映画『ドラえもん のび太の恐竜』の概要:大人気漫画「ドラえもん」の映画シリーズ第1作品目。のび太が発掘した恐竜の卵を、ドラえもんの道具で孵化させ育てあげ、大きくなった恐竜を白亜紀に帰そうとタイムマシンで冒険に出る物語。1980年に公開され人々を感動させ心に残ったことで、2006年にはリメイク作品も公開されている。
映画『ドラえもん のび太の恐竜』の作品情報
上映時間:94分
ジャンル:アニメ、SF、アドベンチャー
監督:福富博
キャスト:大山のぶ代、小原乃梨子、肝付兼太、たてかべ和也 etc
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映画『ドラえもん のび太の恐竜』の登場人物(キャスト)
- ドラえもん(大山のぶ代)
- 22世紀からやっていたネコ型の子守ロボット。勉強も運動も苦手なのび太を助けるために未来からやってきた。皆に頼りにされる存在だが、失敗も多い。
- のび太(小原乃梨子)
- 小学4年生の男の子。何をやってもうまくいかず失敗ばかりで、いつもドラえもんの道具に頼っている。優しさと、たまに見せる根気で物語を好転させていく。
- しずか(野村道子)
- のび太と同級生で、のび太が恋心を抱いている女の子。しっかり者でいつも優しくのび太をフォローしてくれる。
- ジャイアン(たてかべ和也)
- のび太と同級生のガキ大将。いつものび太に意地悪をするが、たまに情に厚いところを見せる。弱点は自分のお母さん。
- スネ夫(肝付兼太)
- のび太と同級生のお金持ち。ジャイアンと一緒にのび太をいじめる事が多い。マザコンだが、物知りな一面もある。
映画『ドラえもん のび太の恐竜』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ドラえもん のび太の恐竜』のあらすじ【起】
スネ夫のいつもの自慢話を聞かされて、自分は恐竜の化石を一匹分丸ごと発掘すると宣言してしまったのび太。しかし、偶然発見したのは骨ではなく卵の化石だった。本物の恐竜を育てて皆を驚かせたいと考えたのび太は、ドラえもんの道具であるタイムふろしきを使って、卵が化石化する前に戻すため必死で温める。やがて卵は孵化しフタバスズキリュウの赤ちゃんが生まれ、のび太はピー助と名付ける。ピー助はのび太に懐き、のび太も愛情をもって育てた。
しかし、成長促進剤を飲んだピー助は日増しに大きくなり、ママに内緒で部屋の中で恐竜を育てるには限界を感じた。のび太は公園の池でピー助を育てることに決め、ピー助のご飯を毎日運び育て続けた。その様子を黒い監視カメラロボットが見つけてしまったが、のび太は気付かない。
ある日、のび太が風邪をひいてしまい、三日間ドラえもんがピー助にご飯を運んだ。しかし、ピー助はのび太に会いたいあまり、街中を通ってのび太の家まで来てしまう。そんな出来事をきっかけに、誰かに見つかる前に皆にピー助を見せようとするが、ジャイアン・スネ夫・しずかちゃんは夏休みで遠出をしている。街中ではすでにピー助の噂が立ち始めていた。さらに悪いことに、のび太とピー助の様子を監視カメラロボットで見ていた謎の黒マスクの男が、ピー助を譲ってほしいとタイムマシンにのって現れた。
のび太は決断し、ピー助が本来生まれていたはずだった1億年前の白亜紀に連れていく。途中でピー助を狙う黒マスクの男に襲われるも逃げきり、ピー助にさよならを告げた。
映画『ドラえもん のび太の恐竜』のあらすじ【承】
ピー助とさよならをして落ち込んでいたのび太だが、ジャイアンとスネ夫に恐竜の化石丸ごとはどうなったのかと詰め寄られる。見つけられなかったら鼻でスパゲッティを食べると約束していたのだ。恐竜を育てたことを証明したいのび太は、ドラえもんにタイムビデオを使ってピー助の様子を見せることを頼む。しずかちゃん・ジャイアン・スネ夫とともにタイムビデオを見たが、白亜紀でのピー助は周囲になじめず、虐められている様に見えることに驚く。謎の男に襲われた際にタイムマシンが故障して、ピー助が本来棲息できる日本近海ではない北アメリカに置いてきてしまった様だ。再度タイムマシンに乗ってピー助を移動させに行こうとするが、そこにしずかちゃん・ジャイアン・スネ夫も無理矢理に同乗したためタイムマシンはさらに壊れてしまう。ピー助の元にはうまく辿り着いたが、タイムマシンの空間移動機能が壊れていたため、1億年後にのび太の家の机があるはずの場所にタイムマシンを持っていかないと未来へ帰れなくなった。皆一度は落胆するも、白亜紀にはアメリカとアジア大陸が陸続きだった事に気付き、日本への移動を始める。
映画『ドラえもん のび太の恐竜』のあらすじ【転】
タケコプターのバッテリーを休ませながら日本へ向かう一行は、ドラえもんの道具を使うことで道中の困難を乗り越え、様々な恐竜と触れ合っていた。
しかし、ついにピー助を狙う黒マスクの男がのび太達を見つける。その正体は、時間旅行の法律に違反して恐竜を捕獲し、はく製などを作って金儲けをする未来の恐竜ハンターだった。ピー助ほど人に懐いた恐竜はなかなかいないので狙っていた。恐竜ハンターは、のび太達を元の時代に送り返す代わりにピー助を引き渡す様に交渉してきた。同時に黒マスクの男は依頼人の恐竜コレクターを呼び、どうせ恐竜を渡さない子供達を一緒に狩ろうとする。
ピー助を渡すかどうか話し合ったのび太達が出した答えは、粘土で作った自分達の人形を囮にして相手のタイムマシンを乗っ取る、つまりピー助を渡さないことだった。しかし、囮の粘土人形はあっという間に捕まり、本人達も見つかり追い詰められ、しずかちゃん・ジャイアン・スネ夫だけ捕まってしまう。ドラえもんとのび太は捕まった三人を捕まえようと相手の基地に忍び込むが、三人が捕まっている競技場にまんまと誘い出され、全員まとめてティラノサウルスの餌にされそうになる。しかし、そのティラノサウルスは旅の途中で桃太郎印のきびだんごを食べさせて家来になった恐竜だった。
映画『ドラえもん のび太の恐竜』の結末・ラスト(ネタバレ)
ドラえもんとのび太が恐竜ハンターの基地に忍びこんでいる頃、23世紀のタイムパトロールの監視カメラロボットも恐竜ハンターの基地を見つけだし、墓地に向かっていた。
一方、家来のティラノサウルスを従えて反撃に出るのび太とドラえもん。ティラノサウルの背に乗り、黒マスクの男と恐竜コレクターを追いかける。二人はタイムマシンに乗って逃走しようとしたが、すでに到着していたタイムパトロールによって捕獲され、しずかちゃん・ジャイアン・スネ夫も無事に助けだされた。
タイムパトロールに日本まで連れてきてもらい、のび太とピー助の別れの時がきた。ピー助はやはりのび太から離れたがらないが、フタバスズキリュウの群れを見つけ仲良くなる。その隙にのび太は元の時代へ出発してしまう。泣いて追いかけてくるピー助に、タイムマシンの中からさよならを叫ぶのび太。
現代の日本に着き、生死をともにした仲だと言ってジャイアン達は仲良く帰っていく。のび太は自分の布団で眠りにつく時、ピー助とよく遊んだボールを眺めて、思い出にひたり、そのままボールを抱きしめて眠る。その日のび太が見た夢は、ピー助が群れのかわいいメスの恐竜と、虹を見ながら仲良くしている姿だった。
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