この記事では、映画『哀愁しんでれら』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『哀愁しんでれら』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0058365
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 114分 |
ジャンル | サスペンス |
監督 | 渡部亮平 |
キャスト | 土屋太鳳 田中圭 COCO 山田杏奈 ティーチャ |
製作国 | 日本 |
映画『哀愁しんでれら』の登場人物(キャスト)
- 福浦小春 / 泉澤小春(土田太鳳)
- 児童相談所に務める女性。子どもの頃に母親に捨てられた経験から、自らは愛情を持って子どもに接したいと考えている。
- 泉澤大悟(田中圭)
- 医師。妻を交通事故で亡くし、娘と二人暮らしをしている。
- 泉澤ヒカリ(COCO)
- 大悟の娘で、小学生。2歳の頃に母を亡くしたため、母の記憶はほとんどない。
- 福浦千夏(山田杏奈)
- 小春の妹で、高校3年生。進学したいが家計が心配である。
映画『哀愁しんでれら』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『哀愁しんでれら』のあらすじ【起】
児童相談所で働く小春は、子どもの将来は、母親の努力で決まると思っている。実は10歳のとき母に捨てられた経験があり、あんな親にはなりたくないという強い気持ちがあるからだ。
ある日祖父が風呂で倒れ、父の車で病院に連れて行こうとするが事故に遭ってしまう。しかも救急車で祖父を搬送してもらっている間に、自宅が火事になる。仕方なくその夜は彼氏の家に泊めてもらおうとするが、職場の先輩と寝ている現場を目撃してしまう。
絶望した小春が通りを歩いていると、泥酔した男が踏切内で倒れているのを発見する。警報機が鳴り始め一瞬怯んだ小春だったが、何とか助けることに成功する。お礼をしたいという男から名刺を受け取り、後日二人は会うことになる。彼・大悟は交通事故で妻を亡くしており、娘・ヒカリと二人暮らしだという。ヒカリが小春に懐いたことをきっかけに、二人は親しくなっていく。
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映画『哀愁しんでれら』のあらすじ【承】
大悟と小春は、ヒカリの誕生日に入籍した。大悟の先妻はヒカリが2歳のときに亡くなったが、実は別の男と一緒にいるときに交通事故に遭っていた。大悟は娘を愛情を込めて育てたいと考えており、また小春も、自身の経験からヒカリのいい母親になろうと努力する。
結婚式も挙げ、幸せな家族生活が始まった。小春は毎朝ヒカリに弁当を持たせ、家の掃除をする生活を楽しんでいた。しかしヒカリは、おねしょをしたり、食事や着替えを小春に手伝ってもらったりするなど、赤ちゃん返りの傾向を見せ始める。小春は大悟に相談するが、親が再婚した場合には時々あることだから、心配いらないと言われる。
ある日小春が家を掃除していると、大悟の部屋のドアが開いていることに気づく。中には、大悟が小学生の頃に飼っていたウサギの剥製や、毎年自身の裸体を描いたデッサンなどがあった。それを見た小春は、異様な雰囲気を感じ取る。
映画『哀愁しんでれら』のあらすじ【転】
小春が手作りした筆箱をワタルに盗られてしまったと、ヒカリが言い出す。大悟と小春は学校に相談に行くが、その時教師から、昼食時になると、ヒカリがお弁当を作ってもらえないと泣いていると知らされる。ヒカリはワタルのことが好きで、彼の気を引くために騒ぎを起こしているのではないかと、小春は考える。
小春は、老人施設に入っている大悟の母に会いに行く。そこで大悟が小学生の頃にいじめられていて何度も転校したこと、母に助けを求めた大悟を逆に殴ってしまい、それ以来大悟の左耳は聞こえなくなってしまったことを告げられる。
ワタルと仲が良かった来実が、転落死する。ヒカリは葬儀の後でもゲームばかりしていて、「邪魔だからゲームオーバーになっちゃったんだね」とまったく気にしていない様子である。小春は、ヒカリが実はいい子ではないかもしれないと大悟に相談するが、取り合ってもらえない。
映画『哀愁しんでれら』の結末・ラスト(ネタバレ)
小春は、大悟のウサギの剥製の一部を破損してしまう。騒ぎ立てるヒカリを、小春は思わず殴ってしまう。大悟はヒカリを殴るのは許せないと言って、母親失格を宣告する。
小春が家を出ていくと、ヒカリが泣きながら引き止めに来た。子どもの頃母親に捨てられた場面がフラッシュバックするが、小春はヒカリを置き去りにする。絶望した小春は踏切内で倒れてしまうが、大悟が助けに来て一緒に帰ることになる。
ヒカリが靴を盗られたと言って、泣きながら帰ってきた。大悟と小春は学校に苦情を言いに行くが、その時ワタルが来て、来実を突き落としたのはヒカリだと言う。帰宅後、大悟は聞き分けのないヒカリを叱り手をあげようとするが、小春はなんとか彼を制す。しかし家の窓ガラスには「人殺し」と落書きされ、石も投げ込まれる。
大悟と小春は相談し、学校の予防接種で全員にインスリンを注射することにした。教室ではドレスを着た小春がヒカリに授業をしており、その様子を大悟が見守っている。その教室の外では、他の児童たちが皆倒れていた。
映画『哀愁しんでれら』の感想・評価・レビュー
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映画『哀愁しんでれら』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『哀愁しんでれら』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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