映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』の概要:大人気漫画「ドラえもん」の映画シリーズ第35作目。銀河防衛隊というアニメに触発されヒーローごっこをしていたのび太達の元に、本物のヒーローと勘違いした宇宙人がやってくる。自分の星を救ってほしいと言われたのび太達は、ヒーローとして戦うことを決意する。
映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』の作品情報
上映時間:100分
ジャンル:SF、アニメ、アドベンチャー
監督:大杉宜弘
キャスト:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴 etc
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映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』の登場人物(キャスト)
- ドラえもん(大山のぶ代)
- 22世紀からやっていたネコ型の子守ロボットで、秘密道具で困難を解決していく。
- のび太(小原乃梨子)
- 小学4年生の男の子。いつもジャイアン達にいじめられるが、困っている人を見捨てられない優しさを持っている。
- アロン(井上麻里奈)
- ポックル星の保安官。ポックル星が乗っ取られようとしていると知り、地球ののび太達に助けを求める。ポックル星の人達をとても大事に思っている。
映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』のあらすじ【起】
謎の宇宙船が地球に降り立ち、のび太が住む街の裏山に不時着した。そんなことは露知らず、のび太はテレビアニメの”銀河防衛隊”を夢中になって見ていた。3人のヒーローが街を壊す怪物をやっつける物語だ。もちろん、ドラえもんも銀河防衛のファンだった。銀河防衛隊みたいなヒーロー映画を撮りたいと考えたのび太は、しずかちゃんの家を訪ねて一緒にやろうと誘うつもりだった。
しかし、しずかちゃんは既にジャイアン・スネ夫と3人で銀河防衛隊の様なヒーロー映画の撮影を始めていた。悔しく思ったのび太は、ドラえもんに泣きついた。ドラえもんもその映画撮影に参加したいと考え、秘密道具の提供と引き換えに、のび太とドラえもんをヒーロー役として参加させる約束を取り付けた。ドラえもんが出した道具は「グレードアップライト」と「バーガー監督」だった。「グレードアップライト」は、着ているヒーロースーツをグレードアップさせ、通常の何倍もの力や跳躍を可能とした。「バーガー監督」は映画監督をしてくれるだけではなく、必要なセットや登場人物を用意してくれるのだった。さっそく秘密道具の力を使ってヒーローとなった5人は、映画の撮影を開始した。
各々さまざまな能力で、あっという間に怪獣を倒した。そこに宇宙人らしき人物が現れた。彼は人型をしたネズミの様な見た目で、自らをアロンと名乗り、自分の星を救ってほしいと頼んできた。
映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』のあらすじ【承】
アロンの住む星はポックル星という名で、スペースパートナー社という会社に乗っ取られそうになっていると話す。スペースパートナー社はポックル星にポックルランドを建設し、星を潤そうと言っているが、裏の顔は宇宙海賊団として星の環境を破壊していた。環境を破壊する真の目的は不明だが、ポックルランド開演当日に何かを企んでいることだけは分かっていた。ポックル星の人々にそれを伝えても、温和なポックル星人は疑おうとしないのだそうだ。5人は、アロンの登場は「バーガー監督」の演出だと考え、率先してアロンの依頼を引き受けてポックル星に向かった。
ポックル星に到着すると、さっそくスペースパートナー社の警備員に出くわした。演出上の流れと考えた5人は戦い始めるが、本物の銃で衣装が焦げるのを見て、これは現実に起きていることだと理解した。なんとか逃げ切った5人は、このままアロンの依頼を引き受けるか悩むのだが、正義感から放っておけないと考え、スペースパートナー社と戦うことに決めた。
映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』のあらすじ【転】
5人とアロンはさっそくスペースパートナー社に侵入し、真の目的は何か探ることにした。捜査する中で、ジャイアンとスネ夫は建設中のポックルランドで遊び始め、スペースパートナー社の幹部に捕まってしまう。
のび太とアロンはポックル星の人達に状況を理解してもらおうと説得にきたが、のび太が井戸からポックルランドの地下に落ちてしまう。それを追ったアロンはのび太と合流し、スペースパートナー社がポックル星のエネルギーを吸い取り尽くし消滅させようとしていることを知った。その後、のび太とアロンもスペースパートナー社に捕まってしまった。
捕まらなかったドラえもんとしずかちゃんは、皆が捕まっている地下に侵入し、救い出し逃げることに成功した。恐い思いをしたスネ夫は、ヒーローごっこはもう止めたいと言い出した。そして、アロンに本当のヒーローじゃないことを告白した。映画の撮影をしているだけだったのだと。それを聞いたアロンは、孤独に戦っていた自分にとっては本物のヒーローだと答え、それを聞いた5人はもう一度勇気を出してヒーローになる決意をした。
映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』の結末・ラスト(ネタバレ)
ポックルランド開演当日、再びスペースパートナー社に侵入した5人。自分たちの能力をフル活用し、幹部達を倒していく。戦いの中で偶然、幹部が落とした瞬間移動用のベルトを発見したのび太。のび太がそれを巻いてみると、スペースパートナー社のボス・イカーロスのいる宇宙船に瞬間移動してしまった。
終始自らの能力をうまく使いこなすことが出来ないのび太は、イカーロスに相手にされない。イカーロスは本当の企みが何かを話し始める。ポックル星で集めたエネルギーでアルマスと呼ばれる太陽を爆破し、アルマスから出たグラファイトを吸収することで、自分の衰えた体を復活させようとしていたのだ。それを聞いたのび太は怒り、もう一度イカーロスに立ち向かっていった。そこで初めて、自分の能力である”あやとり”が最大の力を発揮し、イカーロスを捕獲し消滅させることに成功した。
瞬間移動で仲間達を連れて再び宇宙船に戻ったのび太は、アルマス破壊のカウントダウンを止めようとしたが間に合わなかった。しかし、ドラえもんは爆発し始めたアルマスを「カチンコチンライト」で止め、「バーガー監督」の早戻し機能でアルマスを元に戻し、ポックル星のエネルギー放出も元に戻した。事態を把握したポックル星の人達は、アロンとのび太達に感謝をし、のび太達は地球に帰っていった。
映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』の感想・評価・レビュー
昨今はYouTubeなどで配信もできるし、CGやアニメならば一人で映画を撮ることも不可能ではなくなってきましたが、小道具、大道具から登場人物まで用意してくれるバーガー監督はすごいですね。
困っている人を見るといつも助けて冒険する5人。損得なしの人助けがドラえもんの話の良いところです。子供ならではの好奇心とも言えますが。
ドラえもんの道具は未来デパートで買っている物ですが、バーガー監督が用意する物にもお金がかかるのか気になりました。(女性 40代)
小さい頃、ヒーローものに憧れていて自分がヒーローになるかヒーローが助けにこないかと思ったことがあります。今回のドラえもんの映画には、そんな想いが含まれています。ただ、今回は道具などがそんなに出てこなかったです。
宇宙に行くことは、将来のみんなの夢でもあります。ドラえもんは、いつでもみんなの夢を映画にしています。(女性 30代)
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