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映画『コースト・ガード』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『コースト・ガード』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『コースト・ガード』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0058800

製作年 2002年
上映時間 95分
ジャンル アクション
戦争
ドラマ
監督 キム・ギドク
キャスト チャン・ドンゴン
キム・ジョンハク
パク・チア
ユ・ヘジン
製作国 韓国

映画『コースト・ガード』の登場人物(キャスト)

カン・ハンチョル上等兵(チャン・ドンゴン)
湾岸警備隊の隊員。腕っ節は強いが、プライドが高く好戦的。スパイの侵入阻止に異常なまでに執着し、周囲を困惑させる。
キム上等兵(キム・ジョンハク)
湾岸警備隊の隊員でハンチョルの同僚。理性的で、ハンチョルの勝手な言動をいつもフォローしている。
ミヨン(パク・チア)
チョルグの妹。兄の漁民仲間のヨンギルと付き合っている。
チョルグ(ユ・ヘジン)
ミヨンの兄。湾岸警備隊と折り合いが悪く、一方的に敵視している。妹思いで、ミヨンの恋人のヨンギルを良く思っていない。
ヨンギル(チェ・ヒヨン)
ミヨンの恋人。チョルグ達の仲間で、チョルグ同様警備隊を侮蔑している。

映画『コースト・ガード』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『コースト・ガード』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『コースト・ガード』のあらすじ【起】

韓国国境沿いの海岸には、スパイの侵入に備えて要所に鉄条網が敷かれている。日没を過ぎてからそこに入ってくるものは、スパイと見做され射殺されてしまう。

コースト・ガード(湾岸警備隊)に所属するカン・ハンチョル上等兵は、人一倍強い使命感を持って日々任務に取り組んでいた。スパイを射殺すれば勲章と報奨金が手に入り、名誉を得られるからだ。反対にスパイを取り逃せば営倉(懲罰房)行きになり、生涯不名誉を背負うことになる。

ハンチョルと同僚のキム上等兵は、いつものようにパトロールをしていた。漁民の若者達が酒を飲んでいるところに通りかかると、その中の1人のチョルグに絡まれる。彼は、「弾も入っていない銃なんか持って。税金泥棒だ」とハンチョル達を挑発する。怒ったハンチョルはチョルグに殴りかかり、キムに止められる。

その夜、ハンチョルとキムは哨所で見張りをしていた。スパイの侵入阻止に使命を燃やすハンチョルは、独断行動が目に余りキムの手を焼かす。

他の隊員が任務の合間にボール遊びをしている間も、ハンチョルだけは黙々と訓練を続ける。その異常なまでの執着心に、隊員達は困惑していた。

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映画『コースト・ガード』のあらすじ【承】

漁村では、今日も若者達が集まって飲んだくれていた。チョルグの妹のミヨンと、その恋人のヨンギルは、酒席を外れて海岸に出掛ける。酔っている二人は立入禁止区域にも構わず入って行き、セックスをし始める。

哨所で見張りをしていたハンチョルは、禁止区域に入った二人をスパイだと誤認し直ちに発砲。まだ死んでいないと分かると、続けて手榴弾を投げて止めを刺す。異変を聞きつけた他の隊員達がやって来るが、死んだのはスパイではなくヨンギルだと分かり皆愕然とする。

次の日、事件を聞きつけた漁民たちが兵舎に押しかけて騒ぎになる。ハンチョルは漁民に非難されるが、軍からは不審者に対する適切な対処が評価されて表彰を受ける。さらに、報奨として1週間の長期休暇を許される。

一方ミヨンは、目の前でソンギルが殺されたショックで心が壊れてしまう。

休暇を終えて兵舎に戻ったハンチョルは再び任務につく。しかし、キムと見張りをしている最中に突然「ソウルへ行く」と意味不明なことを言って勝手に持ち場を離れる。

不可解な言動が続くハンチョルは、結局「精神異常」と診断され除隊を命じられる。

映画『コースト・ガード』のあらすじ【転】

次の日、除隊されたはずのハンチョルが、フェイスペイントを塗りたくって兵舎に戻って来る。そして、「俺は除隊していない」と言い張り、言うことを聞かない。その後も訓練を邪魔して哨所長に追い出される。

それ以降もハンチョルは兵舎に入って来て、度々隊員達に絡み殴り合いになる。

その夜、見張りの邪魔をしていたハンチョルのもとにミヨンがやって来る。彼女はハンチョルの手を引き、海岸まで連れていく。しかし、気がつくと立入禁止区域に入っており、ミヨンの姿も見えなくなっていた。そうこうしている内に、当然の如く見張りの哨兵に狙撃されてしまう。

どうにか命は助かったハンチョルは再び連行されるが、隙をついて逃げ出して行方をくらます。

海辺で遊ぶミヨンを連れ帰ろうとしたチョルグは、彼女の腹が大きくなっていることに気づく。彼女が隊員の誰かに妊娠させられたと思ったチョルグは、兵舎に乗り込み隊員達に問い詰める。すると、ミヨンに手を出した隊員は複数いることが判明した。

哨所長はこのことが外部に知れるのを恐れ、無理矢理ミヨンに堕胎手術をして流産させる。

映画『コースト・ガード』の結末・ラスト(ネタバレ)

次の日の朝、起床した隊員達は軍服と靴が一式無くなっていることに気づく。また、見張り中のわずかな隙をつかれ銃まで盗まれてしまう。そして隊員隊は海岸から何者かに狙撃される。犯人はハンチョルなのか?

哨所長は上層部から数々の失態を叱責され、ハンチョルを即刻捕まえるよう命じられる。

しかし、ハンチョルは一向に捕まえられず、ついにチョ一等兵が撃たれて殺されてしまう。姿を現さないハンチョルに、隊員達は徐々に焦りを見せ始める。それ以降も、ハンチョルの幻影に翻弄されながら激しい撃ち合いになるが、ハンチョルは出て来ない。

夜が明けると、隊員たちは海岸へ様子を見に行く。すると、そこには軍服だけが残されており、近くにはミヨンがいた。

ハンチョルは人が行き交う街の中に立って、軍歌を歌っていた。人だかりができる中、ハンチョルは通行人を銃剣で刺し殺す。そして、駆けつけた警察官に捕まった。

兵舎でボール遊びをする隊員達の姿がある。そこにはハンチョルもいて一緒に楽しんでいる。これはハンチョルの夢なのか?それとも遠い記憶なのだろうか?そしてコートの中には朝鮮半島の姿が浮かび上がっていた。

映画『コースト・ガード』の感想・評価・レビュー

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映画『コースト・ガード』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『コースト・ガード』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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