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映画『フリーダムランド』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『フリーダムランド』の概要:黒人街で白人女性が襲われ、車ごと子供が誘拐されるという事件が発生した。犯人は捕まらず、車も子供も見つからない。警察によって街は封鎖され、誘拐の嫌疑をかけられた地元住民は憤る。ロレンゾは事件の解決と、暴動の阻止のために奔走するが……。

映画『フリーダムランド』の作品情報

フリーダムランド

製作年:2006年
上映時間:112分
ジャンル:サスペンス
監督:ジョー・ロス
キャスト:サミュエル・L・ジャクソン、ジュリアン・ムーア、イーディ・ファルコ、ロン・エルダード etc

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映画『フリーダムランド』の登場人物(キャスト)

ロレンゾ・カウンシル(サミュエル・L・ジャクソン)
警察。誘拐犯の捜索にあたる。黒人街出身で、白人と黒人の間にある軋轢を解消したいと思っている。
ブレンダ・マーティン(ジュリアン・ムーア)
帰宅途中、カージャックに遭遇してしまった女性。盗まれた車の中には、病気の子供が乗っていた。夫はおらず、一人で行う子育てに苦労していた。
ラフィク(フライ・ウィリアムズ三世)
黒人街の団地で暮らす青年。警察から薬物所持の嫌疑をかけられる。

映画『フリーダムランド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『フリーダムランド』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『フリーダムランド』のあらすじ【起】

一人の少女が失踪した。その少女の捜索を訴えるデモ隊が、写真と蝋燭を手に、深夜の街を練り歩く。真夜中の道を一人で歩いていた少女が、道を横断するデモ隊と出会った。デモ隊は少女のことを気にもせず、歩き続ける。その様子を道端に停めた車から見ていたロレンゾは、デモ隊の中の一人の女と目が合った。しかし、それも束の間のことで、女は他の参加者との歩調を崩すことなく歩き続けた。

深夜も忙しない救急救命室に、一人の女性が呆然と踏み入った。それに気づいた看護師が、女性に声をかけた。すると、女性は両手を差し出した。彼女の両手は、真っ赤な血にまみれていた。

1999年5月。黒人が集まる団地に、ロレンゾは同僚と共に車を停めた。二人はラフィクという青年を探していた。だが、ラフィクはまだ帰っておらず、戻ってきたら探していることを伝えてほしいと言い残し、二人は別の場所を探そうとした。そのとき、帰ってきたばかりのラフィクと鉢合わせする。ロレンゾたちはラフィクにギャノン市警の逮捕状を見せた。罪状は薬物所持の嫌疑だった。ロレンゾは薬に手を出すなと警告した。直後、道の向こう側にギャノン市警の車が停まったのを見つけるロレンゾ。ロレンゾはラフィクに身を隠すよう促す。やってきたギャノン市警の警察に対し、ロレンゾはラフィクの件は自分たちが引き継いだはずだと言って、追い払おうとする。しかし、ギャノン市警の警察は、カルビンという男だと言った。ロレンゾたちは、渋々ギャノン市警に道を譲った。

映画『フリーダムランド』のあらすじ【承】

カージャックが発生したという報せを受けて、ロレンゾは通報のあった病院に向かった。通報者のブレンダは両手に包帯を巻かれ、ベッドに座らされていた。帰宅途中、近道をしようとして道に迷った彼女は、車を停めて道を確認しようとしたときに黒人の男に襲われたという。車を奪われ、中には子供が残されている。ロレンゾが無線でブレンダから聴取した話を部下に伝えていると、ブレンダが突然失踪した。彼女は奪われた子供の幻覚を見て、院内を彷徨っていた。ロレンゾはブレンダを現場に連れていくことにした。

黒人街の真っ只中である現場には、警官と地元住民が集まり、一触即発の雰囲気に包まれていた。住民の中に犯人がいると疑う警察に対し、地元住民は余所者である彼らが地区を封鎖することに反感を抱いていた。その騒動の中、ブレンダは息子の姿を探し、独断行動を取ろうとする。このままでは失踪しかねないため、ロレンゾは彼女を自宅に送り届けることにした。

映画『フリーダムランド』のあらすじ【転】

ブレンダを送り届けたその帰り、ロレンゾは自分を追跡する不審車両に気付いた。車を停めて職務質問をすると、車内には二人の女性がいて、ケントの友という組織の名を名乗った。行方不明の子供を捜索する団体で、あてにならない警察に代わって自分たちがブレンダの息子を見つけるとロレンゾに宣言した。

事件現場付近の封鎖が続き、地元住民の不満は高まり続けた。しかし、車も子供も、一向に見つかる気配はない。ロレンゾには気になることがあった。ブレンダの言っていることが嘘だとは思っていないが、証言通り黒人に襲われたなら、同じ黒人である自分に聴取されたときにもっと怯えるような素振りを見せてもいいものなのに、彼女は物怖じしなかった。事件の被害者らしくないのだ。

ロレンゾはブレンダがまだ何かを隠していると考えて、彼女に事件のときのことを問いただす。しかし、ブレンダはまだ辛いと言って話をしない。追及を諦めたロレンゾがブレンダを自宅に帰そうとすると、ラフィクを連行するギャノン市警が彼の前を通った。

映画『フリーダムランド』の結末・ラスト(ネタバレ)

仲間が捕えられ、地元住民の怒りは更に増した。一方で、事件の捜査は市警からFBIへ担当が移ることになった。しかし、自分の手で事件を解明したいロレンゾは単独で捜査を続行する。

ロレンゾはケントの友に力を借りることにした。現場付近にある、廃棄された元福祉施設フリーダムランド。犯人が事件現場から離れたところに子供を遺棄したのなら、街中で既に発見されているはずで、早期に子供の存在に気付いたのなら、現場付近に遺棄したはずだ。警察がまだ捜索していない場所。そこがフリーダムランドだった。ケントの友が集めたボランティアと共に、フリーダムランドを探るロレンゾ。熱心に捜索を続ける人々を前に、ブレンダはここじゃないと漏らした。子供は別の場所にいる。風邪薬を飲ませたら量を間違えて死んでしまった。だから、子供の死体を遺棄し、襲われたと嘘の供述をしたとブレンダは白状した。

犯人は黒人ではなかった。封鎖された町の住民の怒りは遂に最高潮に達した。ロレンゾは警察と住民の間に入って騒動を止めようとするが、結局暴動に発展してしまった。

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