映画『オールド・ガード』の概要:何世紀にも渡って人類を守るために戦う不死身の傭兵軍団の活躍を描いたアクション映画で、同名のグラフィックノベルの映画化となる。2020年7月にネットフリックスで配信が開始され、大ヒットを記録した。
映画『オールド・ガード』の作品情報
上映時間:125分
ジャンル:アクション
監督:ジーナ・プリンス=バイスウッド
キャスト:シャーリーズ・セロン、キキ・レイン、マーワン・ケンザリ、ルカ・マリネッリ etc
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映画『オールド・ガード』の登場人物(キャスト)
- アンディ(シャーリーズ・セロン)
- 不死の軍団を率いるリーダー。何世紀にも渡って生きており、人類を守るために戦ってきた。初期の仲間だったクインを救えなかった後悔を引きずって生きている。
- ナイル(キキ・レイン)
- アフガニスタンに駐留していた米海兵隊員。容疑者逮捕の途中で殺されたことが不死であることが判明し、不死の軍団に加わる。
- ブッカー(マディアス・スーナールツ)
- 不死の軍団のメンバーで、コプリーからの依頼をアンディに持ち込んでくる。愛する人を失って生きる孤独に耐えられなくなっている。
- コプリー(シャバナ・バフシュ)
- CIAで働いていた経験があり、妻の病死を引きずって生きている。不死の薬の開発を目指す製薬会社に協力してアンディの軍団を追い掛ける。
映画『オールド・ガード』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『オールド・ガード』のあらすじ【起】
アンディはモロッコでブッカーや2人の仲間と再会を果たす。ブッカーが持ってきた仕事をこなすためだった。南スーダンで誘拐された子供達を救出するという内容で、依頼主はコプリーだった。コプリーとは以前にも仕事をしたことがあったため、アンディは躊躇しつつも引き受ける。4人で子供達が監禁されている建物に侵入するが、そこに子供達はおらず特殊部隊が待ち伏せしていた。4人は撃ち殺されるが、しばらくすると4人は起き上がって特殊部隊を全滅させる。建物には監視カメラが仕掛けられており、コプリーがその一部始終を見ていた。全ては罠だったのだ。
アフガニスタンで任務に就いていたナイルは容疑者捜索の過程で殺されてしまう。しかし、ナイルはその後生き返る。アンディ達はその夢を見て仲間が増えたことを悟る。そしてアンディがナイルを探しに向かう。一方、コプリーは製薬会社の社長からアンディ達を捕まえるように命じられる。アンディはナイルを見付けて拉致するが、ナイルは抵抗する。そのためアンディはナイルの頭を打ち抜いてナイルが不死であることを示し、自分が仲間であることを説明する。
映画『オールド・ガード』のあらすじ【承】
アンディは麻薬を密輸するための輸送機にナイルを乗せる。アンディの話を信用しないナイルは機内で抵抗するが、アンディに叩きのめされる。2人はパリの隠れ家にいる3人と合流する。その夜、ナイルは海の底で生死を繰り返す女性の夢を見る。仲間達は女性の名が行方不明になっているクインであることを明かす。クインは中世の時代にアンディと共に戦ってきたが魔女狩りに遭って逮捕され、棺に入れられたまま海に沈められたのだ。
ナイルは隠れ家の外に飛び出し、アンディが追い掛けて仲間に加わるように説得する。しかし、その間に隠れ家がコプリー率いる兵士達に襲撃されてしまう。アンディとナイルが隠れ家に戻ると、ブッカーは爆死しており、仲間2人の姿が消えていた。ブッカーは意識を取り戻すが、怒ったアンディはたった一人で兵士達を殺してしまう。コプリーは仲間2人を連れて逃げ、アンディもブッカーとナイルを車に乗せて別の隠れ家に向かう。コプリーは仲間2人を飛行機に乗せて、製薬会社の社長の元に届ける。そして社長は不死の研究のために仲間2人の生体サンプルを採取する。
映画『オールド・ガード』のあらすじ【転】
アンディは兵士達との戦闘で負傷した肩の傷が治っていないことに気付き、薬局で薬を入手する。不死とは言え、ある日突然治癒力が失われて死ぬことがあるのだ。一方、ブッカーは不死であるために愛する者が死んでいくのを見守らなければいけない辛さについてナイルに語る。コプリーは仲間2人の拘束を続けて人体実験を繰り返す製薬会社の社長の方針に疑問を感じる。
アンディは海の底に沈んだクインを見付けられなかった後悔を口にし、仲間2人の救出を固く誓う。ロンドン郊外にコプリーがいることが分かり、3人で向かう。しかし、ナイルは家族の元に帰ることを希望し、アンディとブッカーだけが屋敷に侵入する。しかし、コプリーを目の前にした途端にアンディはブッカーに腹部を撃たれて捕らわれてしまう。妻を病気で失ったコプリーが悲しみのあまりからアンディ達について調べ始め、ブッカーが裏切っていたのだ。そこに製薬会社の社長が乗り込んできて、アンディとブッカーを連れて行く。一方、ブッカーが用意した銃が空だったことからナイルはブッカーの裏切りに気付き、コプリーの屋敷に引き返す。
映画『オールド・ガード』の結末・ラスト(ネタバレ)
ナイルに銃を突き付けられたコプリーは、アンディが過去に救ってきた人達が人類のために貢献してきたことを説明する。そしてナイルを製薬会社の建物まで案内する。ナイルは一人で研究室まで向かい、警備していた兵士達を撃ち殺す。そしてアンディや仲間達の拘束を解く。アンディはブッカーのことも見捨てず一緒に連れて行くことにする。不死の能力を失ったアンディを仲間達が身を挺して守りながら、兵士達を倒していく。途中で爆発に巻き込まれて苦戦してしまうが、アンディは決着を付けるために果敢に突き進んでいく。
製薬会社の社長が部屋に籠もっているのを把握したアンディ達は二手に分かれて部屋に突撃し、護衛の兵士達を一網打尽にする。社長はアンディに銃を突き付けてくるが、ナイルは社長にタックルして一緒にビルから落下する。地上に停まっていた車に叩きつけられて社長もナイルも死ぬが、ナイルは再び蘇る。アンディはブッカーへの罰として100年間だけ仲間から追放することを決める。そしてコプリーに身を隠すための手伝いをさせて、人類を救う任務を続けることにする。一方、酔い潰れていたブッカーの前にクインが現れる。
映画『オールド・ガード』の感想・評価・レビュー
シャーリーズ・セロンが圧倒的な存在感を放っている作品だが、筋書きが荒すぎるのが難点だ。裏切り者が誰だか直ぐに分かってしまうし、騒動を起こした張本人達がいとも簡単に反省したり、仲間に加わったりするので、何ともスッキリしない。また、いかにも弱々しい製薬会社の社長が黒幕というのも物足りない。不死の軍団が主役のアクション映画なのだから、敵にもそれ相応の能力が備わっていないと緊張感が生まれてこない。(MIHOシネマ編集部)
こんな傭兵軍団が私たちの知らないところで人類を守ってくれてたら心強すぎますよね。シャーリーズ・セロンはこういう強い女の役が本当に似合います。『マッド・マックス』で演じたフュリオサも物凄く魅力的でしたが、今作のアンディも本当に屈強でかっこよくて女性が見ても憧れてしまいます。
アクションも素晴らしく、キャラクター設定もしっかり出来上がっているのでNetflix限定配信ではなく、劇場で公開して欲しかった作品です。
不死身の肉体と何百年も続く愛と言う美しいテーマと派手なガンアクションのギャップにやられてしまいました。(女性 30代)
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