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映画『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』の概要:ミッキーは保険のセールスマンとして優秀な男だったが、金遣いが荒くお金に困っていた。そんなある日、顧客の老人が、高価なヴァイオリンを持っていることが判明する。ミッキーは偽物とすり替え、高価なヴァイオリンを盗むことにした。

映画『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』の作品情報

パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画

製作年:2011年
上映時間:93分
ジャンル:サスペンス
監督:ジル・スプレカー
キャスト:グレッグ・キニア、ビリー・クラダップ、アラン・アーキン、デヴィッド・ハーバー etc

映画『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』の登場人物(キャスト)

ミッキー・プロハスカ(グレッグ・キニア)
優秀な保険のセールスマン。口が上手く、自分本位な性格。金遣いが荒く、支払いに困っている。
ランディ(ビリー・クラダップ)
覚せい剤を製造していたことがあり、刑務所に入っていた。頭に血が上りやすい性格で、乱暴者。警報器の設置を行っている業者。
ゴルヴィー(アラン・アーキン)
犬と一緒に暮らしている老人。ボケたところがある。だが、それらは全て保険金を奪うための演技。
ボブ・イーガン(デヴィッド・ハーバー)
新人保険セールスマン。良い人で、顧客のことを第一に考えている。だが、それらは全て演技。ゴルヴィーの仲間。

映画『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』のあらすじ【起】

ミッキー・プロハスカは保険のセールスマンとして優秀で、講習を開いて顧客の取り方を教えていた。バーでお酒を飲んでいると、受講生のボブ・イーガンに偶然出会う。ボブは立ち去る際、お金を落としていった。お金に困っていたミッキーは、そのお金をこっそり拾った。その姿を女性客のシェリに見られてしまう。シェリは拾ったお金で一緒に飲もうとミッキーを誘った。

ミッキーはシェリと部屋に戻り、勧められるままお酒を飲んでしまう。目が覚めるとシェリはおらず、財布が盗まれていた。その後、財布は見つかるが、お金が全て抜き取られていた。幸いなことに、クレジットカードは無事だった。ボブはミッキーが困っていることを知り、帰りの費用を貸した。

ミッキーはボブのライバルであるフィル・ピーターの元で働く予定だった。ミッキーはボブを勧誘し、契約を交わした。ボブは真面目な人物で、顧客のことを真剣に考えていた。反対にミッキーは口が上手く、契約が取れれば顧客のことなどどうでも良かった。

ミッキーとボブは、ボブが知り合ったトラック運転手のフランク・リッチーの友人、ゴルヴィーに会いに行った。ミッキー達は保険の説明をするが、ゴルヴィーは興味がない様子だった。ミッキーは早々に見切りをつけ、帰ることにした。

ゴルヴィーから保険を契約したいという連絡があった。ミッキーはボブを連れて行かず、1人で家を訪ねた。保険の契約を交わした後、ゴルヴィーの家にバイオリン職人のレオナード・ダールが訪ねて来る。ゴルヴィーが昼寝をしてしまったため、ミッキーが応対することになった。レオナードは写真を撮るため、ゴルヴィーのヴァイオリンをミッキーに持たせて高く上げさせた。

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映画『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』のあらすじ【承】

ミッキーはレオナードに話を聞きに行き、ゴルヴィーが持っているヴァイオリンが3万ドルの価値があることを知る。ミッキーはゴルヴィーの外出を見送った後、偽物とすり替えることにした。ゴルヴィーの外出直前、警報器の操作盤を取り換えに業者のランディがやって来る。警報器がセットされたため、ミッキーは1人で家に忍び込むことができなくなる。

ミッキーはランディを買収し、警報器を切ってもらって家の中に忍び込んだ。ヴァイオリンを取り換えた後、出ようとしたところでフランクがやって来る。フランクはミッキー達の言動を怪しみ、警察を呼ぼうとした。ランディはフランクを止めようとして、咄嗟に殴り殺してしまう。ランディは裏切られないようにするため、遺体の傍にいるミッキーの姿を写真に収めた。さらに、ミッキーが盗んだ高価なヴァイオリンを奪った。ミッキーは遺体を運び出す手伝いをするしかなかった。

ミッキー達は凍っている湖に穴を掘り、遺体を捨てようとした。だが、人がいたため、実行に移すことができなかった。ミッキー達は人がいなくなるまで、パブで時間を潰すことにした。

ミッキー達は湖に戻るが、遺体を入れるほど穴を広げることができなかった。そこで、ランディは遺体を切ることにした。ミッキーは吐きそうになったため、DNAを残さないために車へと戻った。その間に、ランディは1人で遺体の始末をした。

映画『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』のあらすじ【転】

ミッキーはランディに強請られ、5000ドルを要求される。ミッキーは金などないと断るが、聞き入れてはくれなかった。ミッキーは険悪な関係の妻に頼んだり、車を売ったりしようとした。だが、上手くお金が集まらなかった。そこで、盗んだヴァイオリンをランディにあげることにした。

レオナードが知り合いに頼んでゴルヴィーのヴァイオリンの写真を確認してもらった結果、3万ドルではなく125万ドルの価値があることが分かった。話を聞いたミッキーは偽物だとバレるのを恐れ、激しく動揺する。そんな中、ボブがゴルヴィーに、奏者や博物館に貸し出すことを勧めているのが分かった。ミッキーは推薦状を書き、ボブをフィルの元に追いやることにした。

ゴルヴィーのヴァイオリンが偽物だと判明し、警察が調査をすることになった。ランディは今日中にヴァイオリンを売ることにした。ミッキーは収集家のストーラーに直接売るため、レオナードの工房に忍び込んで連絡先を探した。無事に連絡先を見つけ電話をかけるが、不在だった。

映画『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』の結末・ラスト(ネタバレ)

ミッキーはヴァイオリンを盗んだのがフランクかもしれないと警察に話していた。だが調査の結果、フランクは12年前に死亡していたことが分かった。一方、保険の請求が下り、ゴルヴィーの口座に125万ドルが振り込まれた。

ミッキーは電話でストーラーと話をつけ、取引を行うことになった。ミッキーとランディは駅でストーラーの到着を待った。その時、ベンチに置かれた新聞を見て、驚愕する。新聞には「湖で人体の一部を発見」と書かれていた。ミッキー達はヴァイオリンを捨て、逃げることにした。別れる前に、ミッキーは遺体と写っている写真を燃やしてもらった。

ミッキーはゴルヴィーに会いに行き、今まで会っていた「ゴルヴィー」が偽物だったことを知る。さらに、フランクは殺されておらず、ランディが湖に捨てたのは動物の死骸であることが分かった。偽のゴルヴィーやランディ達はグルで、保険金を得るために仕組んだのだった。そして、警察にバレたときは、ミッキーに罪を被せる気だった。

ミッキーは経理担当のカーラに保険金詐欺を疑われる。ゴルヴィーに騙されたと話しても、信じてはもらえなかった。ミッキーは黙っていてもらうため、愛車をカーラに譲った。そして、保険のセールスマンを辞めて、南の国に引っ越すことにした。

ミッキーはフィルに会い、誰も雇っていないと教えられる。ボブもゴルヴィー達の仲間だった。ミッキーは南の国で新しいスタートを切り、別荘の販売を行った。

映画『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』の感想・評価・レビュー

テンポが良くて、サクサク見れる作品だった。主人公のミッキーがとにかくしゃべるため、圧倒された。口が上手いことを生かして保険のセールスマンとして活躍しているのは納得なのだが、顧客を思いやる気持ちが皆無のため見ていて腹が立った。ミッキーが騙されたことには清々したが、結局南の国に行っても本質が変わっていないところが微妙だった。ミッキーかゴルヴィー達か、犯罪を犯した人達が懲らしめられるような終わり方が良かったなと思う。(MIHOシネマ編集部)

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