この記事では、映画『サイゴン・クチュール』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『サイゴン・クチュール』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0047858
製作年 | 2017年 |
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上映時間 | 100分 |
ジャンル | コメディ SF |
監督 | チャン・ビュー・ロック グエン・ケイ |
キャスト | ニン・ズーン・ラン・ゴック ンゴー・タイン・バン ジエム・ミー ホン・ヴァン |
製作国 | ベトナム |
映画『サイゴン・クチュール』の登場人物(キャスト)
- ニュイ(ニン・ズーン・ラン・ゴック)
- アオザイ仕立て屋の娘。美人でセンスもいいが、昔ながらのアオザイを嫌っている。
- ホン・ヴァン(アン・カイン)
- 2017年のニュイ。見た目が大きく変わっている。
- タン・アロン(オアン・キエウ/ジエム・ミー)
- ニュイの代わりに、店の支えとなっている女性。2017年では彼女の存在が鍵となる。
- トアン(S.T365)
- 2017年にタイムスリップしたニュイを助けてくれる男性。
- ニュイの母(ゴ・タイン・バン)
- 老舗アオザイ仕立て屋の9代目店主。娘がアオザイに理解を示すことを願う。
- ヘレン(ジエム・ミー 9X)
- 2017年の人気デザイナー。ニュイの雇い主。
映画『サイゴン・クチュール』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『サイゴン・クチュール』のあらすじ【起】
1960年代のベトナム。
サイゴンには、アオザイの老舗仕立て屋「タン・ヌー」があった。
9代目店主の娘の名前は、ニュイ。
彼女は美しく、流行に敏感なセンスもあった。
だからなのか伝統的なアオザイは受け付けられず、母との関係も良くない。
幸い店にはタン・ロアンというスタッフがいたので、ニュイが後を継ぐ必要はないかもしれない。
しかし母は娘にアオザイの素晴らしさを知ってほしいと思い、美しい1着をニュイの部屋に置く。
それに気づいたニュイもその美しさに見とれて、試着しようとした。
その瞬間、彼女は2017年へとタイムスリップするのだった。
彼女は、薄暗くて埃っぽい場所にいた。
見慣れた場所なので、ニュイはすぐに我が家であることに気づく。
しかし、見たことがないくらいに家は荒れ果てていたのだ。
それだけではない。
なんと、今にも首を吊って死のうとしている女性までいるではないか。
ひとまず自殺は中断し、女性は「アン・カイン」と名乗る。
みっともなく太ったこの女性こそ、未来のニュイの姿だったのだ。
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映画『サイゴン・クチュール』のあらすじ【承】
アンの話によれば、母親は急死したようだ。
そしてすぐに店は閉めなければいなくなり、家を失うまでも時間の問題だった。
アンが自殺しようとした経緯を知ったニュイは、未来を変える決意をする。
まずは、トアンという人物に力を借りようとするのだった。
ニュイは、2017年の有名デザイナー・ヘレンに雇われる。
しかしニュイは元々、1960年代の人間。
彼女のセンスは、ヘレンに『時代遅れ』と評されてしまう。
ヘレンはある日、ベトナムのセレブからの依頼を受ける。
しかし上手いようにデザインが定まらず、イラついた彼女はアシスタントに八つ当たりしていた。
そこでニュイは、アシスタントに自らのデザイン画を見せる。
そこから彼女はプレゼンテーションを任され、大成功を収めた。
ニュイのデザインは2017年は「レトロファッション」として受け入れられ、ベトナムで流行り出すのだった。
映画『サイゴン・クチュール』のあらすじ【転】
ニュイの活躍が気に入らないヘレンは、アオザイのデザインを彼女に任せる。
ニュイがアオザイを好んでいないのを知った上での指示だった。
実家はアオザイ仕立て屋だったものの、ニュイは知識も経験も無い。
そこで彼女はアンに相談する。
だがアンも、歳を重ねたニュイに過ぎないので、何もできないのだった。
上手くいかないことにニュイとアンは腹を立てる。
アンは腹を決めて、とある場所に向かった。
その場所には、タン・ロアンがいる。
かつて自分の代わりに母を支えていた彼女は、今となっては店を構えている。
彼女が生み出す「タン・ヌー」直伝のアオザイは、大人気だった。
アンはタンに素直に頭を下げ、『力を貸して』と言う。
タンはそんな彼女に『待っていた』と返した。
実は母親は亡くなる直前、『娘が頼ってきたらアオザイを教えてあげて』と告げていたのだ。
ニュイのアオザイ嫌いも、多忙な母とあまり時間を過ごせなかった寂しさから来たものだった。
映画『サイゴン・クチュール』の結末・ラスト(ネタバレ)
力を合わせて作ったアオザイは、伝統と最先端を組み合わせた美しい出来栄えだった。
このままショーで披露されれば、大絶賛は間違いない。
思惑通りに行かなかったヘレンは、策を講じる。
ニュイのチームの代わりに、自分たちのチームをショーで呼ぶように仕組むのだ。
トアンはそれを止めようとするが、ヘレンは聞く耳を持たなかった。
ショーにはアンやタンも見に来ている。
イベントは順調に進み、最後にデザイナーが呼ばれる時間となった。
しかし呼ばれたのはヘレンではなく、ニュイだったのだ。
呼ばれたニュイはスピーチを終えると、『感謝を伝えたい人がいる』と言う。
そしてステージにヘレンを呼び、2人は拍手に包まれた。
ニュイが1960年代に戻ると、母は元気に仕事をしていた。
そんな母へ、ニュイは自分が仕立てたアオザイを贈る。
母は、とても嬉しそうにしていた。
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映画『サイゴン・クチュール』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『サイゴン・クチュール』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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