映画『コン・エアー』の概要:1997年公開のアメリカアクション映画(原題:Con Air)。実在する空輸隊の名称コンエアーから名付けられたニコラス・ケイジ主演の作品。
映画『コン・エアー』 作品情報
- 製作年:1997年
- 上映時間:114分
- ジャンル:アクション
- 監督:サイモン・ウェスト
- キャスト:ニコラス・ケイジ、ジョン・キューザック、ジョン・マルコヴィッチ、ヴィング・レイムス etc
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映画『コン・エアー』 評価
- 点数:75点/100点
- オススメ度:★★★★☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『コン・エアー』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『コン・エアー』のあらすじを紹介します。
軍を除隊したキャメロン・ポー(ニコラス・ケイジ)は、妊娠中の妻に酒場で絡んできた男を殺害してしまう。
罪名第三級殺人として刑務所に服役するが、まだ見ぬ娘と妻に会うために模範囚として仮釈放されることになった。
そしてドラマの舞台、囚人用輸送機「コン・エアー」に乗せられる。
離陸したコン・エアー。
そこにはサイラス(ジョン・マルコヴィッチ)をはじめ、世界を震撼させるような凶悪犯ばかり乗せられていた。
しかし離陸するやいなや飛行機から出火、それに気がついた職員たちが急いで消火しようと慌ただしくしている間に1人の囚人がサイラスたち凶悪犯の檻を開けてしまう。
そこで銃を手にした彼らは機内をハイジャック。
正義感の強いポーは自らハイジャックをしている凶悪犯たちを阻止するため、戦うことを選んだ。
そのコン・エアーの非常事態の連絡を受けた刑事ヴィンス・ラーキン(ジョン・キューザック)は、地上からコン・エアーを追跡しなんとか大事になろうとするのを止めようとする。
そして迎えるラストで、ポーとヴィンスの必死の戦いにより正義は守られるのだった。
映画『コン・エアー』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『コン・エアー』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
ニコラス・ケイジの意外な役柄が人気の秘密
今までは彼が演じる役といえば、そのいかにも善人そうな顔立ちから人助けの役や天使、心に闇を抱えた刑事などだった。
ハリウッド俳優の中でファンも多く、また特別ファンでは無いが出演している映画は何となく観てしまうなど世界中に愛されている俳優である。
そんなニコラスが本作で挑んだ元レンジャー役は、今まで見たこともないようなムキムキマッチョで相当ワイルドなのだ。
そしてまるで生まれたときから正義感が強いのではなかろうかと失笑してしまうほど、完全無敵なヒーロー。
この映画を最初に鑑賞したひとは、さぞびっくりした人も多いであろう。
しかしこの映画でニコラスは更にファンを獲得、今でも語り草になる役柄となったのだった。
全体的にはただのジェットコースター映画であるがオススメ
映画の内容を問われれば特に内容に重要なストーリー構成がなされているわけでもなく、よくあるハリウッドのアクション映画である。
機内という密室で行われる凶悪犯と正義感の強いヒーローの闘い。
驚く程スピーディーに場面が展開していくので、ほとんどの人が飽きて何か他にしてしまうなんてことはないだろう。
しかしオススメかと言われると、オススメである。
鑑終わった後こそ「よくあるタイプのジャンル」と思ってしまうが、最中はまんまと映画の進行に乗っかってしまう。
ハラハラドキドキさせられて、この先どうなるのだと手に汗握ってしまうのである。
登場人物たちが強烈すぎて印象も強く、ありがちな誰が誰なのか見失うこともほとんど無いのも魅力的。
そして刑事も主人公も非常に熱血で、意外と万人うけするような映画に仕上がっている。
ぜひオススメしたい映画である。
映画が好きな人は必ず見ていると言っても過言ではない今作。映画だからこそ見られる派手な描写に、非現実的なストーリーは改めて「だから映画が好きなんだ」と思わせてくれるような最高の作品です。
個人的に、ニコラス・ケイジが好きなのでこの作品は何度も鑑賞していますが、毎回面白くて飽きません。
長髪のニコラス・ケイジを初めて見た時はびっくりしましたが、物語が進むにつれてどんどんかっこよく見えてくると思います。(女性 30代)
映画『コン・エアー』 まとめ
映画好きで「コン・エアーを鑑賞したことが無い」という人にあまり出会ったことが無い。
ニコラス・ケイジの役柄の話になると本作の話題になることが多く、あの映画はびっくりしたなど様々な意見を聞くことができる。
そのくらいこの映画は世界中の多くの人に親しまれているということになる。
アクション映画はファンが多く今までもシュワルツェネッガーやスタローンなど、とにかく強く圧倒的な存在感で主演を演じる俳優が人気であった。
男性はいつの時代も正義感を持ち、誰かを助ける正義の味方というスーパーマンに憧れを持っているのかもしれない。
女性もまた守られる側の立場として、理想の男性像を写し鑑賞するのだろう。
日常では目撃する機会などない、囚人用輸送機の中で起こる大事件という設定も見所のひとつ。
想像するだけで恐ろしい状況にすんなり映画の世界に入り込めるのも、この映画の醍醐味の1つであると言える。
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