映画『ザ・スナイパー(2006)』の概要:2006年製作の劇場未公開映画(原題THE CONTRACT)。モーガン・フリーマンが主演のサスペンス映画である。
映画『ザ・スナイパー』 作品情報
- 製作年:2006年
- 上映時間:不明
- ジャンル:サスペンス
- 監督:ブルース・ベレスフォード
- キャスト:モーガン・フリーマン、ジョン・キューザック、ジェイミー・アンダーソン、アリス・クリーグ etc
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映画『ザ・スナイパー』 評価
- 点数:70点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『ザ・スナイパー』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『ザ・スナイパー(2006)』のあらすじを紹介します。
暗殺チームのボスフランク・カーデン(モーガン・フリーマン)はミッションを遂行中に失敗し警察に囚われてしまった。
そこへ護送中の彼を助けるため仲間が道を塞ぎ保安官を殺害する。
しかし失敗したカーデンは保安官と共に川に流されてしまう。
そこに親子の絆を深めるために、たまたまキャンプに来ていたレイ(ジョン・キューザック)と息子のクリスが居合わせる。
息を引き取る寸前に保安官からカーデンを逃がすなと銃を渡されるレイだったが、息子は関わらず逃げようと言う。
しかし元警察官のレイは正義感が人一倍強く、カーデンを連れて山道を進むことにした。
行方不明のカーデンを探す仲間たちだったが、レイ親子と一緒に行動している彼を見つけることができない。
そんな時、崖の下を歩く彼らを見つけたチームのメンバーはレイ親子たちの足取りを追うことにする。
道なき道を進みひたすら助けを求め歩き続けるレイ達だったが、山の中に山小屋があることを発見。
そこにしばらく身を隠すことにした、しかし警察官のヘリコプターを盗んだカーデンの仲間が山小屋に気づき攻撃してきた。
その隙にカーデンはクリスを人質に逃走してしまう。
だが実はカーデンは仲間の一人に裏切られており、暗殺のターゲットになっていた。
それを知ったカーデンは黒幕であった上層部の女性警部にレイ親子には手を出すなと忠告にいくのだった。そして姿を消してしまった。
映画『ザ・スナイパー』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『ザ・スナイパー(2006)』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
未公開映画と思って見ると以外に面白い
大作ではないがそれなりに面白い映画となっている。
キャストにモーガン・フリーマンとジョン・キューザックという控えめだが実力がある俳優を起用しているのも見やすいポイントである。
舞台は山の中で場面は中々変わらズ、景色の変化がない中で90分という短い時間がスピード感を描き出し飽きることなく鑑賞できた。
何をもって未公開になるのかわからないが、上映していたとしても映画としてはきちんと成立している面白さがある映画である。
もう少し派手さが欲しかった
暗殺チームのボスという格好良すぎる役柄はモーガン・フリーマンには珍しい、というのも人の良い男性ばかり演じているイメージがあるからだ。
本作でも暗殺チームと言われても地味であり、性格もあまり激しさが見受けられないので悪者としてみることができなかった。
もう少し映画全体を悪くして、闇者社会を描いてもらえたら彼の魅力がもっと引き出されたに違いない。
ジョン・キューザックとの絡みが欲しい
せっかく悪と善をはっきり描こうとしている映画だからこそ、もう少し二人の絡みが欲しかった。その上で最後は協力せざる終えないストーリー展開にしてくれたらもっと男のロマンのようなものを感じることができたのではないだろうか。
最初は敵として出会い、終盤は認め合うようなそんな関係で話を転結させて欲しかったというのが正直な感想である。
波がなく穏やかすぎたことで、メリハリに欠けてしまったのが非常に残念。
ラストの黒幕の伏線をはっきりと
ラストシーンで黒幕が発覚するわけだが、それまでの伏線やストーリー展開が弱すぎてあっと驚くというようなものからはほど遠かった。
黒幕は誰なのかということを気になるように仕向けて欲しかった。
もっとハラハラドキドキできるストーリーは沢山あるし、正直もっと面白い作品は山ほどあります。それでも今作を見る理由は、モーガン・フリーマンとジョン・キューザックでしょう。
モーガン・フリーマンはとにかく人の良い役どころを演じることが多いので、今作のようなスナイパーを演じているのを見るのは初めてですごく新鮮でした。しかし、違和感は全く無く、ベテランの凄さを見せつけられたような気持ちです。
ストーリー自体に大きな盛り上がりはありませんが、一つ一つの描写が丁寧なので面白く見られました。(女性 30代)
映画『ザ・スナイパー』 まとめ
どこかで見たことのあるパッケージでどこかで見たことがある話。
そんな映画がまさに本作なのである。
物語自体には新鮮さはなく、アメリカドラマを見ているような穏やかな雰囲気の映画であった。
良くある時間枠のサスペンス映画だが、見ていて飽きるかというとそうでもない。
キャストで随分助けられている部分もあるだろうが、サスペンスというのが鉄板ネタなのであろう。
可もなく不可もなくとはまさにこの映画のこと。
時間がある休日に家族でなんとなく鑑賞するにはピッタリの映画である。
個人的にはモーガン・フリーマンのスーツ姿をもっと見たかったし、ライフルで狙撃するシーンなどあればなお意外性に富んで興味深かったのではないだろうか。
みんなの感想・レビュー
原題の請負人で鑑賞するとより理解出来る。
テレ東で昼間やってたのを偶然発見。山小屋あたりから観たのですが、やはりジョンキューザックとモーガンフリーマンがでてたので引き込まれました。派手さはなかったですが、この2人のおかげで途中からでも十分楽しめました。