この記事では、映画『愛は静けさの中に』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『愛は静けさの中に』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0019911
製作年 | 1986年 |
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上映時間 | 118分 |
ジャンル | 恋愛 |
監督 | ランダ・ヘインズ |
キャスト | ウィリアム・ハート マーリー・マトリン パイパー・ローリー フィリップ・ボスコ |
製作国 | アメリカ |
映画『愛は静けさの中に』の登場人物(キャスト)
- ジェームズ(ウィリアム・ハート)
- ろう学校で、発話トレーニングを担当する教師。サラに一目惚れをする。
- サラ・ノーマン(マーリー・マトリン)
- 生まれつき耳が不自由で、現在はろう学校の清掃の仕事をしている。気性が荒く、自己主張が強い。
- サラの母(パイパー・ローリー)
- 娘のサラとはあまり仲がよくないが、彼女のことを心配している。
映画『愛は静けさの中に』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『愛は静けさの中に』のあらすじ【起】
ジェームズが、海を渡ってろう学校に赴任する。彼はこれまでに数多くの名門校で教鞭を執った経験の持ち主で、特にろうあ者の発話トレーニングに長けている。ある日昼食を摂るためにカフェテリアに行くと、厨房で女性と調理人が揉めていた。その様子を見て、手話を使いはっきりした物言いをする女性・サラのことが、気になり始める。
夜、サラが学校の清掃をしているところに、ジェームズがやってくる。彼女は生まれつき耳が不自由で、5歳の頃からこのろう学校で生活をしているという。彼女とは手話を使ってコミュニケーションをとることができるが、全く口を開かず話し方を覚える気はないらしい。
ジェームズのクラスでは生徒たちが声を出し話す練習が行われ、一定の成果が出始めている。彼はサラにも話し方を練習してほしいと話すが、サラは頑なで全く聞き入れようとしない。ジェームズが苛立ちから、海岸で小石を投げていると、サラが岩の上に座っているのが見えた。彼が彼女を食事を誘うと、意外にもOKしてくれた。
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映画『愛は静けさの中に』のあらすじ【承】
ジェームズとサラはレストランで食事をし、共にダンスをする。彼は聡明な彼女がただの清掃員をしていることをもったいないと感じており、彼女がやりたいことをできるように協力したいと申し出る。しかしサラからは拒まれる。
ジェームズはサラの母の家を訪れ、子どもの頃の話を聞く。サラは小さい頃は話す努力をしていたそうだが、みんなに笑い者にされて以来話すのをやめたという。ジェームズは諦めずにサラに話し方を教えたいと言うが、彼女は頑なに拒む。そして、昔姉の男友達複数と肉体関係を持っていたことを話し去っていく。
夜、サラがプールで泳いでいるところにジェームズがやって来る。彼はこれまでの強引な誘い方について謝罪し、正直に愛の告白をする。そして服のままプールに飛び込み、二人は抱き合う。
ジェームズとサラは付き合い始めた。サラは自分を受け入れてくれたことを嬉しく思っている。ジェームズもまた、これ以上彼女が傷つくことがないように、ずっと一緒にいると約束する。
映画『愛は静けさの中に』のあらすじ【転】
サラは相変わらず話すことを頑なに拒んでいるが、ジェームズは彼女の生活の面倒を一切引き受けると言って、彼女と同居を始める。しかしジェームズは、サラの声を聞きたくて名前を呼んでほしいと言ってしまい、彼女を怒らせてしまう。
ジェームズは、以前はバッハの音楽を聞きながらリラックスをするのが好きだったが、サラが家に来てからは音楽を聞かなくなった。彼女が楽しめないものを楽しむ気にはなれないのだ。ジェームズは、耳が聞こえない世界はどんなものなのかと聞くが、サラは複雑そうな顔をするばかりである。
ジェームズとともに出席したパーティーで、サラは耳が不自由な経済学者・マリアンに会い、自分が無能力であることを痛感する。サラは帰宅してもずっと苛ついていた。他の人に比べて自分には選択肢が少ない上に、ジェームズですらも、自分を普通の人間に変えて自由に操ろうとしていると不満をぶつける。ジェームズはつまらないプライドのせいで怖がっているだけだとなだめるが、サラは絶叫して家を飛び出していってしまう。
映画『愛は静けさの中に』の結末・ラスト(ネタバレ)
サラは実家に戻っていた。母はサラが子どものころ彼女をどう扱えばいいかわからず、彼女に辛く当たったことを詫びる。
ジェームズはサラの実家を訪ねるが、彼女は仕事で不在だった。職場である美容室を外からのぞくと、彼女は非常に楽しそうに仕事をしており、ジェームズは会わずに帰ることにする。
サラは帰宅後、ジェームズに会えず寂しいと母に漏らす。すると母はジェームズが訪ねてきたことを話し、どうすればいいかわかっているはずだと彼女に言う。
ジェームズが学校の卒業パーティーの会場に行くと、ドレスを着たサラも来ていた。サラは、傷つくのを恐れて抱いていた怒りを彼にぶつけていたことを謝る。ジェームズから傷ついても身を縮めないことの大切さを学んだサラは、今は素直になっている。ジェームズは、沈黙の世界でも音がある世界でもなく、二人が一緒になれる世界があるかとサラに聞く。サラは今この場所がそうだと手話で返して、二人は抱き合いながらキスをする。
映画『愛は静けさの中に』の感想・評価・レビュー
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映画『愛は静けさの中に』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『愛は静けさの中に』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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