この記事では、映画『デス・バレット』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『デス・バレット』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/SID0039398
| 製作年 | 2017年 |
|---|---|
| 上映時間 | 90分 |
| ジャンル | サスペンス ホラー |
| 監督 | エレーヌ・カテト ブルーノ・フォルザーニ |
| キャスト | エリナ・レーベンソン ステファーヌ・フェラーラ ベルニー・ボンボワザン エルベ・ソーニュ |
| 製作国 | フランス ベルギー |
映画『デス・バレット』の登場人物（キャスト）
- ルース（エリナ・レーヴェンソン）
- 前衛的な作風の女画家。人里離れた廃村をアトリエにして愛人と暮らしている。
- ライノ（ステファーヌ・フェラーラ）
- 強盗団のボス。金塊強盗を企て、仲間と共に友人ルースのいる廃村に潜伏している。
- マックス・ベルニエ（マルク・バルベ）
- 落ち目の作家。愛人のルースと廃村で暮らし、村の一角にある教会を仕事場にしている。
- ブリゾルグイユ（ミケランジェロ・マルケーゼ）
- ルースの担当弁護士。ライノ達の金塊強奪計画に巻き込まれる。
- 警官（エルヴェ・ソーニュ）
- 金塊強盗団の捜査に乗り出し、ライノ達が潜伏する廃村に辿り着く。
映画『デス・バレット』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『デス・バレット』のあらすじ【起】
7月16日、金曜日、10時15分。地中海をのぞむ人里離れたとある廃村。250kgもの金塊強奪計画を企てるライノと、その仲間であるグロ、アレックスの三人は、友人の女画家ルーが住むこの廃村を隠れ家にした。村の教会には、ルースの愛人で落ち目の作家マックス・ベルニエと、彼女の弁護士であるブリゾルグイユもいた。
12時30分。ライノ達は山道脇に身を隠し、金塊を運ぶ装甲車がやって来たタイミングで銃撃。護衛の白バイ隊員2人と装甲車のドライバーを射殺し、金塊を強奪した。警察が到着する前に素早くその場から逃走し、廃村へ戻るため猛スピードで車を走らせる。
村に戻る途中、想定外の事が起きる。子供を連れた女性二人にヒッチハイクを求められたのだ。拒否するとかえって怪しまれると思ったライノは、彼女達を乗せる。女性はメラニーと子守のピア、子供はメラニーの息子だと紹介される。目的地を聞くと、厄介なことにルースの村だった。
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映画『デス・バレット』のあらすじ【承】
村に戻ったライノ達は、メラニーがベルニエの元妻だと知る。親権は妻と子を捨てたベルニエが持っており、それに納得できないメラニーが半ば誘拐のような形で息子を連れ去っていたのだ。ブリゾルグイユはライノに警察が来るから逃げろと忠告するが、ライノは女達にバレるとまずいので騒ぐなと言う。
13時20分。ライノ達はしばしの休息を取る。ルースは密かにグロを誘惑し関係を持った。
17時05分。警官二人が強盗団の行方を追ってルースの廃村にやって来る。捜索を開始した直後、女性警官がグロに気付かれ右目を撃ち抜かれる。銃声に気付いた男警官とライノ達の間で銃撃戦が始まる。
ライノはアレックスに、警官のバイクとベルニエの車を破壊し、逃げられないようにすると計画を説明。その後、手分けして連中を皆殺しにし、グロと3人で逃げようと話した。
警官はライノ達に投降しろと警告した後、ルースの部屋に駆け込みルースとピアを確保する。直後小屋の上に潜んでいたグロに頭部を撃たれるが、ヘルメットを被っており無事だった。反撃するとグロは逃げ出した。
映画『デス・バレット』のあらすじ【転】
18時05分。ライノは火炎瓶で警官のバイクを燃やす。ブリゾルグイユは、被害者を装い警察に近づく作戦をライノに提案する。ライノは承諾し、彼にベルニエの車を壊すように指示する。しかしブリゾルグイユは、ライノを嵌めて金塊を奪おうと企む。そして、メラニー親子とベルニエに事情を説明し動くなと忠告するが、ベルニエは警察のところに行くと答えた。一方メラニーは子供の略取で捕まる事を恐れ、隙をついてベルニエの車の鍵を盗み子供と逃げようとする。
ブリゾルグイユは、ひとまず警官と組んでライノ達を殺そうとする。ベルニエの車に乗って逃げようとしたメラニー親子だったが、トランクに入った金塊の重みでパンク。さらにライノの銃撃を受け逃走に失敗する。ブリゾルグイユは、ライノが一人で金を持ち逃げする気だとグロを騙し、仲間割れさせようと画策する。グロは真に受けて寝返り、ライノは裏切ったブリゾルグイユとグロの二人を殺せとアレックスに指示をする。
警官は崖を降りて助けを呼びに行けとルースに指示するが、彼女は警察を毛嫌いしており拒否する。仕方なく車に細工して、ライノ達を誘き出したタイミングで爆破しようとする。さらに火事になれば助けが来るはずだと考えた。
映画『デス・バレット』の結末・ラスト（ネタバレ）
グロ達の居場所を突き止めたいライノだったが、アレックスは早々に逃げた方がいいと提案。ライノは承諾し、車が動くか確かめに行けと指示した。アレックスがエンジンをかけたと同時に、警官は細工を発動させて車を炎上させる。しかし、あろうことかルースが花火を打ち上げ、祭りを装い警官の試みを妨害する。その間にライノは砂をかけて炎を鎮火させた。
グロは逃げる前にライノを殺すと言いブリゾルグイユを向かわせ、その間に車から金塊を運び出すが、警官に射殺される。警官は背後からブリゾルグイユに不意打ちされ、負傷しながらも教会に逃げ込む。
ライノが警察とブリゾルグイユを探している間、アレックスはピアに石で殴り殺される。その隙にメラニー親子、ベルニエと共に村を脱出した。ルースに居場所を密告されたブリゾルグイユはライノに撃ち殺された。
夜明け。男警官とライノの一騎打ちになるが、男警官はあえなく銃弾に倒れる。ライノは車で逃走を図るが、ルースが立ちはだかり石垣に追突、炎上し死亡した。
ルースは、燃え死ぬライノと溶けゆく金塊を見つめながら、たばこに火をつけるのだった。
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映画『デス・バレット』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『デス・バレット』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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