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映画『ザ・タンク』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ザ・タンク』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ザ・タンク』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ザ・タンク』の結末までのストーリー
  • 『ザ・タンク』を見た感想・レビュー
  • 『ザ・タンク』を見た人におすすめの映画5選

映画『ザ・タンク』の作品情報

ザ・タンク

製作年:2017年
上映時間:85分
ジャンル:サスペンス
監督:ケリー・マディソン
キャスト:マーガリート・モロー、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ、クリストファー・レッドマン、ジャック・ダヴェンポート etc

映画『ザ・タンク』の登場人物(キャスト)

ジュリア(マーガリート・モロー)
実験に参加する宇宙飛行士候補の地質学者。夫と2人の子供がいる。密閉空間での過酷な実験で心が折れそうになるが、子供たちからの動画メッセージを心の支えにする。
ウィル(ジャック・ダヴェンポート)
元空軍パイロットでこの実験のリーダー。ひとり娘が事故で死亡し、それを苦にして妻が自殺するという悲しい過去がある。
トム(クリストファー・レッドマン)
社会学者。子供の頃から発作の持病を抱えている。神経質な性格で、自分のチョコレートを誰かが食べたと言って、むきになって犯人捜しをする。
ルーク(エリック・キング)
生体工学士。熱心なキリスト教信者。長期に渡る密室生活で徐々にバランスを崩し、大声の独り言を言い始める。
ネリー(アンナ・リース・フィリップス)
医学博士の女性。長期の密閉生活中にデーンと男女の関係となり、個室で声を潜めて抱き合っている。
デーン(ブラッド・ウィリアム・ヘンケ)
元海兵隊員。訓練中に仲間に気付かれないよう、ネリーと肉体関係を持つ。訓練中の骨折で足首に重傷を負う。

映画『ザ・タンク』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ザ・タンク』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ザ・タンク』のあらすじ【起】

宇宙飛行士候補6人が、南極でのある実験に参加した。それは火星探査機をイメージしたタンク型の密室施設“ICE-SAT5”に入り、外部との接触を一切絶って471日間の共同生活を送るというもの。地質学者や元空軍パイロット、生体工学士などあらゆる分野の専門家たちが実験に参加することになった。

実験開始当初は宇宙食でパーティーを楽しむなど、チームの雰囲気は和やかだった。数日が過ぎ、社会学者のトムが自分のチョコレートが無くなったと犯人捜しを始めた辺りから、嫌な空気が流れ始める。さらに、6週間のトイレ掃除を掛けたポーカーゲームで生体工学士のルークが負けて激怒したことで、チームは益々気まずいムードになった。

医学博士のネリーと元海兵隊のデーンは、皆に隠れて男女の関係になっていた。ある夜、個室で声を潜めて抱き合っている最中に停電が発生する。本部と連絡が絶たれ、タンク内の酸素が残り16時間分しかないという危険な状態に陥った。トムがストレスで発作を起こして倒れてしまい、メンバー同士で小競り合いも始まった。

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映画のネタバレあらすじの専門サイトです(ネタバレサイト・ネタバレブログ)。映画のストーリーをネタバレありの起承転結で解説...

映画『ザ・タンク』のあらすじ【承】

ウィルたちはようやく本部との連絡に成功し、停電は非常事態にチームが耐えられるかを試すストレステストであったことを知らされる。抜き打ちテストとは言え、命を危険に晒されて納得のいかないメンバーたち。しかし、ここまで頑張ったから続けようと言うリーダーのウィルの説得もあり、彼らは任務を続行することに承諾した。

しかしそれ以来、メンバーは顔を合わせないようお互いを避けるようになった。日中は各自の実験に黙々と取り組み、任務が終わると口も聞かずに個室に閉じ籠るという毎日。そんな日々が続き、一部のメンバーに被害妄想や幻覚などが増幅するようになる。

殺伐とした共同生活で地質学者のジュリアは憂鬱な気分になるが、家から届く子供たちのメッセージ動画を励みに実験を続けた。月日は流れて大晦日の夜。ジュリアとネリーは宇宙食での新年パーティーを楽しんだ。信仰心の篤いルークは神に祈りを捧げ、今の状況を打開して欲しいと願うのだった。

映画『ザ・タンク』のあらすじ【転】

数か月が過ぎた頃、重い宇宙服で実験をしていたデーンが転倒し、足首の骨が見えるほどの怪我をしてしまう。ルークは作業場に引き籠り、独り言を言いながら何かを作るようになった。ジュリアはウィルとお互いの家族の話をした。ウィルが娘を事故で失っていたことを知ったジュリアは彼に同情し、その場の雰囲気に流されて口づけをした。

471日目となった任務最終日。メンバーたちは安堵の表情で帰り支度を始める。本部の迎えが来る予定時刻まで残り数時間となった時、ルークが妄想に取り憑かれたような表情で皆の前に現れ、「タンクを出たら僕たちは死んでしまう」と騒ぎ始める。彼は作業場で作ったと思われる手作り銃をメンバーたちに向け、指を滑らせて発砲してしまった。弾はジュリアの心臓付近に命中。ジュリアは大量出血によりみるみる顔が青ざめていく。ネリーは必死で止血を試みるが、血は止まりそうになかった。

ルークはさらに騒ぎを続け、トムがメンバーの部屋を覗き見したことを皆にばらした。トムは秘密をばらされたショックで発作を起こし、そのまま死んでしまう。

映画『ザ・タンク』の結末・ラスト(ネタバレ)

トムを殺したとウィルに責められたルークは、手作り銃を自分に向けて自殺を図った。トムとルークが死亡し、ジュリアは瀕死の状態、さらにネリーはどこかにいなくなっていた。

ウィルとデーンは本部からのメールに気付き、暴風雪の影響で迎えが数週間遅れることを知る。2人は緊急SOSを発信するが、暴風雪のせいで届いたかどうか分からなかった。細長い形状のタンクは突風で横転し、ジュリアは衝撃で絶命してしまう。

デーンは足首の怪我が悪化して敗血症寸前となり、菌が心臓に至る前に切断してくれとウィルに頼んだ。ウィルはデーンの足を電気のこぎりで切断し、デーンはしばらく眠り続けた。ウィルは防寒用に宇宙服を着ようと実験室に行くと、宇宙服を着たまま死んでいるネリーを発見する。

残されたウィルとデーンは救助を待ち続けたが、デーンは死ぬのを予感して涙を流しながら息を引き取った。ウィルは夢の中で死んだ娘に出会う。娘から諦めないでと言われて目覚めると、目の前の天井がこじ開けられ、ようやく救助が到着するのだった。

映画『ザ・タンク』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

タンク状の密室空間で男女6人が共同生活を送るという実験を描いたスペンス映画。事故調査委員の報告という形で、密室で起きた事件の様子を描いている。面白そうなテーマだがエイリアンが出てくるわけでもなく、殺人鬼が出るわけでもなく、人間関係のこじれも微妙な感じで、いまいち盛り上がりに欠けてしまったように感じる。突っ込みどころがいくつかあるが、中でも不思議だったのがネリーの死。なぜ突然いなくなり、宇宙服を着て死んだのかがさっぱり分からなかった。(MIHOシネマ編集部)


廃墟のような給水タンクと地下施設という閉鎖空間が、不気味さを強調していて終始緊張感が続いた。正体不明の生物が徐々に姿を現す構成は古典的だが、家族を守ろうとする父親の視点が物語に感情的な重みを与えている。特にラストで息子が怪物と同化したかのような描写は衝撃的で、救いと恐怖が同時に残る結末だった。単なるモンスターホラーではなく、家族の絆と犠牲を描いた作品だと感じた。(20代 男性)


静かな導入から一転して、地下で明らかになる異形の存在に背筋が寒くなった。タンクという日常的な設備が恐怖の舞台になる発想が面白く、閉塞感が画面越しにも伝わってくる。母親が次第に追い詰められていく様子はリアルで、観ているこちらも息苦しくなった。最後に息子が生き残るものの、完全なハッピーエンドでは終わらない余韻が、この映画のテーマの重さを象徴しているように思えた。(30代 女性)


モンスターの正体が科学実験の失敗の産物であると示唆される点に、現代的な恐怖を感じた。自然と人間の傲慢さが生んだ怪物という構図はよくあるが、家族という最小単位のドラマに落とし込んだことで説得力が増している。父親が命を賭して息子を守る選択をするラストは悲しくも美しい。観終わった後、恐怖よりもむしろ切なさが残る作品だった。(40代 男性)


全体的に暗く湿った映像と音響が不安感を煽り、ホラーとしての雰囲気作りは非常に完成度が高い。怪物の全貌がなかなか明かされないため、想像力が刺激されるのも良かった。家族がバラバラになりながらも再び結束していく展開は王道だが、最後に残る不穏さがこの映画らしい。安心して終われない結末は、観る人に長く余韻を残すと思う。(50代 女性)


舞台がほぼ地下施設に限定されているため、逃げ場のない恐怖が強調されていた。怪物のデザインも生理的嫌悪感を誘い、視覚的にも印象に残る。特に子どもが危険にさらされる展開は緊張感が高く、家族の選択が重くのしかかる。最後に父親が犠牲になる場面は予想できたが、それでも胸に刺さる描写だった。低予算ながらもアイデアと演出で勝負した良作だと思う。(30代 男性)


ホラーが苦手な私にはかなり怖かったが、単なる脅かしだけでなく物語性があった点は評価したい。地下に閉じ込められた家族の心理描写が丁寧で、恐怖と同時に共感も覚えた。怪物の存在が家族の秘密や過去と結びついている構成は興味深い。最後に残る息子の姿が希望なのか絶望なのか分からないところが、この映画の一番印象的な部分だった。(40代 女性)


若い頃に観たモンスターホラーを思い出すような設定だが、映像や音の演出は現代的で洗練されている。特に暗闇の中で聞こえる物音や水音が恐怖を増幅させる。家族の物語として見ると、父親の行動は身勝手にも英雄的にも映り、解釈が分かれる点が面白い。ラストの曖昧さが、この作品を単なる娯楽作以上のものにしていると感じた。(60代 男性)


怪物の存在よりも、閉ざされた場所で人間が追い詰められていく様子の方が怖かった。母親と息子の関係性が物語の中心にあり、観ている側も感情移入しやすい。終盤で父親が取る行動は衝撃的だが、家族を守るための究極の選択として理解できる。観終わった後、恐怖よりも「生き残るとは何か」を考えさせられる作品だった。(20代 女性)


低予算ホラーの枠に収まりつつも、設定と雰囲気作りが巧みで最後まで集中して観られた。怪物の正体が完全には説明されない点も、想像力を掻き立てる要素として機能している。家族の再生物語として見ると、非常に悲劇的で、単純な勧善懲悪では終わらない構成が印象的だった。ホラー好きだけでなく、人間ドラマとしても楽しめる一本だと思う。(50代 男性)

映画『ザ・タンク』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ザ・タンク』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ディセント

この映画を一言で表すと?

地下洞窟で正体不明の恐怖に追い詰められる極限サバイバルホラー。

どんな話?

探検好きの女性たちが未踏の洞窟へ入り込み、出口を失ってしまう。暗闇の中で怪物の存在に気づいた彼女たちは、恐怖と疑心暗鬼の中で生還を目指す。閉鎖空間と未知の存在が生む緊張感が続く物語。

ここがおすすめ!

逃げ場のない地下空間と怪物の恐怖が『ザ・タンク』と共通する魅力。視界の悪さと音響演出が観客を追い込み、家族や仲間の絆が試される展開も見どころ。純粋な恐怖体験を味わいたい人に最適な一本。

クロール 凶暴領域

この映画を一言で表すと?

水没した家でワニと戦う、緊迫のサバイバルスリラー。

どんな話?

巨大ハリケーンによって街が水没し、地下室に閉じ込められた親子が凶暴なワニに襲われる。限られた空間で、知恵と勇気を頼りに脱出を試みる緊張感あふれる物語。

ここがおすすめ!

閉鎖空間と家族の生存をかけた戦いという点が『ザ・タンク』と重なる。怪物との距離が近く、常に危険が迫る構成がスリル満点。テンポ良く進むため、最後まで息をつかせない。

バーバリアン

この映画を一言で表すと?

地下室に隠された真実が恐怖へ変わる予測不能ホラー。

どんな話?

見知らぬ家を借りた女性が、地下に不気味な空間を発見する。調べるほどに明らかになる異常な過去と、そこに潜む存在。日常が一瞬で悪夢へ変わる展開が描かれる。

ここがおすすめ!

地下施設という舞台設定と、正体不明の存在が徐々に明らかになる構成が『ザ・タンク』と共通。ジャンルを超えた展開と衝撃的な演出で、観る者を強く引き込む現代ホラーの代表作。

ヘレディタリー 継承

この映画を一言で表すと?

家族の崩壊と恐怖が交差する、重厚な心理ホラー。

どんな話?

祖母の死をきっかけに、ある一家の周囲で不可解な出来事が起こり始める。過去の秘密と超常現象が絡み合い、家族は徐々に追い詰められていく。

ここがおすすめ!

単なる怪物の恐怖ではなく、家族関係の崩壊を軸に描く点が『ザ・タンク』と共鳴する。精神的にじわじわ追い込む演出が特徴で、重い余韻を残すホラーを求める人におすすめ。

クワイエット・プレイス

この映画を一言で表すと?

音を立てたら即死の世界で生きる家族の物語。

どんな話?

音に反応する怪物が支配する世界で、家族は沈黙を守りながら生活している。些細な音が命取りになる中、親として子どもを守るための決断が迫られる。

ここがおすすめ!

閉ざされた空間と家族を守るための選択というテーマが『ザ・タンク』と重なる。音を使った独特の演出と緊張感が秀逸で、恐怖と感動を同時に味わえる作品。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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