この記事では、映画『ヒューマンネイチュア』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ヒューマンネイチュア』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0072531
製作年 | 2001年 |
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上映時間 | 96分 |
ジャンル | コメディ ヒューマンドラマ |
監督 | ミシェル・ゴンドリー |
キャスト | パトリシア・アークエット リス・エヴァンス ティム・ロビンス ミランダ・オットー |
製作国 | フランス アメリカ |
映画『ヒューマンネイチュア』の登場人物(キャスト)
- ライラ(子供:ヒラリー・ダフ / 大人:パトリシア・アークエット)
- 特発性多毛症で苦しむ女性。子供の頃から体毛が多く、いつも悩んでいた。一時期は自然の中で作家として暮らしていたが、脱毛し人間の世界へ戻る。ネイサンのことを好きになり、信念も体毛も捨てた。
- パフ(子供:ボビー・パイル / 大人:リス・エヴァンス)
- 森のなかで自由に暮らす類人猿。ピグミーチンパンジーの一種。自分を類人猿だと思い込んでいる父に育てられた。ネルソンの研究室で、ガラス張りの部屋に閉じ込められ困惑する。
- ネイサン・ブロンフマン(子供:チェイス・マッケンジー・ベバック / 大人:ティム・ロビンス)
- 生き物を研究する博士。類人猿に偏見を持っている男。子供の頃の両親の厳しい教育が心の傷になり、ネズミにテーブルマナーを躾けるようになる。ライラと出会い同居生活を始める。
- ガブリエル(ミランダ・オットー)
- 研究室のネイサンの助手。フランスかぶれの若い女性。古風な女性だが恋愛には積極的で、ネイサンに猛烈なアタックをかける。性的魅力で時々パフを誘惑した。パフの名付け親でもある。
- ルイーズ(ロージー・ペレス)
- 施術師の女性。ライラの体毛を1本1本抜いて、処理している。兄がネルソンの心理カウンセリングをしていたことで、ライラにネルソンを紹介した。フランクの恋人。
- フランク(ピーター・ディンクレイジ)
- ライラがサーカスで働いていた頃からの知り合い。低身長症の男性。外見で拒絶される悲しみを知っているがゆえ、ネルソンに怒りを覚える。ルイーズとつき合っている。
映画『ヒューマンネイチュア』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ヒューマンネイチュア』のあらすじ【起】
12歳の頃、ライラは自分の体毛の濃さに気づく。20歳になると体毛はさらに酷くなり、サーカスで働いた。だがある日ネズミを見て、自由に生きようと思う。
ライラは自然の中にテントを張り、動物と裸で暮らすようになった。そして森での暮らしを続けるために、自然について執筆するようになる。本が売れるとその印税で脱毛をした。施術師ルイーズの紹介で、ライラは博士のネイサンに出会う。
ネイサンとライラは恋に落ち、同居するようになった。ライラは体毛をバスルームで剃り、本当のことを隠す。2人は週末森に出かけた際、野生人の男性を見つけた。ライラは反対したが、ネイサンは彼を研究室へ連れて帰る。
ネイサンはその研究室で、ネズミにフォークで食事をさせる実験をしていた。野生人は研究所のガラス張りの中に入れられる。ネイサンの助手ガブリエルが、彼にパフと名付けた。
ネイサンに惚れているガブリエルは、深夜彼の自宅に電話した。電話をしながら浴室の扉を開けたネイサンは、入浴中のライラの姿を見てしまう。ビックリしたネイサンは「まるで猿だ」や「吐きそうだ」など偏見に満ちた発言を連発した。
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映画『ヒューマンネイチュア』のあらすじ【承】
電話越しに2人の会話を聞いていたガブリエルは、事情を察した。
ネイサンは家を飛び出し、研究所へ向かう。そして研究所の資料から、ライラが特発性多毛症だと分かった。そこへガブリエルがやって来て、フランスの子守唄をパフに聴かせた。ネイサンはガブリエルに欲情し、パフの目の前で肉体関係を持つ。パフは自分もしてみたいと思った。
その日以来パフは熱心に学習し、ネイサンらに従うようになった。そして言葉やテーブルマナーを次々と覚える。ライラとネイサンは交際を続けた。ネイサンに気に入られるよう努力するライラ。だがネイサンは、ライラがチンパンジーの子供を産む夢を繰り返し見るようになった。
ガブリエルは、いつまで経ってもライラと別れないネイサンにイラついた。そして遂にしびれを切らし、助手を辞めネイサンの元を去る。
本人の希望により、ライラが研究所の助手として働くことになった。ライラの教育によって、パフは教養溢れる男性に成長する。もはや彼はクラシック音楽の鑑賞法や読書、ワインの味も知っていた。そこで2人は、パフをガラスの外に出した。
映画『ヒューマンネイチュア』のあらすじ【転】
ネイサンとライラは、首輪を着けたパフを連れて外出する。外食先ではパフが女性店員に抱きついたので、ネイサンは首輪でパフに電気ショックを与えた。
ネイサンはパフに性欲のコントロール方法を覚えさせた。そしてご褒美としてガラス張りの部屋に家具やベッドを置き、自由に出入りできるよう鍵を渡した。
深夜になるとネイサンは「パフの様子を見に行く」とライラに嘘をつき、ガブリエルの家に行った。
ネイサンが自宅へ戻ると、ライラが怒っていた。パフが外出しストリップ場で酒を飲んでいたので、ライラに連絡があったのだ。ネイサンは女と寝たと、本当のことを話した。ライラは「あなたのために、私は魂を売ったのよ」と吐き捨て、家を出ていった。
ネイサンは学会の壇上にパフを上げ、研究成果を発表した。ガブリエルが助手に戻り、ネイサンといちゃつく。公演が毎日のように続き、夜になるとパフは欲情した。
ある日研究所に軟骨発育不全症のフランクが来て、ネイサンを銃で脅した。そこへ体毛を完全に処理したライラがルイーズと来て、ガブリエルが実はアメリカ人女性だとバラす。
映画『ヒューマンネイチュア』の結末・ラスト(ネタバレ)
ライラとパフはネズミを車に乗せ、森へ戻った。そしてネズミを自然に戻し、自分たちも裸になる。以後毎日2人は激しく抱き合った。
ガブリエルと新しい生活を始めたネイサンは、どこか上の空だった。そこで銃を持って森へ出かける。パフはライラのおかげで、自然の感覚を取り戻していた。ネイサンが来るとパフは呆れ、彼の銃を奪う。だが彼はその後混乱し、ネイサンを射殺してしまった。
パフを自然に戻してあげたいと思うライラは、彼の罪をかぶった。その代わり彼女は、人間の身勝手さを議会で証言してほしいとパフに頼む。
後日パフは「人類は自らの知力に酔いしれ、自然から教わる謙虚さを失っている」と議会で話した。話が終わると服を脱ぎ棄てながら、森に戻る。テレビを見ていたパフの実の母親が追いかけてきて、彼の本名がデレクだと教えた。パフは自分は類人猿だからここで暮らすと言って、森の中へ消えた。
だが報道陣がいなくなると、そこにガブリエルの車が到着する。森から出てきて上着を着たパフは「前から君が好きだった」と言い、彼女とのデートを楽しむのだった。
映画『ヒューマンネイチュア』の感想・評価・レビュー
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映画『ヒューマンネイチュア』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ヒューマンネイチュア』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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