この記事では、映画『キャラクター』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『キャラクター』の作品情報
出典:https://screenonline.jp/SCREEN_Plus/17415466
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 125分 |
ジャンル | ミステリー |
監督 | 永井聡 |
キャスト | 菅田将暉 Fukase 高畑充希 |
製作国 | 日本 |
映画『キャラクター』の登場人物(キャスト)
- 山城圭吾(菅田将暉)
- 漫画家を目指すアシスタント。殺人事件を目撃したことをきっかけに「34」を描き始める。
- 両角(Fukase)
- 連続殺人犯。「34」に出てくる殺人鬼のモデル。
- 川瀬夏美(高畑充希)
- 山城の同棲中の恋人。
- 清田俊介(小栗旬)
- 神奈川県警巡査部長。殺人事件が「34」の内容と似ていることに気づく。
- 真壁孝太(中村獅童)
- 神奈川県警警部補。一家殺人事件の担当で清田の上司。
映画『キャラクター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『キャラクター』のあらすじ【起】
漫画家を目指す山城は、悪人を描けないお人好しの性格だと言われてアシスタント生活を続けていた。原稿を編集社に持ち込んでも、絵は上手いがストーリーはありきたりだと採用してもらえなかった。山城の恋人夏美は彼を励ますが、山城はこれで漫画家を目指すことは諦めると決めていた。
山城はアシスタント先に本日で退職する旨を伝えると、最後の仕事として住宅のスケッチを任されることになった。
スケッチを描きに行った住宅で、山城は一家が殺害されている現場を目撃した。警察の聴取では、山城は犯人の顔は見ていないと嘘をついた。しかし、実際は現場で殺人犯の両角の姿を目撃していた。両角のことが頭から離れず、彼からインスピレーションを得た漫画を一心不乱に描き始めた。
事件の担当刑事の一人である清田は、山城の言動を怪しんでいた。
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映画『キャラクター』のあらすじ【承】
警察は、一家殺害事件の近所に住む犯罪歴のある辺見という男を犯人として逮捕した。辺見は逮捕時、犯行を自白したが、その後の取り調べでは覚えていないと供述した。清田だけは犯人が辺見であることに納得していなかった。
犯人が逮捕されたことをテレビの報道で知った山城は、両角をモデルにした殺人鬼ダガーをキャラクターとした漫画「34」を描いた。「34」が世に出されると、瞬く間に大ヒットの漫画となった。
一年後、ある四人家族が山道を車で走っていた。すると前方から髪をピンクに染めた男が歩いてきた。男が車に乗せてもらってもいいかと尋ねると、父親は了承して彼を乗せた。男は「四人家族は幸せそうでいいですね」などと話したが、次第に家族は男を気味悪く思い始めた。
山中で転落した車の中から四人家族が刺殺されているのが発見された。
現場に赴いた刑事の真壁は、清田の指摘によって車の天井から凶器のナイフを発見した。清田は、この事件は「34」に出てくる内容と同じなのだと説明した。清田は、犯人は「34」を描いた山城か、もしくは漫画を読んだ読者が模倣したものではないかと睨んだ。
映画『キャラクター』のあらすじ【転】
清田と真壁は、山城の家を訪ねるが、彼はダガーは自分自身が考えたオリジナルのキャラクターだと言い張った。
ある日、山城が居酒屋で飲んでいると隣に男が座った。山城はその男が両角であることに気づき驚愕した。両角は「先生の描いた漫画を表現しておいた」と話した。そして、その後の面白いストーリーを思いついたと山城に伝えた。帰宅後、山城は両角が言った内容の通りに漫画を描きあげた。
鑑識の結果、第二の殺人現場で見つかった凶器は、第一の殺人現場の凶器であると判明した。そして、発売された「34」にはこれと全く同じ内容が描かれていた。逮捕されていた辺見は釈放された。
その後、川辺で四人家族が殺害される第三の事件が起こった。その犯行様態もまた「34」に描かれている内容と同じであった。
山城は夏美の妊婦健診の病院で再び両角に会った。両角は「34」は自分との共作であり、自分はアドバイザー的な立場であると主張した。恐ろしくなった山城は、夏美と清田、真壁に全ての真実を話した。
映画『キャラクター』の結末・ラスト(ネタバレ)
両角は戸籍も別人のものであり、本人にたどり着くための捜査は難航していた。漫画の連載は中止されたが、両角は再び山城の前に姿を現し最終回を描くように脅迫した。
山城は清田に、事件のモデルにした複数の四人家族が暮らすコミュニティによって成り立つ宗教団体の話をした。真壁が電話でこのことを上司に報告していると、突然現れた辺見に刺殺されてしまった。
山城は、自分と両親、妹をモデルにした被害者を登場させる漫画の最終回を描いた。警察は、漫画通りに実現するために両角が現れることを見越して、山城の実家で両角を待ち伏せしていた。しかし、両角は山城の家族のもとには現れず、山城と夏美の暮らす家に現れた。夏美は双子を妊娠していたため、山城と夏美とその子供も四人家族なのであった。
山城と両角は揉み合いになるが、駆けつけた真壁が発砲して両角を止めた。両角は逮捕され、山城は病院に入院した。
裁判にかけられ、裁判官に名前を聞かれた両角は、「逆に聞きたい。僕は何者なんだ」と問いかけた。
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映画『キャラクター』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『キャラクター』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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