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映画『バンデットQ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『バンデットQ』の概要:ケヴィン少年の部屋のクローゼットはタイムホールの入り口になっており、ある晩6人の小人が飛び込んでくる。「モンティ・パイソン」でアニメーターをしていたテリー・ギニアムの監督を務めている。制作総指揮はジョージ・ハリスン。1981年公開のイギリス映画。

映画『バンデットQ』の作品情報

バンデットQ

製作年:1981年
上映時間:103分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー
監督:テリー・ギリアム
キャスト:ショーン・コネリー、クレイグ・ワーノック、ラルフ・リチャードソン、デヴィッド・ワーナー etc

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映画『バンデットQ』の登場人物(キャスト)

ケヴィン(クレイグ・ワーノック)
テレビばかり見て子供には無関心な両親と暮らす11歳の少年。歴史が好きでよく本を読んでいる。賢明なので小人たちとの冒険でも大活躍する。
アガメムノン王 / 消防士(ショーン・コネリー)
古代ギリシャの王様。トロイ戦争で勝利した勇敢な戦士でもあり、ケヴィンのことを気に入って養子にしようとする。
ランドール(デヴィッド・ラパポート)
6人の小人(フィジット、ウォーリー、オグ、ストラッター、ヴァーミン)のリーダー。ボスと呼ばれる創造主の地図を盗んで、タイムホールからケヴィンの部屋へやって来た。ボスのもとで樹木係をしていたが、修理課へ左遷されて盗賊団になった。
創造主(ラルフ・リチャードソン)
通称ボス。この世界を7日間で創造した神様。急ぎ仕事をしたため宇宙が時空を行き来できる穴だらけになってしまい、その穴を記した地図を小人たちに盗まれてしまう。
魔王(デビッド・ワーナー)
ボスによって伝説時代の暗黒城に閉じ込められている。ハイテク機器を使ってボスからこの世界を乗っ取ろうと企んでいる。

映画『バンデットQ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『バンデットQ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『バンデットQ』のあらすじ【起】

イギリス郊外の住宅地で暮らすケヴィンは、テレビばかり見ている両親のもとで寂しい日々を送っていた。ある晩、ケヴィンの部屋のクローゼットから馬に乗った騎士が飛び込んでくる。騎士は壁をぶち破ってどこかへ消えてしまい、ケヴィンを驚かせる。翌日の夜、ケヴィンは懐中電灯とポラロイドカメラを準備してベッドに入る。

すると今度はクローゼットから6人の小人が出てくる。小人たちは大暴れしながら“脱出口を教えろ”とケヴィンに迫る。何のことがわからずにケヴィンが戸惑っていると、窓を突き破って巨大な顔が現れ、小人たちは大急ぎで逃げ出す。ケヴィンも小人たちと一緒にタイムホールと呼ばれる穴に落ちてしまい、どこかの小屋に行き着く。

そこはナポレオンが侵攻して来た1796年のカステリオーニの町だった。小人たちは国際的盗賊団でナポレオンの宝を奪いに来たらしい。あの巨大な顔は彼らのボスである創造主で、ボスから奪った地図には時空をつなぐタイムホールの場所が記されていた。ケヴィンは小人たちの記念写真を撮り、彼らと一緒に冒険の旅を始める。

映画『バンデットQ』のあらすじ【承】

カステリオーニの町はナポレオンによって破壊され、市長たちはずっと降伏を申し出ていた。しかしナポレオンは人形劇に夢中で話を聞かない。自分の身長が低いことにコンプレックスを持っているナポレオンは、舞台に出てきた小人たちを大いに気に入り側近にする。小人たちはナポレオンが酔って眠り込んだ隙に宝を奪い、タイムホールの出口から別の時代へ逃亡する。

タイムホールの入り口は中世のイギリスにつながっていた。そこでケヴィンと小人たちは本物の泥棒一味に捕まる。小人たちは盗賊団などではなく、泥棒をしたのは今回が初めてだった。一味のボスは有名なロビン・フッドで、小人たちを歓迎してナポレオンの宝を貧しい人々に与えてしまう。

その頃暗黒城の魔王は魔法の水面に映る小人たちの様子を見ていた。魔王はテクノロジーを使って神を倒し、この世界を乗っ取ろうと考えていた。しかし神の力で暗黒城から出ることはできない。魔王は魔法を使って“暗黒城には世界一珍しい宝がある”と小人たちに思い込ませ、ここへ来た彼らから地図を奪うつもりだった。

映画『バンデットQ』のあらすじ【転】

一方、ケヴィンと小人たちは再びボスに追われ、ケヴィン1人がタイムホールに入ってしまう。行き着いた先は古代のギリシャで、ケヴィンは偶然アガメムノン王のピンチを救う。王はケヴィンを気に入り、大切にしてくれる。ケヴィンはこのままここにいたいと王に言ってみる。王はケヴィンを自分の息子にすることにして、盛大な祝宴を開く。そこへケヴィンを追って来た小人たちが現れ、宝と一緒にケヴィンを連れ去ってしまう。

次のタイムホールはタイタニック号の船上につながっていた。船が沈没し、海の真ん中に放り出されたケヴィンたちは、海中のタイムホールから伝説時代へ移動する。移動先も海で、ケヴィンたちは帆船に乗った鬼夫婦の網にかかってしまう。しかしケヴィンの機転で鬼夫婦から船を乗っ取ることに成功し、航海を始める。ところが船は巨人の頭の上で座礁してしまい、そのまま地上へ運ばれる。またまたケヴィンの機転で巨人を眠らせることに成功し、船を脱出したケヴィンと小人たちは暗黒城を目指す。

暗黒城は荒涼と広がる荒地の見えない境界線の向こうにあった。ランドールが境界線を破壊し暗黒城への侵入には成功するが、すぐに魔王に捕まり地図を奪われてしまう。

映画『バンデットQ』の結末・ラスト(ネタバレ)

何とか檻から脱出したケヴィンたちは、地図を奪い返しに行く。魔王の目を盗んで地図は手に入れたが、魔王の手下に追いつめられる。ケヴィンはオグと2人で囮となり、他の小人はその間にタイムホールから脱出する。

ランドールたちは様々な時代から応援部隊を引き連れて帰ってくる。しかしカウボーイも騎士も魔王に殺されてしまい、戦車や戦闘機も魔王の力で制御不能になってしまう。そのせいでフィジットが柱の下敷きになって死んでしまい、ケヴィンたちは最大のピンチを迎える。その時、魔王は突然爆発し、丸焦げの炭になる。ボスの降臨だった。

実はボスは全てを承知で小人たちを泳がせていた。ボスは地図を取り戻し、小人たちに悪の破片の後始末を命じる。幸いフィジットも生きていた。小人たちはボスに連れられて仕事に戻ってしまい、ケヴィンは1人取り残される。

映画『バンデットQ』の感想・評価・レビュー

「12モンキーズ」のテリー・ギリアム監督が描くダークファンタジックアドベンチャー物語。常識破りなラストシーンが衝撃だったのだが、こういうダークなユーモアたっぷりなところ含めてファンがたくさんいるのだろうなと思った。

さまざまな時代が綿密と言って良いくらいに再現されていたり、ロケ地を知りたくなるシーンとかが多くあったりして観ていて飽きなかった。またCGを使わない撮影でも十分迫力があったので凄く見応えがある。(女性 20代)

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