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映画『マスク2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『マスク2』の概要:ティムは災いの神ロキのマスクを偶然手に入れ、そうとは知らず付けてしまう。ティム夫妻は子供を授かる。ティムは生まれた子供を可愛がっていたが、突然踊りだしたり、家中をボールのように跳ねる姿を見る。その子供はマスクの力を受け継いでおり、普通の子供ではなかった。

映画『マスク2』の作品情報

マスク2

製作年:2005年
上映時間:96分
ジャンル:ファンタジー、コメディ
監督:ローレンス・ガターマン
キャスト:ジェイミー・ケネディ、アラン・カミング、トレイラー・ハワード、ボブ・ホスキンス etc

映画『マスク2』の登場人物(キャスト)

ティム・エイブリー / ティム・マスク(ジェイミー・ケネディ)
自身のアニメを制作しようと努力しているが、10年間実現していない。頼りなく子供を作る事にも消極的だった。マスクを付けると180度反対の性格になり、陽気で積極的になる。
ロキ(アラン・カミング)
災いの神で、父のオーディンに頭が上がらない。いたずら好きだが友達がおらず孤独。神の中で唯一、変身能力を持っている。
トーニャ・エイブリー(トレイラー・ハワード)
ティムの妻でアパレルの重役。子供を欲しがっている。
アルビー・エイブリー(リアム&ライアン・ファルコナー)
ティムとトーニャの息子。ティムがマスクを付けていた時に出来た子供の為、マスクやロキと同じ力を使える。始めはティムに懐かず、嫌っていた。
オーティス(ベアー)
ティム一家の飼い犬。アルビーが生まれた事でティム達に構って貰えなくなり、いじける。
オーディン(ボブ・ホスキンス)
最高神でロキの父親。何かと問題を起こすロキを叱る。妻との仲が悪い。

映画『マスク2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『マスク2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『マスク2』のあらすじ【起】

雷が鳴り響き雨が降る夜、美術歴史博物館にて、美術品を見ながら行われる北欧神話の話を、来場した人々が聞き入っていた。そして、災いの神でありいたずら好きのロキのマスクの話をしていると、マスクに興味を示す男性が一人いた。

ロキは神の家族から厄介者扱いされており、マスクをつけると女性にも変身することが出来ると聞くと、客達は変態だと嘲笑した。それを聞いた先程の男性ロキが、しゃがれた声を出し突然怒り出した。顔は緑色に変化し竜巻を呼び寄せる。それを見た客達は驚き、一斉に逃げ出す。

ロキがマスクを確認するとそれは偽物だった。怒ったロキは逃げずにいた美術館の職員の顔を切り取り、マスクのあった場所に展示してしまう。警備員がやって来ると指からピストルを撃ち、作った落とし穴に彼らを落とし撃退してしまう。

ティム達夫婦は友達夫婦の家に遊びに来ていた。ティムは子供の泣き声や叫びながら走る姿に恐怖を感じてしまう。トーニャは今すぐにでも子供を欲しがっていたが、逃げ腰で真剣に話を聞かないティムの姿に怒り家に帰ると部屋に籠ってしまう。

オーティスはマスクを拾ってきたが、ティムは興味を示さず子供についての悩みを溢す。

最高神オーディンはマスクを見つけられないロキを、天から顔を出し怒っていた。

夜、再度ティム達は子供について話し合う。ティムは自分のアニメを作ろうとしており、子供に自慢できるような親になるまで待って欲しいと訴える。

滅多に顔を出さない社長が社員食堂に現れ、友達にけしかけられたティムは、社長に絵コンテを見せに行くが出直せと言われる。それを出て行けと言う意味に捉えたティムは落ち込む。

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映画『マスク2』のあらすじ【承】

ティムは仮装をしてパーティーへ出席する為、家に置いてあったマスクを持って行く。それはオーティスが拾ってきた物だった。

マスクを付けたティムは緑の顔になり、目が飛び出したり、竜巻ように素早く動いたり、人ではありえない動きをした。そして、盛り上がりの欠けるステージに上がり、歌って踊り周囲を楽しませた。

ティムはマスク姿のまま家へ帰り、トーニャとベッドインする。

寝ている間にマスクが取れオーティスがどこかに持って行ってしまう。ティムが職場に向かうと、同僚からはすごかったと褒められ、社長からは気に入られ仕事を貰う。

ティムは家に帰りマスクを探すが、どこに行ったか分からない、

トーニャが妊娠している事を知り二人で喜ぶ。しかし、不思議な現象が起こり、トーニャがつわりで咳き込むと、泡が口から出てきたり、エコーをとると赤ちゃんがマラカスで踊っていたり、トーニャの妊娠はとにかく普通ではなかった。

でも、二人はそんな事は気にならず、無事に赤ちゃんが生まれ夫婦は幸せだった。

マスクの赤ちゃんが生まれたことを、最高神オーディンは感じ取り、未だにマスクを見つけられないロキを、兄のトールを超えろと叱り飛ばしていた。マスクの赤ちゃんを探し出し、マスクを見つけろと言う命令が下される。

ティムは仕事をクビになりそうになっており、マスクの力を借りようと探していた。トーニャがアルビーの為に風船を膨らませていると、アルビーは自分の頭を膨らませた。それを見ていたのはオーティスだけだった。

映画『マスク2』のあらすじ【転】

ロキは虫に変身して侵入し、マスクの赤ちゃんが生まれた日付の病院の情報を取り出す。

ティムは夜泣きをするアルビーをあやすが、目が飛び出しているように一瞬見える。しかし、気のせいだと思い倒れるように眠る

そんな時、トーニャが一週間出張で家に空けることになった。ティムはアルビーの世話をする為仕事を休むが、自分の仕事を同僚に取られそうになる。ティムは思わず何とかしますと見栄を張ってしまう。

ロキは変装をして一件ずつ家を訪ねて回るが、マスクの赤ちゃんを見つけることが出来ない。

夜、オーティスは隠し持っていたマスクを掘り起こすが、誤って自身の顔に付けてしまう。一人アニメを見ていたアルビーは、ティムをアニメの男のように精神病院に入れたいと思い、ティム夫妻の愛情を独り占めしたいオーティスは、アルビーを砲弾で飛ばしたいと考える。

アルビーはティムの前だけで家中を飛び跳ねたり、立って踊ったりし、それを目撃したティムはアルビーが異常だと思う。隣人に助けを求めても普通の赤ちゃんに戻る為、話が伝わらない。ティムが家に帰るとアルビーに驚かされ気絶してしまう。

アルビーとオーティスの危険な戦いが幕を開ける。だが、オーティスの実行した作戦が失敗した為、家の中がめちゃめちゃになってしまう。そして、オーティスの顔に付いていたマスクが外れる。

ロキはとうとうティムの家に来るが、アルビーがマスクの赤ちゃんだと気付かず出て行ってしまう。しかし、車に乗ったアルビーがおかしな行動をしているのに気づく。マスクの赤ちゃんがアルビーだと気付き、ティム達親子を追いかける。

隣人がティムがおかしな言動をしていたとトーニャに電話をする。

ロキはティム達を襲いマスクの在処を聞き出そうとするが、危ない所をアルビーが力を使い助ける。しかし、ロキが負けじと反撃しようとした時、オーディンがティムに乗り移る。ロキが逆らった事を怒り、ロキの力を奪い去ってしまう。その事でティム達は偶然にも助かる。

映画『マスク2』の結末・ラスト(ネタバレ)

仕事のプレゼンの時間が過ぎており、ティムは会社に連れて行かれるが、何も発することが出来ずクビになってしまう。隣人からの電話で心配したトーニャは、家に帰る飛行機に乗る。

ティムが落ち込んでいるとアルビーが慰めてくれ、二人はやっとゆっくりとした親子の時間を過ごす。

ロキがティムの家に侵入しオーディンから期限付きで力を取り戻す。そして、不審な人影に気づいた隣人が声を掛けるが、ロキによって異形な姿に変身させられてしまう。そして、ロキはアルビーを誘拐し、1時間後にマスクを用意しろとティムに言って去って行く。

帰ってきたトーニャは家の惨状に驚くが、神のロキに息子が誘拐されたと聞きティムがおかしくなったと思う。しかし、隣人の異様な姿に驚きティムの話を信じる。

ティム達はマスクをロキに渡すが、アルビーを気に入ったロキは約束を破り、マスクとアルビーを攫って行こうとする。オーティスの機転でティムはマスクを被り、力を手に入れる。

車で逃げるロキをティム達も追いかける。ロキは道路が波打つようなスピードで逃げるが、悲鳴を上げるトーニャを無視して、マスクを付けたティムは楽しげに追いかける。

ロキとティムはアニメのように飛び跳ねながらボクシングで戦う。その間にトーニャはアルビーを助け出す。二人は攻防を繰り返すが力が互角な為、ロキはアルビーにどちらが良いか選ばせようとする。

楽しげなロキのおもちゃに心を惹かれるアルビーだが、ティムはマスクを外し、ダメなパパだけど君のパパとして君の成長を手伝いたい、と声を掛ける。そして、アルビーは初めてパパと呼び、ティムの元に行く。

友達が欲しかったロキは悲しみ、ティム達一家を巨大なハンマーで追いかける。しかし、時間が来てロキの力が無くなりティム達は助かる。

オーディンが地上に現れマスクを取り戻せなったロキを追放しようとするが、それを見たティムが怒りロキにマスクを渡す。オーディンは満足そうに笑い、ロキと共に天へと帰って行く。

ティムは家に戻ると、新しいアニメを考え社長に褒めてもらう。そして、トーニャには新しい命が宿っていた。

映画『マスク2』の感想・評価・レビュー

ジムキャリーが主演だったマスクの続編。続編といいつつも、残念ながらジムキャリーは出演しておらず、前作とは毛色が異なっている感は否めない。本作品では、そもそもマスクとは一体なんなのかという部分にも触れていきつつ、マスクの力を受け継いだ赤ちゃんが巻き起こす行動に振り回されながら、家族愛に触れていくというテーマ。前作に比べ、神話の神々なども登場し、少し話がまとまりないような印象を受けた。なんとなく物足りなさを感じるのは、やはり前作主人公のジムキャリーが作ったマスク像の印象が強いからな気もする。(男性 30代)


ジム・キャリーが主演した前作の続編だが、話は前作と繋がっておらず、全く新しいキャスティングで新鮮味がある。
前作の良さを継承しつつも、より一層パワフルでハチャメチャなところが本作の特徴だ。
ティムとトーニャの間に、マスクの遺伝子をもつアルビーが生まれるところから物語が始まる。
ただ者じゃないアルビーや、愛犬のオーティスも暴れまわり、ごちゃごちゃとした印象だが、我が子のために奮闘するティムに家族愛を感じられ、温かみのあるところが良かった。(女性 20代)


ジム・キャリーが出てこない。パッケージからは全く気づきませんでした。映像は相変わらずアニメと実写が混ざった演出で、バカバカしいコメディも健在で、非常に癖になる作品であることは間違いないです。子供がマスクの力を持ってしまった設定は斬新で面白く、そんな赤ちゃんの”おふくろぉ”のシーンはしばらく忘れられないでしょう(笑)。

ジム・キャリーがどれだけはまり役だったかが分かります。前作を引き立てる作品になってしまいました。(男性 20代)

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前作 マスク(1994)

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