この記事では、映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0047223
| 製作年 | 2018年 |
|---|---|
| 上映時間 | 104分 |
| ジャンル | ドラマ |
| 監督 | ニルス・タヴェルニエ |
| キャスト | ジャック・ガンブラン レティシア・カスタ ベルナール・ル・コク フローレンス・トマシン |
| 製作国 | フランス |
映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』の登場人物（キャスト）
- ジョゼフ・シュヴァル（ジャック・ガンブラン）
- 郵便配達員。人が苦手で、感情を一切表に出さない。世界の建造物の絵葉書を集めている。
- フィロメーヌ・シュヴァル（レティシア・カスタ）
- ジョゼフの後妻。未亡人。家庭菜園に勤しむ。
- アリス・シュヴァル（ゼリー・リクソン）
- ジョゼフとフィロメーヌの娘。聡明で活発。
- シリル・シュヴァル（ルカ・プチ・タボレーリ）
- ジョゼフの息子。ジョゼフと前妻の息子。パリの洋裁店で修行する。
- アリス・シュヴァル（デルフィーヌ・ラシュトー）
- ジョゼフの孫で、シリルの娘。
- オーギュスト（ベルナール・ル・コク）
- 郵便局の局長。ジョゼフの良き理解者。
- ギャランス（ナターシャ・リンディンガー）
- フィロメーヌの友人で相談相手。不妊。服を仕立てている。
- バンジャマン・ルクール（オレリアン・ウィイク）
- ロマンの新聞記者。ジョゼフの宮殿を取材する。
- ルイ・シャルヴァ（ジュリアン・ペルソナ）
- 写真家。シリルの友人。
映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』のあらすじ【起】
郵便配達員のジョゼフは、歩くだけで村人の注目を集める。
人が苦手なジョゼフは、妻の葬儀に出席するが、離れた場所から様子を見ていた。郵便局の局長であるオーギュストが、息子のシリルのためにも葬儀に参加するべきだ、とジョゼフに手を差し出す。
ジョゼフには仕事があるため、シリルを育てられないと判断されてしまい、シリルは祖父の家へ引き取られた。
新しい地域の担当になったジョゼフは、フィロメーヌと出会い、水を分けてもらう。
時は流れ、ジョゼフとフィロメーヌは結婚した。フィロメーヌは友人のギャランスに、妊娠したと伝える。
ジョゼフはフィロメーヌの妊娠を知っても、顔色ひとつ変えなかった。
ジョゼフは落ち着かない様子で、オーギュストに子供ができたことを報告する。オーギュストは祝福するが、ジョゼフは子供の扱いが分からないことから、喜べずにいた。ジョゼフは長い休みを取る、と伝える。
季節は巡り、ジョゼフとフィロメーヌの間に、娘のアリスが生まれた。
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映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』のあらすじ【承】
ジョゼフはアリスへの接し方が分からず、遠くから眺めている。
町でギャランスに声をかけられたフィロメーヌは、ジョゼフにアリスを渡し、ギャランスの家へと行ってしまう。その日を境に、フィロメーヌはジョゼフにもアリスの世話をさせることにした。
配達中、ジョゼフは石につまづき山道を転げ落ちる。その奇妙な形をした石が気になったジョゼフは、石を掘り返して家へと持ち帰った。
ジョゼフはたくさんの石を拾い集め、フィロメーヌの畑を潰してまでも、何かを作り始める。ジョゼフはアリスのために宮殿を建てるという。畑で食べ物が取れなくなった、とフィロメーヌは怒るが、ジョゼフも声を荒げて反論した。
ジョゼフが雪が降る日も石を積み上げているのを見て、フィロメーヌは呆れつつもサポートし始める。
月日は流れ、ジョゼフの宮殿は自宅よりも大きくなり、アリスもジョゼフを手伝うようになっていた。
ある日、青年となった息子のシリルが訪ねてくる。修行のため、パリに上京するという。シリルはアリスに挨拶をし、再会を誓った。
映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』のあらすじ【転】
ロマンから来た記者のバンジャマンに、アリスは町で声をかけられ、自宅へと案内した。バンジャマンは宮殿を新聞に取り上げるという。
ジョゼフは勤続３０年を讃えられ、勲章を贈られる。宮殿を建設し始めて、１３年が経過していた。
アリスは咳が悪化し寝込んでしまう。アリスの状況を理解したフィロメーヌは席をはずし、アリスのそばにいるよう、ジョゼフに告げた。アリスはジョゼフの目の前で息を引き取る。
アリスの葬儀に、シリルが２人の子供を連れて参列する。シリルは下の娘をアリスと名付けていた。
ジョゼフとフィロメーヌは、アリスを亡くしたことで生きる希望を失ってしまう。ジョゼフはアリスのために宮殿の建設を再開した。
シリルはジョゼフとフィロメーヌの元を訪ね、町の近くで店を開くと伝える。
近くに越してきたシリルは、友人で写真家のルイをジョゼフに紹介する。シリルは宮殿の写真を絵葉書にしようと提案し、ジョゼフは静かに喜んだ。
映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』の結末・ラスト（ネタバレ）
ジョゼフはフィロメーヌとシリルと孫のアリスで、宮殿の写真を撮ってもらう。
石運びから戻ったジョゼフは、シリルが亡くなったことを告げられ、その場に夜まで立ち尽した。ジョゼフは、シリルへ気持ちを伝えられなかった後悔を口にする。
ジョゼフはオーギュストに、宮殿の完成が近いことを伝えた。フランス国内に留まらず、世界各国から宮殿を見学しに多くの人が集まっているという。
ジョゼフは死期が近いフィロメーヌに、すべてはフィロメーヌのお陰だ、と感謝を伝えた。
ついに宮殿を完成させたジョセフは、アリスの墓所の建設に取り掛かる。
作業中のジョゼフの元に、孫のアリスが婚約者を紹介するために訪ね、ジョゼフを結婚式に招待した。
アリスは宮殿で式を挙げる。ジョゼフは、孫のアリスに娘のアリスの幻影を見て、この世を去った。
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映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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