大河ドラマ制作」という企画が通ったことは想定外だったが、その実現のために協力する。
エイ:伊能忠敬の4番目の妻。伊能の「大日本沿海輿地全図」の制作に関わった賢い女性で、伊能亡き後は、危険を冒してでも元夫の悲願達成のために策を練り、涼しい顔で権力に挑む。
加藤浩造 / 源空寺和尚(橋爪功)
加藤浩造:「伊能忠敬の大河ドラマ制作」において、千葉県知事が脚本を依頼したいと指名した大御所の脚本家。多くの大ヒット作を輩出したが、ここ20年間は脚本執筆から遠ざかっている。仕事を受けるか受けないかの基準は「鳥肌が立つ題材か否か」である。
源空寺和尚:伊能忠敬の死の隠蔽に関わった一人。伊能忠敬の師である高橋至時が眠った墓を守り、伊能が亡くなった際、伊能が至時の傍に葬って欲しいと願っていたことを受けて、伊能を無縁仏として至時の傍に葬る。

映画『大河への道』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『大河への道』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『大河への道』のあらすじ【起】

池本保治は、香取市役所の総務課主任を務めている。
池本はある日、市の観光振興策を検討する会議で突然意見を求められて回答に窮し、思い付きで「大河ドラマで取り上げてもらう」という案を出した。
観光課の小林が「大河ドラマ?誰の?」と眉をひそめるのに対し、池本は「我が郷土の偉人と言えば、ちゅうけいさん。彼以外に誰がいるんですか」と問い返した。
200年前に日本で初めて日本全土の地図を作った伊能忠敬は、故郷では現在、愛情を込めて「ちゅうけいさん」と呼ばれている。

会議では、池本に賛同する者はほとんどいなかったものの、その企画は千葉県知事の目に留まり、伊能忠敬の大河ドラマ制作を池本主体で進めることになった。
知事がドラマの脚本家として、大御所である加藤浩造を指名したので、池本はまず、加藤の自宅を訪ねて脚本を依頼することにした。

加藤は多くのヒット作を世に出していたが、20年前に突然執筆を止めた。
自宅前に現れた池本が、脚本の依頼に来たと知ると門前払いしたが、その後も池本が度々家にやって来るので、居留守を使った。

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映画『大河への道』のあらすじ【承】

池本が加藤の家への、何度目かの訪問をしたとき、池本はゴミ捨て場の網が破れていることに気付き、修繕してそのまま帰ろうとすると、加藤が「手を洗って行くか?」と声を掛け、自宅に招き入れた。

池本が、脚本の執筆はしないという加藤に、どんな作品なら脚本を書く気になるのか尋ねると、加藤は「鳥肌」と答えた。
池本は部下の木下を連れて加藤を伊能忠敬記念館に誘い、展示を見ながら忠敬にまつわる「鳥肌の立つような」エピソードを話し続けたが、加藤は興味なさげに相槌を打つばかりだ。
しかし、忠敬らが200年前に作った日本地図を目にした加藤は、その精巧さに鳥肌が立つのを感じ、頑なに拒否していた脚本執筆の依頼を受けることにした。

加藤があらすじの原稿を提出する日、池本と木下は香取区役所の一室で加藤を迎え、原稿を受け取ろうとすると、加藤は「かいていない」と言う。
狼狽する池本らに加藤は「地図を描いてないんだ、忠敬は」と続けた。
執筆に際してのリサーチで加藤は、件の地図が完成したのは、忠敬の死から3年経った後であったことを突き止めていた。

映画『大河への道』のあらすじ【転】

1818年、伊能忠敬は、未完成の日本地図に未練を残しながらこの世を去った。
伊能のもとで地図作成に携わっていた「伊能忠敬測量隊」は、伊能の死が明らかになれば、幕府からの援助が止まり、地図は未完のままとなってしまうので、地図が完成するまで、伊能の死を隠蔽しようと決める。
それを聞いた天文方の高橋景保は、伊能が地図作りに時間と金をかけすぎたのは事実なので、援助の打ち切りは仕方ないと言い、勘定奉行に伊能の死を報告しようとする。

伊能の前妻で、かつて地図の制作に携わっていたエイは、高橋を騙して測量隊らに取り込み、伊能の死を隠して地図を完成させる計画に参加させる。
高橋は地図が完成に近づいていくのを見守りつつ、勘定奉行に、伊能が測量のために遠方に出ているなど、噓の報告をし続けたが、伊能の死から2年が過ぎ、高橋の報告を疑っていた勘定奉行は、神田三郎という男を雇い、伊能の生存を確認させることにした。
エイは伊能の本妻とともに芝居を打って神田を騙し、神田は伊能が死んだという証拠を掴めないまま、エイに振り回される。

映画『大河への道』の結末・ラスト(ネタバレ)

伊能の死から3年経ち、日本初の日本全土の地図「大日本沿海輿地全図」が完成し、江戸幕府代11代将軍・徳川家斉に披露するときがやって来た。

伊能の死を隠し、嘘の報告を続けて幕府からの援助を受け続けたことが明らかになれば、それに関わった全員が死罪になる可能性もあるため、加藤はその罪を一人で被るつもりでいたが、測量隊は「一蓮托生」と、加藤とともに江戸城へ地図を運ぶのだった。

伊能が不在のお披露目の場で、高橋が伊能の死を隠蔽し、幕府を欺いたとの声が上がり、家斉は高橋に、その真偽を問うた。
高橋は「伊能はおります」と言って、奥の間に広げた「大日本沿海輿地全図」を家斉に見せた。
それを見た家斉は感動し、地図の傍に高橋が置いた伊能のわらじに「私には伊能が見える」と言って、伊能への感謝と労いの言葉をかけた。

時は流れ、現在の香取市役所。
加藤は池本に、高橋景保を主役にしたドラマの脚本なら執筆すると告げ、伊能忠敬の大河ドラマ制作から身を引いた。
池本は自らが伊能忠敬を主役にした大河ドラマの脚本を書くことに決め、加藤に弟子入りを申し込んだ。

映画『大河への道』の感想・評価・レビュー

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映画『大河への道』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『大河への道』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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