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映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』の概要:地球に突如宇宙船が降り立ちサイヤ人パラガスが現れる。ベジータを新惑星ベジータの王として迎えるべくやって来たのだ。一方、悟空は北の界王から南の銀河の星々が伝説のスーパーサイヤ人によって破壊された事を聞く。正体を突き止める為に悟空は南の銀河へと向かうのだった。

映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』の作品情報

ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦

製作年:1993年
上映時間:70分
ジャンル:アクション、アドベンチャー、アニメ
監督:山内重保
キャスト:野沢雅子、田中真弓、古川登志夫 etc

映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』の登場人物(キャスト)

孫悟空(野沢雅子)
サイヤ人としては下級クラスで、生まれた時は低い戦闘力だった為に地球へ送られた。その後、厳しい修行や多くの敵との戦いによって限界を極め続け、最強のスーパーサイヤ人戦士となった。
ベジータ(堀川亮)
戦闘民族サイヤ人の誇り高い王子。悟空とは対照的に王族の家系で戦闘力は常に高い状態だったが、以前に悟空に敗北したことから強いライバル心を抱くようになった。
孫悟飯(野沢雅子)
悟空の息子。幼い頃から強大なパワーを秘めており、スーパーサイヤ人への覚醒は悟空やベジータよりも早い時期に起きた。その為、父に負けない戦闘力を持っている。
トランクス(草尾毅)
タイムマシーンで20年後の未来からやって来たベジータの息子。未来の世界で悟飯から武術を学び、彼の死を切掛けにスーパーサイヤ人へと覚醒した。
ピッコロ(古川登志夫)
かつて世界征服を企んだ魔族の戦士。悟空と戦い敗れたが、その後は良きライバルとなり、悟飯の師にもなる。
クリリン(田中真弓)
悟空が少年時代に共に修行を積んだ仲間。戦闘力では悟空達に及ばないが、悟飯へ的確なアドバイスをしたり、時には強敵に挑んだりする事もある。
ブロリー(島田敏)
伝説のスーパーサイヤ人。悟空と同じ日に生まれた数少ないサイヤ人の生き残り。普段は大人しい風貌だが、スーパーサイヤ人へ変化する事によって凶暴化し、底なしのパワーを発揮する。
パラガス(家弓家正)
ブロリーの父親だが、彼の強大な力を利用して野望を企てている。ベジータを新惑星ベジータの王として迎えようと地球へ降り立つ。
北の界王(八奈見乗児)
北の銀河を治める界王。伝説のスーパーサイヤ人が南の銀河で暴れ、次は北の銀河が狙われている事を悟空に知らせる。

映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』のあらすじ【起】

悟空は教育熱心な妻のチチと悟飯が入る有名塾の面接に来ていた。塾には自分の子供を入れたいという親が多く来ており長い列を作っている。チチから面接で聞かれるそう質問への回答を練習する悟空。そしていよいよ順番が回ってきた時に、北の界王からすぐに来てくれと連絡が入る。悟空は面接をせずに北の界王の星へ瞬間移動で向かった。

地球では悟飯やクリリン達が花見を楽しんでいた。そこへ突如宇宙船が降り立った。中からは無数の戦闘員が出てきてベジータに向かって跪いている。しかしベジータは彼らを知らない。しかしその中から彼らの指揮官であるサイヤ人の生き残りパラガスが現れる。パラガスは宇宙の帝王フリーザにサイヤ人の星である惑星ベジータが破壊されてから復興しようと計画を進めてきた。そして今回、新惑星ベジータの王としてベジータを迎えに来たのだ。初めベジータは乗り気ではなかったが、伝説のスーパーサイヤ人の存在を知り、討伐する為にパラガスと共に新惑星ベジータへと向かった。

その頃、悟空は北の界王の所で食事をしながら伝説のスーパーサイヤ人の話を聞いていた。南の銀河一帯を破壊し、次は北の銀河が狙われているとのことだ。悟空は南の銀河へと向かい伝説のスーパーサイヤ人の気の出所を探る。

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映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』のあらすじ【承】

ベジータ達は新惑星ベジータとなる星に到着していた。そこには何百もの戦闘員がおり、パラガスの息子ブロリーもいた。到着早々に伝説のスーパーサイヤ人が出現したという情報が入り討伐へ向かうベジータ。それをトランクスは止めようとするがベジータは聞かず、宇宙へと出発してしまう。

クリリン、悟飯、トランクスの3人は新惑星ベジータと言われる星が荒れ果てている事に疑問を抱き散策を始めた。都市に見えた物は廃墟でそこでは他の星から連れて来られたシャモ星人が奴隷として働かされていた。惨い仕打ちをする衛兵を止めようとする悟飯やクリリン。そこへ悟空が瞬間移動でやって来た。

宇宙から戻ったベジータはイライラしていた。伝説のスーパーサイヤ人と会う事が出来なかったのだ。悟空が話しかけるがやはり全く相手にはせず、早々と自分の部屋へと向かった。その時、ベジータの後ろからブロリーがやってきて悟空を睨みつけた。気を高めつつあったが、パラガスが機械を用いて制御したのだった。ブロリーは既にスーパーサイヤ人への覚醒をしており、そのパワーは親であるパラガスが恐怖を抱くほどだった。その為、パラガスは科学者にブロリーのパワーをコントロールする機械を作らせたのだった。しかし同じ日に生まれた悟空によってコントロールの制御が難しくなってきてしまっていた。

その晩、悟空の命を狙ってブロリーがスーパーサイヤ人となって悟空に襲い掛かる。悟空達と同様に一気に戦闘力を増幅させ、エネルギー弾を打つ。しかし、パラガスがブロリーの気をコントロールし、その場を収める。悟空はそのちょっとした戦いの中だけでブロリーが伝説のスーパーサイヤ人である事に確信を持てた。

映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』のあらすじ【転】

翌朝、地球に戻ると言い出したベジータをパラガスが引き留めようとしている。そこへ悟空や悟飯達が連れて来たシャモ星人によってブロリーが南の銀河で暴れたスーパーサイヤ人である事が知らされる。そしてパラガスも本性を現し、本当の狙いは地球を本拠地に全銀河を征服する事を話した。その為に悟空やベジータの様に生き残っていたサイヤ人を間もなく彗星がぶつかる新惑星ベジータへおびき出して滅ぼす必要があったのだ。

ブロリーは戦闘態勢に入り徐々に気を上げて行く。そしてパラガスの制御コントローラーを振り切り、伝説のスーパーサイヤ人へと変化する。気の膨らみは悟空達の比ではなかった。純粋なサイヤ人であるベジータはその変化に驚愕し恐怖に怯える。他のサイヤ人である悟空、悟飯、トランクスはスーパーサイヤ人に変身するが3人がかりでも全く歯が立たない。ブロリーは殆どダメージを受けずに悟空達を重い攻撃で苦しめていった。ベジータは逃げろ、敵う訳がないと叫ぶ。そんなベジータにパラガスはかつてベジータの父であるベジータ王から受けた仕打ちについて話した。生まれながらに強大な戦闘力を持っていたブロリーがいずれ脅威になると考えたベジータ王は、ブロリーとパラガスを抹殺することを考えた。しかし、運よく生き延びた2人はベジータ親子に復讐の機会を伺っていたのだ。

容赦なく攻撃を続けるブロリーを相手に悟空達はもうボロボロだった。そこへピッコロが現れ、体力を回復させてくれる仙豆を食べさせてくれた。気が元に戻りフルパワーの状態で再びブロリーに挑むがやはり勝てない。そんな様子を殺される恐怖に怯えながら見つめるベジータ。そんなベジータに嫌気が差したピッコロが「それでもサイヤ人の王子か」と発破をかける。それで目を覚ましたベジータはブロリーに戦いを挑む。しかしその甲斐もむなしく重いダメージを受けてしまう。

映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』の結末・ラスト(ネタバレ)

彗星が近づく中、パラガスは制御が効かなくなったブロリーを見捨てて1人用の宇宙ポッドで逃げようとしていた。そこへブロリーがやって来る。ブロリーは宇宙船ごとパラガスを押しつぶし彗星に向けて投げ込んでしまった。

他の戦士達が倒れている中、悟空はまだ諦めていなかった。ピッコロ達は自分達に残っていたパワーを悟空に託そうとエネルギーを送る。しかし、ベジータはサイヤ人の王子であるプライドから下級戦士の悟空へエネルギーを送ることを拒む。その間もブロリーの攻撃を受けながらも叫び続ける悟空。そしてブロリーがとどめの一撃を浴びせようとした瞬間、悟空の叫びがベジータに届いた。仲間のエネルギーを吸収し、悟空は一気に戦闘力を上げる。
お互いに最後の一撃を狙って対峙する悟空とブロリー。超スピードで向かい、渾身の一撃を繰り出す2人。そして悟空の拳がブロリーを捉えた。ブロリーは大きなダメージを受けて爆発の中へと消えて行った。

彗星の衝突が刻一刻と迫る中、悟空達は先に出発していたクリリン達が乗る宇宙船へ瞬間移動する。彗星の衝突で崩壊する新惑星ベジータを無事に離れ、地球へと戻ったのだった。

映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』の感想・評価・レビュー

サイヤ人の中でも飛び抜けた潜在能力を持つブロリーが初登場した作品。一見ひ弱な姿のブロリーだが、カカロット(悟空)に近づくにつれ、本能的に力が覚醒し、見た目を強靭なスーパーサイヤ人に変貌する。高圧的な態度をとっていたベジータが、本来のブロリーの力を目の当たりにして、怯えてしまうシーンはどうにも切ない気持ちになってしまう。誇り高きサイヤ人と豪語しているのであれば、最後まで貫いて欲しいと感じてしまう。結局最後はベジータを含めた他の戦士のパワーを悟空に集め、何とかギリギリの所で勝利する。個人的にはもう少し、ベジータのカッコイイシーンが見たかったという印象。(男性 30代)


その圧倒的な存在感から、最新シリーズの「超」を含め、4度も悟空たちと激闘を繰り広げた伝説の超サイヤ人ブロリーのデビュー作。
筋骨隆々で白目をむいた狂戦士のような凶悪な風貌が目を引き、例えば戦闘シーン、彼が放つ気光弾の演出からしても、ほかの戦士たちよりもダイナミックに描かれ、更には普段は自信たっぷりのベジータでさえも、その力を前に恐怖で立ち尽くしてしまうという、ほかにない絶大なインパクトを残した。(男性 20代)

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