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映画『セルラー』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『セルラー』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『セルラー』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『セルラー』の結末までのストーリー
  • 『セルラー』を見た感想・レビュー
  • 『セルラー』を見た人におすすめの映画5選

映画『セルラー』の作品情報

セルラー

製作年:2004年
上映時間:95分
ジャンル:サスペンス、アクション
監督:デヴィッド・R・エリス
キャスト:キム・ベイシンガー、クリス・エヴァンス、ウィリアム・H・メイシー、ジェイソン・ステイサム etc

映画『セルラー』の登場人物(キャスト)

ジェシカ・マーティン(キム・ベイシンガー)
生物の教師をしている女性。夫と11歳になる息子と幸せな日々を過ごしていたが、ある日突然銃を持った男たちに誘拐され、屋根裏部屋に監禁される。自分が誘拐された理由が全く分からない。家族のピンチを救うため、最大限の努力をする。
ライアン(クリス・エヴァンス)
ロスのビーチでナンパばかりしているような軽薄な若者。監禁場所の電話と自分の携帯電話が繋がってしまい、見ず知らずのジェシカのために、命がけで犯人グループと戦うことになる。いざという時は頼りになる。
イーサン(ジェイソン・ステイサム)
ジェシカを誘拐した犯人グループのリーダー。強面の非常に暴力的な人物だが、その正体は…。
ボブ・ムーニー(ウィリアム・H・メイシー)
ロス市警の巡査部長。勤続27年の真面目な警察官。妻の希望で警察を依願退職し、夫婦で日帰りのスパを経営する予定。
ジャック・タナー(リチャード・バージ)
ロス市警の強盗殺人課の刑事。ムーニーと同じ署に勤務している。
クレイグ・マーティン(リチャード・バージ)
ジェシカの夫。不動産の仲介人をしている一般市民で、事件に巻き込まれるような要素はない。
リッキー・マーティン(アダム・テイラー・ゴードン)
11歳になるジェシカの息子。ジェシカに続いて、犯人グループに誘拐される。

映画『セルラー』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『セルラー』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『セルラー』のあらすじ【起】

ロスの閑静な住宅街で、夫のクレイグと11歳になる息子のリッキーと暮らしている生物教師のジェシカ・マーティンは、いつものようにリッキーをスクールバスまで送り、自宅に帰る。家政婦から留守番電話が入っていることを告げられ、それを聞きに行こうとした直後、銃を持った5人組の男が家に押し入ってくる。男たちは家政婦をその場で射殺し、ジェシカを車に乗せ、どこかへ連れ去る。

ジェシカは、見知らぬ家の屋根裏部屋に監禁される。犯人グループのリーダーであるイーサンは、柱に取り付けてあった固定電話をハンマーで破壊して、屋根裏部屋を出て行く。自力での脱出は不可能だと考えたジェシカは、一縷の望みを賭けて、破壊された電話のワイヤーを接触させてみる。

その頃、ライアンという軽薄そうな若者が、ロスのビーチで別れた彼女に復縁を迫っていた。いい加減なライアンは、元彼女に頼まれた仕事を放棄し、車でビーチを離れる。

走行中に携帯が鳴り、ライアンは電話に出る。ジェシカが修理した屋根裏の電話が、なぜかライアンの携帯に繋がっていた。回線と通話機能を復活させることはできたが、ダイヤル部分は修復不可能なため、ジェシカは必死で事情を説明し、警察にこの電話を渡して欲しいと頼む。ライアンはいたずら電話だと思っていたが、ジェシカがあまりに必死で頼むので、一応警察へ行く。

ビーチ近くの警察署で巡査部長をしているムーニーは、ライアンに携帯を渡され、ジェシカと直接話をする。しかし、ジェシカのフルネームをメモして、事情を聞き始めたところで、署内で騒ぎが起きて、話が続けられなくなる。ムーニーはライアンに携帯を返し、4階の強盗殺人課へ行くよう指示して、騒ぎの仲裁に入る。

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映画『セルラー』のあらすじ【承】

屋根裏部屋にイーサンが戻り、ジェシカに夫の居場所を白状するよう迫る。ライアンは携帯から聞こえてくる2人の会話とジェシカの叫び声で、これが本当の事件なのだと確信する。イーサンは、息子を誘拐するとジェシカを脅し、部屋を出る。

ライアンは4階へ急ぐが、途中で携帯の電波が途切れそうになったため、また下へ戻る。電話が切れてしまえば、一巻の終わりだ。リッキーの下校時刻が迫っていたため、ジェシカはライアンに学校へ行ってもらう。イーサンは、リッキーの学校も調べており、ジェシカの車で現場へ向かっていた。

車を暴走させ、ライアンは何とか下校時刻直前に学校へ到着する。しかし、ライアンが声をかける前に、リッキーは母親の車に近づき、犯人グループに拉致される。ライアンは警備会社の車を奪い、犯人グループの車を追う。

ライアンは、ジェシカが監禁されている場所を突き止め、警察に通報するつもりだった。しかし、工事渋滞に巻き込まれ、犯人グループの車を見失う。最悪なことに、携帯の充電も切れかかっており、ライアンは焦る。ライアンは決死の覚悟で工事現場を強行突破し、携帯ショップに入る。しかし、店内は混み合っており、なかなか充電器を買うことができない。ライアンは警備会社の車にあった銃を発砲し、店員を脅して充電器を手に入れる。強盗ではないので、お金はちゃんと払っておく。

クレイグは留守番電話に「今すぐ家を出ろ、レフトで待っている」というジェシカへのメッセージを残していた。リッキーを誘拐したイーサンは、息子を殺すとジェシカを脅し、レフトがどこかを聞き出す。夫が捕まってしまったら、自分たちも殺されると考えたジェシカは、必死で抵抗する。しかし、イーサンに殴り飛ばされ、レフトがロサンゼルス国際空港の中のバーであることを打ち明ける。イーサンたちが空港に向かったので、ジェシカはライアンにも空港へ向かってもらう。ライアンは、自分がジェシカの一家を救うのだという使命感に燃え、空港へ急ぐ。

一方、ジェシカのことが気になっていたムーニーは、独自で彼女の住所を調べ、家を訪ねてみる。玄関ドアをノックすると、中から女性が出てきて、自分がジェシカだと名乗る。人の良いムーニーは彼女を信用し、誘拐の通報があったことを喋ってしまう。その女性は、犯人グループと繋がっていた。

映画『セルラー』のあらすじ【転】

空港へ向かう途中、電話が混線し、ジェシカの電話が隣を走行中の弁護士の携帯に繋がってしまう。ジェシカが事情を説明するが、弁護士は電話を切ろうとする。ライアンはそれを阻止するため、弁護士の車を強引に止めて、車と携帯を奪う。

何とか空港にたどり着いたライアンは、イーサンたちを発見する。バーは搭乗ゲート内にあるため、他の客のチケットを盗み、ライアンはイーサンたちの後ろに並ぶ。保安検査場で、ライアンが銃を犯人の荷物に紛れ込ませておいたので、彼らは警備員に捕まる。しかし、驚いたことにイーサンたちはロス市警の警察官だったため、すぐに解放される。ライアンは最善を尽くすが、イーサンたちが先にクレイグを捕まえ、車で連れ去ってしまう。

イーサンたちを追って外へ出たライアンは、弁護士の車が警察にレッカーされているのを見て、その場から逃げ出す。クレイグは屋根裏部屋で、イーサンたちが欲しがっているものがどこにあるのかを聞かれる。ジェシカは、イーサンたちが何か勘違いをしているのだと思っていたが、クレイグには誘拐された理由がわかっていた。クレイグは、誘拐の原因となった物を銀行の貸金庫に預けていると白状する。イーサンたちはクレイグを連れ、貸金庫のある銀行へ向かう。

自宅に戻っていたムーニーは、テレビでライアンが起こした事件のニュースを見る。車を奪われた弁護士が、「ジェシカという誘拐された女と話していた」と証言しており、ムーニーはジェシカの自宅へ電話してみる。留守番電話の声は、明らかに先ほどの女性とは別人のもので、ムーニーはあの女性に不信感を持つ。

ジェシカは貸金庫の中身を犯人に渡さないようライアンに頼み、彼に銀行へ向かってもらう。ライアンは、貸金庫から出てきたイーサンたちに飛びかかり、貸金庫の中身(バッグ)を奪って逃走する。イーサンは自分たちが警察官であることを告げ、ビルの封鎖を命じる。

ライアンは何とかビルを脱出したが、屋上に逃げた時、弁護士の携帯を地上に落としてしまう。携帯は粉々になり、ジェシカと連絡が取れなくなる。ライアンは、弁護士の車に自分の携帯を置いてきたことを思い出し、タクシーでレッカー業者の店へ向かう。

バッグの中身はビデオカメラだった。カメラには、イーサンたちロス市警の警察官数名が、麻薬の売人を射殺して、麻薬を奪っている映像テープが入っていた。仕事用のビデオ撮影をしていたクレイグは、偶然この汚職現場を撮影してしまったのだ。ビデオを見たライアンは、事の重大さに青ざめるが、今更ジェシカたちを見捨てることはできない。

映画『セルラー』の結末・ラスト(ネタバレ)

ムーニーは再びジェシカの家へ行き、「警察です、誰かいますか」と声をかけて、室内に入る。すると、先ほどの女性が突然発砲してきて、ムーニーは首を負傷する。2人は撃ち合いになり、女性が倒れる。瀕死の重傷を負った女性は、「私は警官よ」と告げる。彼女の警察手帳を確認したムーニーは、すぐに医療班を呼ぶが、女性は死んでしまう。

ムーニーは現場で怪我の治療を受けながら、同僚のジャック・タナーにこれまでの事情を説明する。ムーニーは彼を信頼していたが、タナーも汚職に手を染めており、クレイグのビデオにも彼の姿が映っていた。

ジェシカは再び回線を繋ごうとしていた。しかし、回線が下の階にある内線電話に繋がってしまい、見張り役の男に電話の使用がバレてしまう。殺されそうになったジェシカは、ガラスの破片で男の上腕部の動脈を切る。ジェシカは生物教師なので、一撃で相手を倒せる急所を知っていた。男が倒れたのを見て、ジェシカは屋根裏部屋から脱出し、リッキーが監禁されている物置小屋へ急ぐ。

ジェシカは車で物置小屋を破壊し、リッキーを救出する。しかし、あと一歩のところでイーサンたちに捕まってしまう。

レッカー業者の店で再び弁護士の車を奪ったライアンは、自分の携帯の着信履歴にダイヤルする。それがイーサンの携帯に繋がる。どうやらジェシカからの電話は、イーサンの携帯電波を経由して、ライアンの携帯に繋がっていたようだ。ライアンは、ビデオを渡す代わりに、ジェシカ一家を解放するという約束で、イーサンたちをビーチの桟橋に呼び出す。その時、イーサンの携帯番号も聞いておく。

イーサンはタナーと連絡を取り、ムーニーをライアンの人相を確認する役として桟橋に同行させるよう指示を出す。ライアンはパーカーを着て桟橋から離れた場所に待機し、携帯でイーサンと話をする。ライアンは双眼鏡でジェシカたちの姿を確認し、先に一家を解放するよう命じる。ライアンの作戦はうまくいきそうだったが、元彼女にパーカーを脱がされ、ムーニーに姿を確認されてしまう。元彼女は、タナーに連れて行かれる時のライアンが、いつもの彼とは違うと感じる。

ライアンは人気のない場所でイーサンに殴られ、ビデオは破壊される。イーサンの部下と帰っていたムーニーは、無線連絡でライアンが始末されることを知り、部下を倒してライアンを救いに行く。ライアンは、元彼女の機転で海へ飛び込むチャンスを得て、ボートハウスへ逃げ込む。

タナーもボートハウスに入るが、後方からライアンに襲撃されて気絶する。しかし、その直後にイーサンがやって来て、ライアンは殺されそうになる。そこへムーニーが来て、ライアンを救ってくれる。物陰に隠れたライアンは、イーサンの携帯を鳴らし、ムーニーに敵の居場所を教える。そのおかげでイーサンは射殺され、2人は勝利する。

ライアンはジェシカたちが監禁されている車に駆けつけ、運転手の男を倒し、一家を救出する。初めて顔を合わせたライアンとジェシカは、助かったことを喜び、固く抱き合う。ライアンはビデオの映像を携帯の動画機能で撮影しており、それが証拠となって、タナーたち汚職警官は逮捕される。ジェシカに何かして欲しいことはないかと聞かれたライアンは、「2度と僕に電話しないで」と頼むのだった。

映画『セルラー』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

見るからにワンアイデアの作品で、大作映画の合間にひっそりと公開される種類の映画ではあるが、なぜだか俳優がやたらと豪華で贅沢な気分になる。トリックらしいトリックもなくシチュエーションをつなげていく手法で構成されており、サスペンスとしてあまり出来が良いとも言えないのだが、これがなぜか結構面白い。クリス・エヴァンスが演じるお気楽な若者が、なんとなく巻き込まれてしまっただけの割には結構頑張ってくれるのが妙におかしい。(男性 30代)


ある日、突然何者かに誘拐され監禁されてしまったジェシカ、やっと繋がった電話に出たのは見知らぬ大学生のライアンだった。このライアンが機転を利かせ頑張って動いてくれて、かなりカッコ良かった。軽い気持ちで見始めたが最初から最後までずっとハラハラドキドキしっぱなしで手に汗握り、かなり面白い良作の作品だった。クリス・エヴァンスはとてもイケメンで、キム・ベイシンガーは大人の色気ムンムンで美しくキャストも魅力的でとても良かった。中だるみも無く、スピード感もあり最後まで引き込まれてしまった。(女性 30代)


本作は、見知らぬ青年の携帯に繋がった一本の電話を基に繰り広げられるサスペンスアクション作品。
電話一本だけで物語が展開していくが、コメディー要素もありテンポが良く、途切れない緊迫感と疾走感に終始ドキドキした。
クリエバは最初はチャラチャラとしたキャラクターだったけれど、事の重大さに気付いた途端に監禁された女性を助けるため必死に奮闘する姿は正義感に溢れていてかっこよかった。
最後まで目が離せない作品。(女性 20代)


もし自分の携帯に助けを求める電話がかかってきたら、いたずら電話だと思ってしまうかもしれない。ジェシカ一家とは何の関係もないにも関わらず、命懸けで行動したライアンの勇敢な姿は本当に尊敬する。皆助かることができるのか、ハラハラドキドキさせられた。また、ライアンだけでなく、真面目な警察官のボブがいたからこそ事件が解決できたのだと思う。誘拐犯達が悪徳警官だったのは衝撃的だったが、彼らが倒される結末はすっきりとした気持ちになった。(女性 30代)


クリス・エヴァンスのチャラチャラした感じが最高です。最近ではすっかり『キャプテン・アメリカ』のイメージが定着して真面目なイメージを持っている方が多いかと思いますが、個人的には『ファンタスティック・フォー』の時のチャラついた雰囲気が最高に好きだったので今作の役どころもピッタリだと思いました。
チャラチャラしてても結局頑張って助けてくれた彼がヒーローなのには間違いありませんね。そして、今作はジェイソン・ステイサムが珍しく悪役を演じているのも見所です。(女性 30代)


冒頭で突然監禁されたジェシカが、壊れかけた電話から繋がった一本の通話で若者ライアンに助けを求めるという設定がユニークで一気に惹き込まれました。リアルタイムで進行していく緊張感がすごく、電話越しの会話だけでこれほどスリルを味わえるとは驚きです。ライアンが軽薄な若者から命がけで動くヒーローに変わっていく成長物語でもあり、最後に悪徳警官を倒して家族を救い出す展開には胸が熱くなりました。(20代 男性)


電話一本でつながった二人が、全く会ったことのないまま命をかけたドラマを繰り広げるという発想が素晴らしいです。最初は疑いながらも助けを決意するライアンの姿に、観る側も一緒に勇気をもらえました。カーチェイスや携帯の電池切れ寸前の緊迫感は観客を釘付けにします。ジェシカが無事に家族と再会するシーンはシンプルながら感動的で、安心感と達成感に包まれました。(30代 女性)


この映画はテンポがとにかく良く、最初から最後まで息をつかせぬ展開が続きました。携帯電話の電波や充電という制約が物語の緊張感を倍増させており、シンプルながらよく練られた脚本だと思います。特にライアンが自分の生活を投げ打って必死に走り回る姿は、ヒーローではなく普通の青年だからこそ共感できました。最後に正義が報われる結末は爽快でした。(40代 男性)


ジェシカ役のキム・ベイシンガーが恐怖と必死さを体現しており、その演技力に圧倒されました。彼女が電話を通じてライアンを必死に導く姿は母親としての強さを感じさせます。一方でクリス・エヴァンス演じるライアンが、当初は頼りなくも成長していく姿が印象的でした。悪徳警官との攻防は手に汗握り、最後に全てがつながって解決する展開は見事でした。(20代 女性)


本作は単なるサスペンスではなく、他人を信じて行動することの大切さを描いたヒューマンドラマでもあります。最初は信じがたい電話の訴えを無視せず行動したことで、多くの命が救われたという点が強く心に残りました。ラストでジェシカと家族が無事に再会し、ライアンもまた大きな成長を遂げたことに温かさを感じました。後味の良い作品でした。(50代 男性)

映画『セルラー』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『セルラー』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

フォーン・ブース

この映画を一言で表すと?

公衆電話に縛り付けられた男の極限の心理戦。

どんな話?

ニューヨークの街角で電話を取った男が、正体不明のスナイパーに脅され、電話ボックスから一歩も出られなくなる。彼の秘密や弱さが暴かれていく中、事態は刻一刻と悪化していき、観客も息を呑む緊張感に飲み込まれます。

ここがおすすめ!

ほぼ電話ボックスだけで進行する密室劇ながら、テンポと脚本の巧みさで最後まで引き込まれます。人間心理をえぐるスリラーとして『セルラー』同様に電話を軸にした緊張感が楽しめ、短時間で一気に没入できる秀作です。

スピード

この映画を一言で表すと?

止まれないバスが生むノンストップ・アクション。

どんな話?

ロサンゼルス市内を走るバスに「時速80km以下になると爆発する」という爆弾が仕掛けられる。SWAT隊員と乗客たちが絶体絶命の状況で協力し合い、犯人に挑む手に汗握る展開が繰り広げられます。

ここがおすすめ!

スリルとアクションのバランスが絶妙で、観客を最後までハラハラさせます。スピーディーな展開とキアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックの熱演は必見。『セルラー』の緊張感をさらにスケールアップさせたような作品です。

テイキング・ライブス

この映画を一言で表すと?

偽りの人生を生きる殺人鬼を追う心理サスペンス。

どんな話?

次々と他人の身分を乗っ取りながら連続殺人を繰り返す犯人を、FBIの女性捜査官が追い詰めていく物語。表と裏が入れ替わるトリッキーな展開と、予測不能のラストが観客を驚かせます。

ここがおすすめ!

アンジェリーナ・ジョリー主演で、スリリングかつセクシーな緊張感が漂います。『セルラー』のように「正体不明の脅威」に追い詰められる恐怖を味わいたい方におすすめの作品です。

アンノウン

この映画を一言で表すと?

記憶を失った男が直面するアイデンティティの謎。

どんな話?

交通事故から目覚めた男が、自分の妻や人生が「別の男のもの」にすり替わっていることに気づく。真実を突き止めるために奔走するうち、巨大な陰謀に巻き込まれていくサスペンスです。

ここがおすすめ!

リーアム・ニーソン主演の緊迫感ある演技と、観客を翻弄するストーリー展開が魅力。『セルラー』と同じく「普通の人が突然極限状況に立たされる」スリルが存分に楽しめます。

16ブロック

この映画を一言で表すと?

たった数ブロックの護送に隠された命懸けのドラマ。

どんな話?

証人を裁判所まで護送するだけの任務を引き受けた老刑事。しかし、その短い道のりに次々と刺客が現れ、陰謀の裏側が明らかになっていく。制限時間と制約が生む緊張感が続く物語です。

ここがおすすめ!

ブルース・ウィリスの渋い演技と、リアルタイムで進行するストーリーは見応え十分。短い距離がこれほどスリリングに描かれるのは圧巻で、『セルラー』同様に時間制限の緊迫感を味わえます。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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