「ショーン・コネリー」、「ニコラス・ケイジ」、「エド・ハリス」豪華俳優陣によるアクション超大作!脱出不可能アルカトラズを占拠したテロリストにFBIと元諜報部員が挑む!
映画『ザ・ロック』 作品情報
- 製作年:1996年
- 上映時間:135分
- ジャンル:アクション
- 監督:マイケル・ベイ
- キャスト:ニコラス・ケイジ、ショーン・コネリー、エド・ハリス、マイケル・ビーン、ウィリアム・フォーサイス etc…
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映画『ザ・ロック』 評価
- 点数:80点/100点
- オススメ度:★★★★☆
- ストーリー:★★★★☆
- キャスト起用:★★★★☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★★☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『ザ・ロック』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『ザ・ロック』のあらすじを紹介します。
伝説的英雄であるフランシス・X・ハメル准将は、アメリカ政府に憤りを抱えていた。彼の部隊は、極秘任務において敵に囲まれてしまい、一切の救援もなく全滅してしまった。さらに、国はこれを隠蔽し、勲章や遺族への賠償金もなかった。これを許すことができないハメルは、部下と共に毒ガス化学兵器を研究所から奪い去り、アルカトラズ刑務所を占拠し、旅行客を人質にとり、命を失った遺族への賠償金として1億ドルを要求し、受け入れない場合は、サンフランシスコに毒ガスロケットを撃ち込むと脅迫した。この事態にFBIは、化学兵器担当の特別捜査官スタンリー・グッドスピードと元イギリス諜報部員のジョン・パトリック・メイソンをアルカトラズに向かわせることに。しかし、グッドスピードは戦闘が専門ではない捜査官であり、メイソンはアルカトラズから唯一脱出した男でFBIに囚われた過去を持つ。この異色の男二人とシールズのメンバーが、鉄壁のアルカトラズに潜入するのだが、潜入した先はすでに敵が待ち伏せしていた。ハメルは無差別殺人をするような非道な人物ではなく、あくまでアメリカ政府を正すための行動であることを示し、「降伏しろ」という言葉をかけるが、正義感に駆られたシールズは勇気ある戦闘を行う。結果、地の利を取られ、シールズは全滅させられてしまう。残ったグッドスピードとメイソンは、たった二人でテロリストに立ち向かうことに・・・。
映画『ザ・ロック』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『ザ・ロック』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
ハメル准将の所属する部隊とは?
アメリカ海兵隊武装偵察部隊。アメリカ最強エリート集団です!海兵隊と海軍もそもそも違い、海兵隊は最前線で偵察や戦闘を行う特殊部隊です。ハメルはここの伝説的な英雄ですので、いかに優秀で愛国心に溢れた人物かが分ります。彼は軍人としての誇りは失っていなかったので、乱暴な部下の扱いに困っていましたね。本当は、サンフランシスコにロケットを撃ち込む意志はなかったと考えていいと思われます。
ネイビーシールズとは?
我らが「マイケル・ビーン」が隊長だったシールズ。ターミネーターでのカイル・リースと言えばもう十分過ぎるほどの説明でしょうか。さて、このシールズがあっという間に殺されてしまうわけですが、彼らはそこまで弱いのか?いや!そうではありません!彼らもまた最強部隊の一つなのです。90%以上がシールズになるまでの訓練で脱落していく過酷さです。超エリート集団のシールズが瞬殺されるほど、ハメルの指揮と作戦と部隊は強かったと言えます。
心臓に注射で治るのか?
この映画だけでなく、「アフターアース」においても、主人公の男の子が神経毒に冒されてしまい、自らの心臓に注射キットを打ち込むシーンがあります。本作では、グッドスピードが最後の死闘で相手の口に毒入りガラス玉を入れ込んで割ることで自分にも毒がまわるわけですが、これを緊急用注射を心臓に打ち込むことで助かります。しかし、実際はこれは不可能とみていいでしょう。アトロピンという物質が解毒作用があるわけですが、おそらくこれが入っていたと仮定しても、心臓の左心室に打ち込む必要性や角度の問題など非常にシビアであり、肺への対処などを考えても、処置は不可能レベルになると思われます。よって、この部分はフィクション要素が高いシーンとなりますね。
ジェリー・ブラッカイマー制作でニコラス・ケイジとエド・ハリスの主演といえばまず思い浮かぶのが、私の大好きな『ナショナル・トレジャー2』。今作の方が古い作品ですが、その2人に更にショーン・コネリーまで出ているとあれば、面白くないはずがありません。
正直、物凄く期待していたのですがその期待を簡単に超えてきました。アクションはもちろんもストーリーも終始ドキドキの展開でずっと楽しかったです。家族みんなで楽しめる作品になっています。(女性 30代)
映画『ザ・ロック』 まとめ
非常にクオリティの高いアクション映画であると思います。ニコラス・ケイジもハマり役ですし、ショーン・コネリーは007の引退版かと思う設定ですし!エド・ハリスの渋い演技もいい味を出しています。最初の毒ガス処理シーンも見物で、特殊な処理部屋で竜巻の如くガスを外へ吸引する装置のもとで解除していく様は、導入から素晴らしい出来です!また、メイソンがアルカトラズに潜入する際に、炎と鉄のカマが行き来する通気口を横回りで通り抜けるシーンも息をのみますし、非常に印象的でした。そして、シールズが殺されると分かっていても突っ込んでいくシーンは、なぜか情熱かきたてられるシーンでした!どこをとっても無駄がなく、ディズニーから出ている作品でもあり、安心して良質なアクション映画を楽しめます!
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