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映画『AWAKE』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『AWAKE』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『AWAKE』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0053498

製作年 2020年
上映時間 119分
ジャンル ドラマ
監督 山田篤宏
キャスト 吉沢亮
若葉竜也
落合モトキ
寛一郎
製作国 日本

映画『AWAKE』の登場人物(キャスト)

清田英一(吉沢亮)
将棋に全てを掛ける少年。小学生のとき、陸に負けてしまったのがきっかけで将棋をやめてしまう。大学生になり、将棋のソフトを作ることに奮闘する。
浅川陸(若葉竜也)
英一のライバルである。1度英一に負けてしまったことをバネに努力し続け、現在はプロ棋士として活躍する。
磯野達也(落合モトキ)
英一が通う大学の人口知能部の部長。一度は英一の入部を断るものの、熱心な英一にプログラミングと人工知能の知識を教える。英一とともに将棋ソフトの開発と改良にのめり込んでいく。
山崎新一(川島潤哉)
英一の所属する、日本将棋連盟の棋士養成機関である奨励会の指導員。英一と陸のことを気に掛けている。

映画『AWAKE』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『AWAKE』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『AWAKE』のあらすじ【起】

2003年。英一と陸は将棋会館で出会う。2人とも将棋がとても強く、お互いを意識していた。

陸と英一が対局するときが来る。2人は200手以上に及ぶ接戦のうえ、英一が勝利する。陸は悔しさを堪えきれず泣くのであった。

2010年。英一と陸が再び対局するときが来た。英一が将棋に興味を持ったきっかけは父であり、強くなったと言われるのが嬉しかった。

対局当日。陸を強くしたのは英一かもしれない。努力し続けるのが本当の天才であり、今回は陸の努力が実りそうだと指導員は語る。その言葉通り、英一は陸に負けてしまうのであった。挫折を味わった英一は将棋をやめてしまう。

2010年。陸はプロ棋士としてデビューし、期待の新人として注目されていた。一方、大学に通う英一。英一はサークルの勧誘で声を掛けられ、飲み会に参加する。そこで将棋を馬鹿にされたことに腹を立てた英一は暴力を振るい警察に捕まってしまう。

翌日迎えに来てくれた父がパソコンで将棋のゲームをしているのに食いつく。英一はコンピューターの出す変わった手に興味津々である。コンピューター将棋について調べ始めた英一は大学の人口知能研究会へ足を運ぶのであった。

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映画『AWAKE』のあらすじ【承】

英一は人工知能部で将棋のプログラムを作りたいと言うが、人類の未来に貢献しないことは意味がないと入部を断られてしまう。

どうしてもやりたいと食い下がる英一に、人口知能部の磯野はプログラミングの本を全て暗記してこいと渡すのであった。

陸はプロ棋士として着実にキャリアを積んでいた。一方、ゲーム作りに奮闘していた英一は、将棋サークルにソフトで勝負を挑むものの、負けてしまいひどく落ち込むのであった。

初めてコンピューター将棋を見たとき、英一はその独創的で自由な差し手に圧倒されたと語る。そこに強さも伴う将棋は自分の理想だったと。
そして英一は覚醒という意味を持つ、AWAKEとコンピューターに名付けるのであった。

2013年。有名な将棋ゲームのプログラミングが公開され、英一はそれを基にAWAKEの改良を重ねる。そして再度将棋サークルに対局を申し込むのであった。
将棋サークルのメンバーはAWAKEの自由な差し手に圧倒される。
一方、陸も対局中であったが、対局相手に追い詰められ負けてしまう。
AWAKEは将棋サークルに勝利していた。磯野は喜ぶが、英一は彼がそんなに強くなかっただけだとプログラムを見直すのであった。

映画『AWAKE』のあらすじ【転】

将棋電王トーナメントでAWAKEは優勝した。
英一はプロ棋士と人工知能を対戦させる電王戦にスカウトされる。相手は陸だと聞かされ、動揺する英一。
一方、陸は初めて見るAWAKEの強さに圧倒されていた。

英一は磯野の自宅を訪れる。磯野は大学を卒業し、IT企業に就職していた。英一は出迎えてくれた女性に困惑するが、妹の栞だと紹介された。
磯野から譲り受けたハイスペックのパソコンを使い、英一はAWAKEにさらなる改良を重ねる。

インタビューに答える陸は、AWAKEの開発者が英一であることに関して聞かれるが、特に意識はしていないと言うのであった。

AWAKEの完成イベントで、AWAKEに勝利する挑戦者が現れ、焦った英一はその場でプログラムを見直す。プログラムを書き換えたいという必死に訴える英一に、規定があるので修正することはできないと運営は言う。怒って出て行ってしまう英一を追いかける栞。

英一は栞に、もしAWAKEがトッププロすら気づいていないような手を発見したら、将棋をやめたことにも意味があるかもしれないと思ったこと、そして陸にAWAKEの強さを認めさせたいと語るのであった。

映画『AWAKE』の結末・ラスト(ネタバレ)

電王戦当日。ついに対局が始まる。睨み合う英一と陸。

対局の分岐点にて予想に反した手を差す陸に、こないだのイベントでAWAKEが負けた対局と同じ進行をしていると周囲は感じる。このまま負けてしまうかもしれないという栞に、僅かだが他の手を差す可能性もあると磯野は言う。

勝負の分かれ目のとき、AWAKEは英一の危惧していた手を打ってしまう。
AWAKEがここからどう挽回していくかが注目だと解説が語る中、英一は投了してしまう。投了とは負けを認めるということであり、会場は騒然とする。

勝負に徹した陸も、再びこの場に現れた英一も素晴らしい、世間が2人をどう言おうと僕はそう思うと指導員は言う。
英一と陸が廊下ですれ違うとき、陸は強かったと言いながら立ち去るのであった。

2017年。大学を卒業した英一はプログラマーとして働いているようだ。空港のトイレで陸の活躍記事が掲載された新聞を目にし、微笑む。
空港で将棋を打つ少年に声を掛ける。うちのお兄ちゃん強いんだと言う少年に、英一は次の手を教える。そこにお兄ちゃんが帰ってくる。なんとそれは陸であった。
少年を挟み、英一と陸は対局するのであった。

映画『AWAKE』の感想・評価・レビュー

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映画『AWAKE』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『AWAKE』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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